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    JIRO52274304

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    JIRO52274304

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    pixivにあげたクリスマスのロンノヴァのおまけ②です。
    鋼の小箱・星の天使(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18952735
    というか入りきらなかった部分を勿体なので再利用しました。

    #鍛冶屋師弟
    blacksmithApprentice
    #ロンノヴァ
    lonnova

    おまけ② シュトーレン坊やがドイツに来ると決まった。

    甘いもの好きの坊やのためにシュトレーンを作るかと思い立つ。
    実は料理は嫌いではない。

    凝り性の己の性分を知っているからむやみに手を出さないだけで、旨い酒があればそれに合う旨いツマミを作ったりもした。
    だが、パンや菓子をいった類は作ったことがなかった。

    12月になりレシピを参考に、まずはドライフルーツの下準備を始める。

    市販のものはどうも甘すぎて食指が動かないが、自分で作るとなれば別だ俺と坊やの趣向のギリギリのラインで甘いが甘すぎないところを目指す。
    ただまあ、ドライフルーツをラム酒漬けは多めに入れよう。
    風味は大事だろう。

    次の日は生地を作る、思ったよりも手順が多いが基本混ぜるだけ分量さえ間違わなければ俺にも出来そうだった。
    ベンチタイムを挟みつつ生地を発酵させていく。
    途中風味付けのために昨日余ったラム酒を少し加えたが問題はなさそうだった。
    生地を休ませつつ、ドライフルーツを加えてさらに捏ねて、ようやく馴染んできたところで2回目のベンチタイムをおく間に、坊やからのリモート通話が入った。

    他愛もない会話をしているうちに、ちょうど良い時間がたっていた。

    通話を切るとオーブンを温めて生地を焼く。
    様子をみながら1時間程度で焼きあがったので、急いで溶かしバターをたっぷりと塗り粉砂糖をふりかければ完成ということだ。

    混ぜて捏ねて焼くだけなので失敗はなかった…はず。

    坊やが来る頃には食べごろになるはずだと。
    アルミホイルとラップで厳重に包装してから冷暗所に保管する。

    ただ、坊やが帰ったあとに存在を思い出すことになるなんてこの日の俺は知る由もなかった。
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    JIRO52274304

    DOODLE現パロの書きたいところだけ書いてます。
    書いてる人間が名工にマッチョの夢を見てるせいで、弟子がだいぶヘンタイみたいなこと言ってます。
    トレーニングについてのあれこれは想像で書いてるので正しくなくとも、フィクションでファンタジーなので、何卒ご容赦ください。
    しれっとラーさんがトレーナーとしていますが、この話ではとくに話には絡んできません。
    先生と雄っぱい先生は大変にスタイルがよろしい。

    それを知ったのはお付き合いを開始して初めてキス以上の性的な接触をした時だった。もちろん服の上からでもスタイルがいいのは分かっていたんだ。
    背は高いし、肩幅もある、ウェストは少しだけ細いが華奢というわけではない。モデルみたいな体型だなって思ってたんだけど…そうじゃなかった。
    曲がりなりにもボクはスポーツ科学を専攻しているので体の部位や筋肉について一般の人よりは知識もあるし、ボク自身がアスリートだったので鍛えてもいたし。人の体について見識があると思っていた。

    その日、先生とキスをして気分が高揚してきてお互いに素肌に触れたくなって、先生がボクの着ていたシャツを捲り上げて素肌の脇腹に触れてきた、突然自分以外の体温が触れたことで思わずビクリと体を震わせたら、それが先生の興奮をさらに煽ったのか、さらに奥まで手が滑り込んできて、ボクはだんだんと息が荒くなって自分だけそんな状態なのが恥ずかしくて、ボクも先生のシャツの裾から手を差し入れて、初めて先生の生身に触れたんだ。
    3030