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    りま!

    @ririmama_1101

    たまに絵とか小説更新します。
    主にらくがきなので薄ぼんやり(?)見てください。
    幻覚、存在しない記憶ばっかりです。

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    りま!

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    宗戴+浄
    拗れたり喧嘩したりします。
    名前があるモブ女性が出てきます。

    #宗戴

    赦し 仕事がひと段落つき、戴天がふとスマホを確認すると宗雲からメッセージが届いていた。
    「土曜日の21時××後援に来れるか?」
     相変わらず誤字が多いことにいちいち訂正は入れない。この人の誤字はもう治らないと思っているからだ。簡潔に空いている旨だけを返信してから、残りの仕事を片付けるためにパソコンへ向かう。
     宗雲からの誘いはこれが始めてではない。彼とは紆余曲折あり、再び親交を深めるようになった。時間があれば肌を重ね、キスもする。ただ、私も彼も愛を囁くことはしなかった。世間一般ではこのような関係を恋人と呼ぶのかは分からない。きっと私は確かめるのが怖いのだと思う。もし彼に抱いている感情が一方通行だとしたら、虚しさだけが残るから。

     土曜日になり、仕事を切り上げてから指定された公園に向かう。企業地区から商業地区への車の中で、明日の仕事の調整をする。雨竜にはあらかじめ日曜の午前は空けておくように指示をしたが、日曜日には予定を入れないのでゆっくり休んで欲しいとの連絡が来た。本当に優秀な子だと自然と口元が笑みをつくる。
     公園に着いたのは約束の時間より少し早く、宗雲はまだ到着していなかった。ひとまず到着のメッセージを送り、近くのベンチへ腰掛ける。今日は一体どこへ連れて行ってくれるのだろう。彼は美味しいお酒が飲める店をよく知っている。きっと今日も彼がお勧めしてくれる店に行くことになるのだろう。
     時計を見ると21時になっていた。宗雲が約束の時間に遅れることは珍しい。しかし人間誰しも遅れることが一度や二度あるだろうと思い、メッセージアプリを開く。既読はついていなかった。
     そこから30分。約束の時間はとうにすぎている。電話も繋がらず、メッセージを送っても相手からの返事は無い。このまま帰ろうかと思ったが、もし入れ違いで彼が来たら、お前は来なかったと言われてしまいそうで、それが怖くて動けなかった。仕事ならば連絡もなしにアポに遅れる人間などいない。だから待ち人が来ない時にどうすれば良いのか分からなかった。
     そして1時間。待つ時間が長ければ長いほど、心配も募る。もしかしたら何か事故や事件に巻き込まれたのかもしれない。ここを離れる前に、もう待ち合わせ場所にはいないこと、心配だから無事かだけでも伝えて欲しいとメッセージを送ろうとした手が止まる。ふとスマホから上げた視線の先で宗雲が女性と歩きながらこちらに向かってくるのが見えた。女性は宗雲にしなだれ掛かるように腕を絡み付けている。一瞬、時が止まったかのような錯覚を覚えた。
     見てはいけないものを見てしまったようで、隠れるように彼らと反対方向へ足早に歩き出す。背後から名前を呼ばれたような気がするが全て無視をした。あの人は自ら約束を取り付けておきながら、女性と楽しんでいた。あまつさえそれを私に目撃させようとした。私が待っていた時間は何だったのだろう。律儀に待っていた私が馬鹿みたいだ。いや、実際に馬鹿なんだろう。
     様々な考えが浮かんでは消えていく。周りの景色など目もくれず、行くあてもなく先へ進む。
     どれくらいそうしていたのか、不意に宗雲ではない誰かから呼びとめられた。
    「……高塔?どうしてこんなところに」
    声のした方を見ると、そこには浄が立っていた。
    「……浄くん」
    「ここ、どういうところか分かってる?」
    「え?……あ」
     改めて周りの景色を見ると、そこはラブホテルが立ち並ぶような通りだった。戴天にとっては全く縁のないような場所で、だからだろう、浄も訝しげにこちらを見ていた。
    「少し考え事をしていたようで」
    「ふ〜ん、そう?まぁいいけど、とりあえずここら辺は治安もあまり良くないし引き返した方がいいぞ」
    「ご忠告、ありがとうございます……」
     引き返す、と聞いて少し躊躇いが出る。来た道を戻ってしまったら、それこそ女性と一緒の宗雲と鉢合わせるのではないか、そうなれば今度こそどういう顔をしたらいいか分からない。
    「何か訳ありのようだね。時間があるなら話を聞いてあげようか?」
     何か事情があると思ったのだろう、浄が返事も待たずに腕を取って歩き出した。
    「いや、あの、」
    「君、すでに何人かに目を付けられてるよ。気づいてないのか?」
    「え、」
    「これだから大企業の社長さんは。とりあえず俺の行きつけの店に行こう」

    「何だって…?まさか宗雲がそんな」
     浄が行きつけだというバーに入り、ひとまずお酒を注文する。少し自棄になってアルコール度数の高い酒を選んだ。
    「でも事実なんです。私を見て驚いた顔をしていました。まるで……1時間も本当に待っていたのか?というような顔で……」
    「宗雲が連絡も無しにそんな約束の破り方をするとは思えないが……」
    「相手が私、だからでしょうか。そこまで私が憎かったのかも知れません」
     自ら言っておきながら、ずきりと胸が痛む。でもどこか納得してしまうような、そんな気がした。もしかしたら宗雲は私を恨んでいたのかも知れない。最愛の弟に向かって嘘を吐き続けていた私を。
    「いやぁ……それは無いと思うけどなぁ」
    「でもその他に理由なんてありますか?」
     浄が考え込むような仕草をする。宗雲と付き合いも長ければお互い詮索しない仲とはいえ彼のこともよく知っているこの人が悩むくらいなのだ。やはりそれ以外に理由なんて無い。
    「うーん……あ、ちなみにその相手の女性の特徴とか分かるかい?」
    「一瞬しか見ていませんが、確か長い黒髪で、少し露出が多い服装をしていたような……」
    「あぁ〜、それ宗雲のお客さんかもね。それもかなり宗雲に入れ込んでる。来る途中で捕まったのかも知れないな」
    「だからって連絡も無いだなんて」

    「……高塔」
    不意に背後から呼ぶ声にビクリと戴天の肩が震える。この声は、宗雲だ。
    「どうしてここが」
    「それは、俺が連絡したからだよ」
     浄が隣でスマホを振っている。いつの間にか浄が宗雲に連絡していたらしい。裏切られた気分になって、戴天は立ち上がると財布からお札を数枚引き抜いてテーブルの上に置く。
    「君を信じて話した私が悪かったですね。……本当に今日は最悪だ」
     そう言い捨てて、店の扉へ歩みを進める。宗雲が何か言っているがもう何も聞き取れない。とてもじゃないが相手をする気力は無かった。

    「……追いかけなくていいのか?」
     チラリと扉の外へ消えた戴天を目で追った浄が宗雲に尋ねる。
    「その前に。どうしてあいつと?」
     てっきりそのまま戴天を追うと思っていた宗雲が浄に歩み寄る。
    「なんでだと思う?高塔から連絡が来たのさ。慰めてって、ね?」
    「!?……お前」
     宗雲の瞳に明らかに怒気が混じる。
    「どうして怒るんだ?お前のほうこそ、1時間も待たせた挙句、レディと姿を現すなんてさ。不誠実だろう」
    「それは」
    「まぁ邑子さんだろ?分からなくもないけど」
    「今日は特にしつこくて振り払えなかった」
    「それでも連絡1つくらいはするべきだったな。……高塔から連絡が来たというのは嘘だよ。高塔のこと、どこで見つけたと思う?ホテル街だよ」
    「!!」
    「すでに何人かに目を付けられてたから助けたのさ。感謝して欲しいぐらいだよ」
    「……すまない」
    「たまたま見つけたから良かったけど。高塔、ここらへんの土地勘は無さそうだったから、またひとりでホテル街まで戻ってるかもな?」
    「……礼は必ずする」
    「オーケー。じゃあ早く行きなよ」
     足早に店を去った宗雲を見送って、浄は目の前に置かれた酒を煽る。
    「ほんと、手がかかるな」

     店を出た戴天は、また当て所なく歩いていた。もう何も考えたくないくらいには疲れていたし、2度も人に裏切られて気分は最悪だった。
    「お兄さん、おひとりですか?」
     声を掛けてきたのは若い男だった。返事をする気力もなく立ち止まってぼうっと男を見遣る。全身シックな黒の衣服を身に纏った長身の男はにこやかに戴天を見つめている。
    「すみません、私急いでいるので」
    「そうなんですか?でもここから駅まで行ってたら終電なくしちゃいますよ?ここら辺はタクシーも拾えないですし……家近いんですか?」
     矢継ぎ早に質問を投げかけてくる男に、答えるのも面倒で、戴天は歩き出す。その横を男は同じ速度で着いてくる。
    「……」
    「聞いてますか?僕、振られちゃったばっかりで。一晩ひとりでいるのは寂しいなと思ってて。近くのバーで飲みません?」
     質問ばかり一方的に投げつけられ、このまま無視をするのが最適だと思ったが、なんだか境遇が似たように思えて、知らない人間とバーで飲むくらいなら構わないかという思考に傾いた戴天が足を止めようとしたのと同時だった。
    「その男の先約は俺だ」
     後ろから伸びてきた宗雲の腕に腰を抱かれる。
    「なんだ、男連れかよ」
     先程までにこやかだった男が舌打ちをして離れていく。あまりの変貌ぶりに唖然として去っていく男を見つめていると、ぐっと腰を引かれる。
    「ああいう奴が多い場所だ。離れるぞ」
    「待ってください、その前に腕を」
    「この方が都合が良い。我慢しろ」
    「嫌です!!離してください!!」
     まるで何事もなかったかのように接してくる男に嫌気がさす。気にしているのはこちらだけで、相手にとっては些細なことだったと突きつけられているようでそれが何より嫌だった。
    「今日はもうあなたの顔を見たくありません。……離して」
    「だめだ。もう離さないと決めた」
     腰を抱かれたまま、宗雲が歩き出すと引きずられるようにしてその場を後にする。

    「……ここは」
    「俺が借りている部屋だ」
     少し歩いた場所にあるマンションの一室に連れてこられた。ソファーに座らされ、改めて部屋を見回すと、物が少なく、生活するのに最低限必要なものしか置いていないようだった。それがますます戴天を傷つける。本当の家ではなく、仮初の、それこそ女性を連れ込むだけの部屋のような気がして。公園で見た姿がフラッシュバックする。思考がどんどん嫌な方に転がり落ちて、自力では止められない。
    「あなたは……どうして今更このような嫌がらせを?」
    「一体何の話をしている?」
    「歩み寄ったと見せかけて。結局は私に嫌がらせをするための芝居だったということですか?ふざけるな!!」
     もう我慢できなかった。少しは歩み寄れたと思っていた心ごと全て踏み潰されて、バラバラになって砕け散ったような気がした。でも同時に気づく。この結果は最初から分かっていたことではないか?宗雲と個人的な感情で会う、それが高塔の者として正しいか、答えは明確だった。
    「落ち着け。お前は勘違いをしている」
     なんとか落ち着かせようと隣に座った宗雲が伸ばした腕を叩き落とす。
    「触るな」
    「分かった。今は触れない。だから話を聞いてくれ」
    「…………。また取り乱してしまいました。どうぞ、続けてください」
     大きく息を吸って、吐く。前に経験した苦い会食の思い出が蘇ってきて、2度と取り乱さないと誓ったのに、また声を荒げている。どうもこの男の前だと感情が大きく出すぎてしまう。更に2回、深呼吸をして目を瞑る。
    「お前との約束の時間には到着する予定だった。ただ向かう途中で、厄介な常連客に捕まった。相手も相当酔っていたようで、なんとか帰そうとしたんだが…うまくいかなかった。ただお前をこれ以上待たせたくないという気持ちが先走ったから、あの人がいるまま待ち合わせ場所に向かってしまった」
    「……だいたい事情はわかりました。浄くんが言っていました。あなたに相当入れ込んでいる、と」
    「ただの言い訳だ。お前を傷つけたことに変わりはない。……どうしたら許してくれる?」
    「そんな必要はありませんよ」
    「だが」
    「あなたと2人きりで会うのは今日限りです」
    「……」
     今まで考えないようにしていた答えをハッキリと自覚してしまえば、いつも通りの私に戻れる。本当に浮かれていたのだと思う。少し考えれば分かることだったのに、それを放棄してしまった。身も心も高塔のために生きる私には不要な感情。
    「これはきっと私への罰なんです。薄々分かっていました。結ばれるはずのない人に想いを寄せてしまった、私への罰です」
    「戴天、」
    「私もまだまだだと思いませんか?高塔のためでなく、自分の気持ちを優先した。今がその結果です。あなたは悪くありませんよ。むしろ感謝しています」
    「……」
     宗雲は何も言わない。
    「心のどこかでは分かっていたことなんです。私とあなたがこうやって2人で会うことすら高塔にとっては裏切りだ。私はそれでもあなたに会った」
    「お前の意思で俺と会おうと決めた。それの何が悪いんだ」
    「あなたは何も分かっていませんね。私は高塔のために生きている」
     これまで息をするように唱えてきた言葉だ。彼にだって何度も告げたことがある。納得できるかどうかではない。そう生きることしか私には結局できない。
    「それでも、お前は会おうとしてくれた」
    「……」
    「それが答えなんじゃないのか」
    「その答えの結果がこれなんです。私の答えは間違っていた」
    「間違いだと決めつけるな。そもそも言っただろう。お前は勘違いをしていると。今回の件で謝るべきはこちらでお前は何も悪くない」
     宗雲の眉間に僅かに皺が寄る。苛立っているのか、いつだって私の生き方はこの人にとって理解できないものなのだろう。何年経ったって、環境が変わって立場が変わっても相容れない、これが現実だ。歩み寄れたなんて幻想は捨てるべきだ。
    「ここからはどれだけ話し合っても無駄でしょう」
     とにかく頭を冷やしたくて、この部屋を出るために立ち上がる。これまでの経験で、この手の話はお互いに譲れない部分が大きく、丸くは収まらないことは分かりきっている。結局言い合いをしてもお互いを傷つけるだけで終わるのだ。これまでだってそうだったし、生き方を変えられない私たちはこれからも傷つけ合うことしかできない。
    「そうじゃないだろう……」
     言いながら宗雲が戴天の両肩を掴んで力を込めるものだから、再びソファーへ腰を落とす。真っ直ぐに目を見つめられて身動きがとれない。
    「お前は今、傷付いているんだ。そういう時はもっと怒っていい」
    「突然何を」
    「自分の心を抑えるな。もっと……俺にぶつけて来い」
    「……ッ」
    「本当に俺に言いたいことは何だ?」
    「何も……ありません。もうあなたに言うべきことは言いました」
    「違う」
     強い力で抱きしめられる。幼い頃ですら経験が無かった人の暖かさになぜか悔しくて悲しくて訳が分からなくなって、振り払うことも忘れて宗雲の背中を握りしめた。宗雲の腕が背中をゆっくりと撫でる。
     軽く背中を叩かれてハッとする。大して背格好も変わらない男にきつく抱きつかれて苦しいのかも知れない、と離れようとすると更に強い力で抱き締められる。
    「このまま俺に全てをぶつけてくれるか?」
    「……ッ……」
    「我慢をするな」
     耳元で大好きな声が囁いた。本当はこの人の全てが好きだった。何もかも捨ててこの人と共に歩めたらと考えた日が無かったとは言えない。
    「全部、聞くから。戴天」
     熱に浮かされたように戴天が口を開く。
    「……いっ……1時間も……連絡が取れなくて……心配でした」
    「そうだな、連絡くらいはするべきだった」
    「女性と仲睦まじくしていて……ひどく惨めでした」
    「本当にすまない」
    「仮初の家にしか呼ばれないような、そんな存在だと」
    「そんな訳ないだろう。ここが1番近かっただけだ。ここには基本的に他人は入れない」
    「あなたの隣に並ぶことが、間違いなのだと……思いました」
    「どうして?」
    「女性でも無ければ、うまく甘えることもできない。あなたに何も与えられない」
    「お前が居てくれたらそれでいい」
    「……」
    「本当はもっと早くこうするべきだったんだな」
    「?」
    「昔から感情を抑えてばかりだったお前に俺がしてやれることがあったのに」
    「……それは傲慢です。昔は全てのことに精一杯だった。私も……あなたも」
    「そうだったな。じゃあ今からでも遅くないな?俺はお前の全てを知りたい。本当にお前が思っていることを、全て」
    「すべ、て」
    「そうだ。嫌なことは嫌だと言っていい。悲しければ悲しいと言ってくれないか?」
    「…………ふふ」
    「?……どうした?」
    「初めてです。そんなことを言われたのは。私はこれからも高塔のために生きることは辞められない。でも、あなたの前でなら少しは“私”が思ったことを言っても許されるのでしょうか」
    「あぁ。もちろんだ」
     抱きしめていた腕を解いて、真っ直ぐに宗雲を見る。見つめ返してくる目がとても優しくて、そっと目を閉じて顔を寄せる。宗雲が応えるように戴天の後頭部に手を添えて、唇が重なる。これまでのどんな口づけよりも、心が通っている気がした。

    ◇◇

    「そういえば宗雲。あのあと高塔とはどうなったんだ?」
     ウィズダムに出勤して、ロッカールームで鉢合わせた浄に問われる。
    「あのあと…あぁ、案の定ホテル街に戻っていたから連れ戻した」
    「ふぅーん。で、何かあったのか?」
    「何か……?」
    「なんだかスッキリした顔してるから。良い方向に話が進んだのかな?」
     含みを持たせた顔で浄が宗雲に笑いかける。きっと浄は楽しんでいるんだろう。
    「……。余計な詮索はするな。ただ、あの日は助かった。何か礼をさせてくれ」
    「ま、いいけどさ。宗雲の礼、かぁ……また考えとくよ」
    「無理難題は言うなよ。ところで」
    「ん?」
     着替える手は止めないまま、気になっていたことを聞く。
    「お前は高塔を見つけた時、どうしてホテル街なんかにいたんだ」
    「えっ……」
     浄の手が止まる。
    「お前まさか」
    「余計な詮索はしないんじゃなかったか?……っと、冗談だよ。そんなに睨むな」
    「店の規約は」
    「分かってるよ。高塔を連れてったバーに最初から行くつもりだったんだ。そこに行くのに近道だっただけさ」
    「……まぁ信じてやるか」

    end
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