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    ill_DOCyu02

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    ill_DOCyu02

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    D4の時空院くんとじゃくらい先生
    時空院くんの執着心と先生の平常心がぶつかり合ったら。
    彼らにとって生きるとは。命とは。
    全く異なる感性を持つからこそ、繰り広げられる歪んだ世界があると思いました。

    時空院くんに見え隠れするヤンデレ気質にほんの少し触発されて。

    #ヒプステ
    hipster
    #D4
    #時空院
    timeAndSpaceInstitute
    #寂雷
    silentThunder

    「貴方がいつまで経っても殺してくれないから、私は思い立ったのです。貴方がむしろ殺したくなるようなことをすればいいのだと」

    寂雷は眉をひそめた。これは執着だ。それも相当厄介な、粘着という名の執着。
    極端な愛情は一種の執念に変わる。彼の捻じ曲がった究極の羨望の眼差しは、もはや自分へ関心を向けられることすら通り越し猛威を振るう異常なまでの破壊行為でしか満たせないのだ。

    「そこまで殺してほしいと訴えるのに、私を殺そうとはしないのですか」
    「解釈違いです」
    「解釈違い?」
    「人間はえてして自分より強い生き物に手をかけられたいと思う生き物でしょう?」
    「言ってる意味が分からないのですが」
    「私は貴方に強くあってほしい。そう、"私より"。
    そうすれば私はいつまでも貴方を追い続けていられる。真の意味で生きていられる。
    しかし逆となればーー解釈違いです。殺してほしいと思うどころか、追う価値もない。そうしたら殺すまでです」
    「随分とシビアな物言いですね」
    「憧れとはそういうものじゃありませんか。
    だが私が心の底から強いと認める人間などそういない。……いやいなかった。あの日、貴方を見るまでは」

    時空院は寂雷に背を向け、部屋の片隅の小さな木製テーブルに歩み寄ると、湿った天板の上に蝋燭を灯した。静かな暖色の炎が、青い暗闇にゆらりと溶け影を落とす。

    「ガムシロップ、飲みます?」
    「遠慮します」
    「美味しいのに」
    瓶の中で揺れる透明な液体をマグカップに落とすと、時空院は目を細め愛おし気にそれをあおった。





    (続く…かも?)
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    ill_DOCyu02

    PROGRESS【触手×⚖️】
    2023.2.18(土) あつグニWebオンリーにて
    公開予定小説のサンプルです。

    ⚠️この作品は成人向け🔞です!
    サンプルはセーフですが、本編には特殊性癖が含まれます⚠️
    異種姦/触手責め/拘束/尿道責め/潮吹き/結腸責め/強制絶頂etc.
    何でも許せる方でお願いします。
    エンドレス・エクスタシー【プロローグ】

     それは俺が久方振りのソロキャンプを終えた時だった。

     辺りは日が沈んですっかり暗くなり、湿った土と葉の香り、そして鈴虫の音が風に乗って頬を撫ぜる。
     秋も深まったこの頃、こうして一人山に繰り出しては美味い酒とソーセージに舌鼓を打つ。このささやかな時間が俺は堪らなく好きだ。何故なら此処には休憩を乱す口煩い小坊主も、泣き虫のガキも、無自覚に競争心を煽る旧友もいない。山の真っ只中は人の気配こそないが、一人で居たい俺は敢えてそういう場所を選んでいたし、静かに自然の息遣いを楽しみ自分と対話するのに此処はもってこいの場所だった。
     いつものように片付けを終え、さぁ帰ろうと膝を払って立ち上がる。ソロキャンプとはいえ食事のみの簡易的なもので、テントの準備まではしていないから、真っ暗になる前に街が見える麓まで降りなくては。
    1908

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