モブ霊でループものループもの。
モブを利用するため、自分に依存させ狭い世界のままにする。
その結果、予想以上に執着してしまい、計算が狂う。
しかもヤンデレになり、霊幻に近づくもの全てに牙を剥く。
また霊幻も彼女ほしいのに、女相手にも容赦しない。
モブに絶縁すると言い放ったとき、絶望したモブ、霊幻と心中。
次のループ。
今度はモブに冷たく接する。
利用するだけ利用して。
それでも健気に寄ってくるモブに対して塩対応。
それが何年も続く。
モブ、感情の起伏がなくなり、感情が爆発することがなくなる。
そのかわり、除霊するときなど容赦なく、また人に対しても普通に使う。
霊幻のところにはくるものの、必要最低限のことしか話さない、殺伐とした事務所。
霊幻、これだけ冷たく突き放してもやってくるモブに、心痛めながらも心を鬼にする。
しかし表面上見えないだけで、モブはモブだった。
ある日、何気ない小さいことがきっかけでモブの溜まりに貯まってた感情は爆発。
霊幻に認めてほしい、愛されたいと思う気持ちが酷い執着心と愛欲じみた想いに変わる。
霊幻を力でねじ伏せ、自分に恐怖する顔をみて、恍惚を感じる。
それまで霊幻の作り笑いと自分に向ける無表情しかみたことない。
嬉しそうにもっと怖がって、もっと色んな顔みせてと言いながら霊幻を犯す。
その後も霊幻をさんざんなぶりものにする。
そして抱き終わった後に泣く。
本当は愛したい、愛されたかったと。
間違えた選択肢、またループ。
今度は適度にアドバイスし、またモブの世界を広くさせる。
これでモブは間違えることないと。
目論見通り、モブは視野が広がり、霊幻以外に大切な存在を多くつくる。
その結果、霊幻だけに執着しなくなる。
これでよかった。
霊幻、タイミングを見計らい、そっとモブから離れる。
そして一人になって自分が泣いてることに気づく。
一人で泣いてる師匠のもとに、モブがやってくる。
何も言わずただ隣にいる。
モブもまたループした記憶持ってた。
互いに想いが通じ合い幸せになるエンド