Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    はるもん🌸

    @bldaisukiya1

    BL小説だけを書く成人です。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 66

    はるもん🌸

    ☆quiet follow

    いっちゃいちゃしてる忘羨です。

    #忘羨
    WangXian
    #魔道祖師
    GrandmasterOfDemonicCultivation
    #BL
    #ラブコメ
    romanticComedy
    #藍思追
    lamSiChou
    #藍景儀
    blueKingYee
    #雪

    【突発!お蔵入り忘羨】冷たい洞穴の中。二人は熱を分かちあうように寄り添って座っていた。
    「寒いよ…俺、死んじゃうのかな」
    体温が下がっている彼の体を藍忘機がさする。魏無羨の手は氷のように冷えていた。その手を両手で温めてやると、魏無羨がピッタリと藍忘機の胸に頭を預けてくる。

    「私が死なせない」
    そんな二人を少し離れた場所から眺める二人の少年がいた。
    「思追…含光君、ずっと同じこと言ってるけど飽きないのかな」
    「ふふ、魏先輩に合わせているんだと思う」
    藍景儀はフーンと目をすがめ、熱々な道侶たちから目をはずす。姑蘇の方が寒いというのにと思った事はあえて黙っておいた。この場にいる全員が知っている。魏無羨が自分の呪符で火を起こせる事を。夜狩りの帰りに突然雪嵐に見舞われてしまい、急遽見つけたこの洞穴に避難する事になったのだ。
    「あーあ、早く嵐がおさまったらいいのに」
    そうすればこの無駄なやりとりを聞く事なく帰って修練に集中できる。

    藍忘機から瞑想も霊力を上げる効果的な方法だと言われ実践していたのだが、魏無羨が「藍湛、藍湛」と甘えた声を出していて、集中力が続かない。
    「慣れればいいんだ。景儀ならきっとできるよ」
    「この会話に慣れてるお前はすごいよ。早く晴れてくれ~」
    藍景儀の独り言が聞こえたかのように嵐は静まり
    晴れやかな空が顔を出したのだった。

    ~fin.~
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    sgm

    DONE現代AU
    ツイスターゲームをしようとする付き合い立て曦澄。
     確かに、藍曦臣があげた項目の中に「これ」はあった。そして自分もしたことがないと確かに頷いた。
     ただ、あまりその時は話を聞けていなかったのだ。仕方がないだろう?
     付き合い始めて一か月と少し。手は握るが、キスは付き合う前に事故でしたきりでそれ以上のことはしていない。そんな状態で、泊まりで家に誘われたのだ。色々と意識がとんでも仕方がないではないか。もしもきちんと理解していれば、あの時断ったはずだ。十日前の自分を殴りたい。
     江澄は目の前に広がる光景に対して、胸中で自分自身に言い訳をする。
     いっそ手の込んだ、藍曦臣によるからかいだと思いたい。
     なんならドッキリと称して隣の部屋から恥知らず共が躍り出てきてもいい。むしろその方が怒りを奴らに向けられる。期待を込めて閉まった扉を睨みつけた。
     だが、藍曦臣が江澄を揶揄することもないし、隣の部屋に人が隠れている気配だってない。いたって本気なのだ、この人は。
     江澄は深いため息とともに額に手を当てる。
     「馬鹿なのか?」と怒鳴ればいいのだろうが、準備をしている藍曦臣があまりにも楽しそうで、金凌の幼い頃を思い出してしまうし、なんなら金凌の愛犬が、 4757