≪トマ蛍≫こたつの話こたつ。寒い季節を乗り越えるアイテム。社奉行でご飯をご馳走になったパイモンが体験したというそれはとてもとても快適らしく、なあなあ洞天にも置こうぜ! と連日熱烈なアピールを受けている。確かに、最近は洞天の気温を少し下げているのもあり、日が落ちるとぐっと冷え込む。様々な表情を見せてくれるという四季に憧れ、マルに頼んで管理してもらっているのだけれど。全室に暖炉を用意するのも大変だし、かといって火鉢だけでは暖めきれない。新しい暖房器具を導入したいのは山々だが、なんせ邸宅にはどうにか詰め込んだ家具たち。詳しいことはわからないけれど、たくさん家具を置きすぎるとマルが困ってしまうらしい。今はもうこれ以上物を置く余裕がないのだ。
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