nanana☆quiet followSPOILER「イカロスの忠堰」のPC3とPC4のすけべなやつ。年下低SIZ高STR×年上高SIZ低STRとかかるとさんが言ってくるから癖に入ったやつ。ただしここにいたるまでのことを考えると頭に霞がかかってしまう、どうやったらなれるんだ? ##TRPG創作 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow nananaPAST制服パーカー事件の話。現パロ。 2637 nananaPASTタイトルのまま。お誘いの話。 959 nananaPAST付き合っている多喜啄。嘔吐表現あるので注意。 2937 nananaSPOILER「フィクサーと災演」現行未通過× HO3と某NPCの十割捏造話。KPが好きにしていいって言ったから…… 2486 nananaSPOILER「フィクサーと災演」現行未通過×シナリオ途中ですが、雑談タブの発言たち抜粋。 nananaSPOILER鰯と柊 現行未通過× 私たちはEND3の命。 1446 recommended works bunbun0rangeDONEシモ樹シモ→樹無自覚片思い。見てくれない彼を見てる話 Side:S それは始めて見る光景だった。 「タツキ!?」 「はぁ……っ、はぁ……」 薄気味悪い部屋の中、タツキが力なく床に崩れ落ちる。誰よりも早くカチャカチャとドアを開けようとしてくれていた腕は、支えを失ったようにだらんと弛緩していた。顔は真っ青で、呼吸は乱れている。easyが口癖のなんでも卒なくこなすタツキが、俺とヒジュンの目の前で急迫した状態になっていた。 薄暗くチープさが残る狭い部屋。そして、小物の影に隠してあるカメラ。極めつけは、いかにも胡散臭そうなお札。「打ち合わせの時間までここで待機してください」とスタッフに言われた時から、俺はこれが何の撮影かはなんとなく察していた。電気が消えて入口のドアに鍵がかかり、いよいよどんなリアクションを取ろうと考えた矢先。真っ先にドアが開かないか確認していたタツキが、ズルズルとその場に倒れ込んだのだ。 9255 nananaDONE名前を呼んでイチャイチャしてるだけの話。結局君が呼ぶならなんでもいい。 1952 nananaDONE不眠症の男とその恋人の話。同棲してる。砂時計はまだ落ちない(雷コウ) 好きな人の前では安心して眠れる、なんていうのはソシャゲのストーリーの定番で。 ゲームのストーリーを流し読みしてしまうタイプではあるのだけれど、それは流し読みだとしても覚えてしまっているほどの定番ネタだ。オキなんたらなんていうホルモンが出てウンヌンカンヌン。それは別に覚えておく必要もないし、思い出す必要もない。 目覚めた瞬間に空になっている腕の中を見ていつも苛立ちと悔しさの混ざり合った感情に意味もなく叫び声をあげたくなる。どうせまた、と舌打ちをして起き上がって机を見る。昨夜あれだけ乱れて鳴いていた男が、そんな事実は無かったのだと思わせるように淡々とパソコンで何かを叩いていた。 その背中を眺めながらため息を吐くのは何度目だろうか。 1783 nananaDONE事後の話。足腰立たなくなったコ様。青春アラカルト(雷コウ) ぼんやりとした意識が徐々にクリアになっていく。性行為後の気怠さと節々に残る痛みを感じながら虚ろにホテルの天井を眺める。最後に、落ちるなシャワー浴びろ、と頬を叩かれたことは覚えていた。返事だけをした記憶はあるもののそのまま寝落ちてしまったらしい。申し訳程度に掛けられていた薄いシーツが上からかけられていた。 狭い室内、音は全て筒抜けで浴室のシャワーの音も全部聞こえていた。当然それはさっきまで肌を重ねていた男がシャワーを浴びている音だろう。 喉が渇いた。 もぞもぞと緩慢に起き上がる。シーツを剥いだ途端に感じた冷気。またあの男はクーラーの温度を下げている。ぞわぞわと肌が粟立つのを感じながらベッドから降りるために地面に脚をつく。最初に感じたのは床がぐにゃりと柔らかく変形したような錯覚。力を込めたはずの膝がかくんと折れ曲がり体は重力に負けて落下していく。咄嗟に捕まろうとしたした手を伸ばしたサイドテーブル。それはただ上にあった携帯電話を派手に落下させただけでなんの役にも立たなかった。 2501 nananaDONE高速道路を運転をするコ様と助手席のわじき。付き合ってない。夜を行く(雷コウ) どこまでもまっすぐ続く真っ黒な道路に、等間隔で白銀の光が並んで、それをいくつもいくつも追い越して「わ」ナンバーの車は走る。高速道路の横の道はどうしてかは知らないけれど薄汚れた下品なネオンライトに照らされた看板が並んでいるか、もしくは何もないかの二択であることがほとんどだ。さっきまでは前者で車通りも多かったはずなのにいつの間にか後者へと変わっていた。 車内に流れる知らない男がパーソナリティを務めるラジオ番組。流れる音楽は微妙に年代が古いらしく、雷我も隣でハンドルを握る男にもどこかピンとこない。それでも乗車した時から沈黙を続けている二人にとっては、勝手に喋り続ける男の声と馴染みのない音楽は一種の生命線のようなものだった。 1798 nananaDONEちゃんと付き合ってる年下彼氏のバイクの後ろに乗る話。夏を走る(雷コウ)「乗ってけ、駅まで送る」 目の前の投げてよこされた丸いヘルメットは真新しくて傷一つない。渡された青いそれと、男の青い瞳を交互に見つめてコウは立ちすくんだ。 高知で行われたHEAD会議のあとのこと。解散、という利狂の言葉で四人はばらばらの方向へと歩き出す。地元の雷我は我先にと会議室を飛び出して、流は飛行場へのタクシーの手配をする。利狂はといえばまだ高知でやることがあるらしく、残されたコウは新幹線に乗ろうと駅に向かい建物の玄関をくぐった。 玄関先にいたのは、真っ先に飛び出したはずの男だった。バイクにまたがりながらコウにヘルメットをポンと投げてよこす。 「んだよ、アンタ散々杁さんの後ろ乗ってっだろ。つけ方わかんねぇわけじゃないよな」 1785 nananaDONE二十歳になった年下彼氏が一緒に酒を飲む話。酒は強くても弱くてもいい。アルコールは甘くない(雷コウ)「和食君のところのお酒は、噂に違わず美味しいな」 それは普段よりも柔らかで、舌っ足らずに甘い声だった。 一応、というように用意されていた徳利と杯は最初こそ使用されていたものの、お互いにペースを上げるうちにまどろっこしいと直接酒瓶からビールグラスに注がれるようになり、もはやテーブルの片隅に片付けられてインテリアと化した。 二十歳の誕生日が来たら君の家のお酒が一緒に飲みたい、と言い出したのは目の前に座っている年上の彼氏のほうだった。高校卒業を機に始めた一人暮らし。この部屋にコウが訪れることは今までにも何度かあったがこうやって酒を酌み交わすのは初めてだった。この生真面目な男が未成年にアルコールを飲ませるなんて許容できるはずもなかったのだ。 2635 nananaDONE年下の男が調子を崩した話。ハッシュ・ア・バイ ベイビー(雷コウ) ホテルの部屋のチャイムが鳴ったのは「何号室?」と素っ気ない年下の男からのラインに返信をした五分後のことだった。 広島でのHEAD会議のあとに用意されたいつものホテル。コウがドアを開けるため風呂上がりできちんと着ていなかった服を正しく着なおしていると、急かすようにもう一度チャイムが鳴った。 ドアスコープの向こうにいたのは先ほどラインを寄こしてきた男で、俯いているその表情は見えない。チェーンを外してドアを開ける。お邪魔します、と呟いた声は小さく覇気がない。ぬるりという擬音が似合うように男は部屋へと入り込んだ。暑がりの男にしては珍しく薄手の長袖を着込んで片手には自分の部屋から持ってきたのであろうシーツを抱えている。どうしたんだ、という言葉よりも先に男は窓際にあった一人がけのソファーを指さしてこちらに尋ねた。 2060 nananaDONEモブ女にナンパされたり、縛ったり、噛まれたりする話。あまりにも古典的(雷コウ) 路面電車のある風景にももう慣れたものだ。何度も会議やら何やらで行き来した広島本部周辺の地理はほとんど頭に入っていてもはや地図は必要ない。D4会議を終えてコウは一人でホテルへの道のりを歩く。少しだけ本部に用事があり一人居残りをしたために他のメンバーはとっくにホテルへと戻っているはずだ。 夏の終わりの日が短くなった世界。オレンジ色の空に東から紫が混じって、雑多な街並みの色合いを一秒ごとに変えていく。人々の喧騒は福岡も広島も変わらず、街に溢れ返る人波に逆らわないように、白いコートを翻らせながらコウは歩いていた。福岡ではちょっとした有名人であるコウも、広島ではまだまだ知名度が低い。誰にも声をかけられず、誰にも振り返られることなく歩く道は少し新鮮でもある。 4964