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    たらpoipiku

    同性同士も異性同士も恋情も友情も割となんでも食べる。
    あわないものは次からは食べない。
    左右も気にしないタイプ。
    短い会話しか書けない系。
    今はダイ大。勇者と大魔道士のコンビが好き。
    みんな好き。
    先代勇者と先代大魔道士と占い師と姫さんを贔屓にしがち。
    キャプションに明記なければダイ+ポップです。
    ×要素は殆どないはず。

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    POIPOI 67

    たらpoipiku

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    再会したかもしれない二人、していないかもしれない二人な「幸せの蒼い鳥の居場所」

    https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=3116479&TD=5458530

    ↑のガッツリと続き。当時、入りきらなかった部分がなんとなく形になったので。
    ダイとポップのお話。
    (+か×かは分かんない)
    相棒の片方だけが喋っているだけ。

    ##ダイ大本編終了後
    ##saitomo2

    蒼い鳥は幸せを謳い続ける レオナ、ありがとう。みんなにおれのことを手紙で知らせておいてくれて。おかげで、みんなもちゃんとわかってくれてる。ポップのことをそっとしておいてくれる。うん、そうだね、あの時は少し大変だった。マァムが「ダイのことをちゃんと見てあげて」って言った時。ポップが「わかってる、だからおれはダイを探している」って静かに言い返してさ。マァム、最後はおれたちのことが可哀相って泣いてたっけ。やっぱり、そう見えちゃうのかな。レオナ、あの後でマァムと話をした?そう、色々とフォローしてくれてありがとう。マァムもわかってくれたんだ。良かった。手紙だけだとわからないよね、おれが隣にいるのにおれのことがわからないなんて。おれだって、いまだに信じられないもの。人間の心とか頭って凄いよ。
     実はあの日からしばらく夜も大変だったんだ。ポップはダイを探す旅に備えてちゃんと眠ろうとするんだけど。ずっとうなされてさ。うなされて目が覚めては自分に呪文をかけて眠って、またうなされて起きての繰り返しで。いつもは、おれが手を握って声をかけると落ち着いて眠ってくれるんだけど。それもなかなか効かなくて。あ、今は落ち着いているから大丈夫。でもおれ、またそんな夜がきた時のために、よく眠るためのお茶とか香りをメルルに教わったよ。一緒にポップの心も診てもらったけど、心の中はダイでいっぱいってことしか視えなかったみたい。それ以上は入り込めないって。

     ジャンクさんたちのところにも行ったよ。ポップのいないところで「旅を続けるときは、無理をしないようにみておきます」と「ごめんなさい」と伝えて。おじさんたちは、おれが謝ることじゃないって言ってくれたんだけど。やっぱりどうしてもさ。
     その日、おれはポップの家には泊まらずに、ルーラでじいちゃんのところに行って泊まったんだ。邪魔しちゃいけないかなって思って。そのまま、ポップがおじさんたちのところにいるならそうなってもいいと思って。でも次の日の朝、ポップがおれを迎えに来てくれてさ。嬉しかったよ。ポップ、おれがダイだってわかんなくても、ちゃんとおれを迎えに来てくれるんだって。おれを迎えに来てくれるのはいつだってあいつなんだ。

     じいちゃんといる時はね、おれがダイって呼ばれてもポップは大丈夫みたい。たぶん、最初にじいちゃんが「この子はダイに似ているから、ダイと呼んでも構わんか」ってポップに優しく言ってくれたからだと思う。ポップも、じいちゃんの前ではダイを探すってあまり言わないし。ぼんやりと、じいちゃんとおれを眺めているんだ。眺めているうちにすとんと眠っちゃうから、頭の中で色々と考えて動いて疲れちゃうのかな。
     ポップが「おまえ、じいさんのところに残るか?」って聞いてくれたんだけど。でもポップはダイを探す旅を続けるっていうから。おれはポップと旅を続けるんだ。ポップって凄いんだよ、あの頃のおれのことをよく覚えていて、何かあると「あのときダイは」って教えてくれるんだ。おれはもうおれのことを忘れていることも多いのに。ポップにとってのダイは、ちっこくて恰好よくて可愛くて本当に頼れる相棒なんだね。いつかおれもそうなるといいな。



    -END-
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    たらpoipiku

    MOURNINGたまきず時空にて、最終決戦の深層神殿へ行く前夜の会話だけ。
    マトリフ師匠とアバン先生とクロコダインを呑ませたいなと思ってたら、ホントに中身のない会話をしはじめて、まとまらず。呑んだくれているのでテンポもあがらず。
    これ以上、どこにも話が行きそうにないので、とりあえずアップしてみました。

    本当は、師匠が寿命で亡くなってもミラドで逢えるかもって話もしようかと思いましたがそぐわない気がしたのでカット。
    絆の旅路-捏造7章5.6話の別の部屋 呑んだくれな大人たち-マトリフとアバンが割り当てられた部屋にて。
    外で寝るなら床で寝てもいいだろうと誘われたクロコダインがかなりの酒瓶を消費している。



    マトリフ
    「ってぇことは、おめぇが凍ったハドラーをかっぱらった張本人か!」

    アバン
    「マトリフ。『かっぱらった』は無いでしょう。当時のクロコダインの立場からすれば『頼まれて、取り返した』ですよ」

    マトリフ
    「うちの弟子が地面を火炎呪文で掘ったことがある。それはおめぇさんに倣ったってハナシだが。それの大元があの時のハドラー強奪たぁね」

    アバン
    「どこで縁が繋がるかわかりませんね」

    マトリフ
    「オレが使うには気持ちのわりぃ言葉だが、これもピラの言葉を借りると絆が繋がったってやつかね」

    クロコダイン
    2122

    たらpoipiku

    DOODLE絆の旅路7章のネタバレあり。
    ダバの里の後、深層神殿まで。
    ポップとレオナと少しダイ。

    ダバの正体を知った後にこんな会話をしてたら楽しいかもな、という想像です。
    レオナも呼ばれるかもしれないねっていう会話をしています。


    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け。
    絆の旅路-捏造7章5.1話 魔法使いと賢者の密約-レオナ
    「わかったから、単独行動しないから。最低でも誰かと2人、基本は3人でしょ。ゴメちゃんとメルルと一緒にいるようにするわ。あたしに何かあったらゴメちゃんについててもらって、メルルがダイ君たちに連絡をいれるようにするから」

    ダイ
    「ほんとうにわかってる?」


    レオナ
    「わかってるから!出発までの間、バランに稽古をつけてもらうんでしょ。行ってらっしゃい」

    ダイ
    「うん、行ってくる」

    レオナ

    「……」

    ダイ
    「ほんとうに大丈夫かなぁ」

    レオナ
    「いいから!はやく行きなさい!」

    ダイ
    「行ってきまぁす!!」




    ポップ
    「どうしたんだよ」

    レオナ
    「あたしがポップ君のようにゼバロに呼ばれるんじゃないかって心配みたい」

    ポップ
    「魔法使いのおれが元勇者のゼバロに呼ばれたってこたぁ、賢者の姫さんも呼ばれるかもしんねぇもんな」
    1425

    たらpoipiku

    DOODLE魂の絆のラストのネタバレありまくり。

    最終決戦の深層神殿へ行く前夜。
    それぞれがこんな会話をしてたかもな、という想像です。
    まずはダイとポップとレオナ。

    もどった場合の記憶の有無は完全に想像です。ただ、正式な手続きで呼び出されたわけじゃない(世界の秩序を保つロウィに呼び出されていない)キルは記憶を保持し続ける気がします。

    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け
    絆の旅路-捏造7章5.5話 深層地下神殿近くの街の宿屋にて-決戦前夜レオナ
    「あ、ダイ君、丁度いいところに。今晩の部屋割りなんだけど」

    ポップ
    「今晩の?いつものでいいじゃねぇか」


    【いつもの部屋割り】
    ・ダイ、ポップ、ゴメ
    ・マァム、レオナ、メルル、ピラ
    ・アバン、マトリフ
    ・きずゆう、ノヴァ
    ・ヒュンケル、ラーハルト
    ・バラン


     補足/野宿
    ・ベッドにおさまらないクロコダイン(ときどきノヴァときずゆう)
    ・ハドラー、フレイザード、ヒム


    レオナ
    「ポップ君、明日は深層地下神殿へ行くでしょ。そしてゼバロを倒したら元の世界にそのまま戻るかもしれないわ」

    ポップ
    「ピラの言うまんまなら、おれとダイはロモスに向かう船の上へ戻るんだっけか。ってこたあ、それぞれ最初に呼び出された時間にってことだな」
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    DONE2024/06/30 ジューンブライド内《かえらないでみつめて》
    にて発行予定の作品サンプルです。
    流三WEBオンリー《春と蜜月》にて公開したものと同一です。本にする内容とほぼ変わらないですが、全編書き換えてますのでちょっと違くなると思います。
    流川楓はすべてを手に入れたい 流川楓は、幼い頃から物欲のない子どもだった。

     まだ三歳になったばかりではあるが、彼への誕生日プレゼント、クリスマスプレゼントには何を贈ろうか、両親は流川が三歳を迎えるまで毎回頭を悩ませていたのだ。正直何をあげても無表情、無反応は当たり前で、一番好きなものは睡眠だというお金のかからない子どもだ。それを証明するように、起きているのはご飯の時間くらいだと彼の母親は言う。
     しかし寝てばかりでは体に悪いのではないか……そう悩んだ母親は、流川が歩けるようになった頃から暖かい時間帯で幼い流川を近所へ散歩に連れ出すことにした。それはやがて幼い流川の習慣となり、三歳になった今でも続いている。
     三歳になった流川は歩くことが得意になっていた。道中を黙々と歩き続け、母親や父親の体力の方が先に根を上げてしまうこともあるほど、足腰がとても強く成長していたのだ。
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