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    かも🦆

    @mikamika__1111

    ビリグレ、フェイグレ中心。
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    寝ている彼とアイマスク (ビリグレ)

    昨日の特別配信2部のネタバレ?あり。
    付き合ってるビリグレです。
    ちょっと可愛らしいお話にしてみました。
    短いです。

    #ビリグレ
    bigotry

    ゲーム内のボスを倒し、グレイは「ふぅ」と一息ついた。
    しばらく同じ体勢だった体は凝り固まっていたので、それを解すように体を伸ばし、関節の骨をぽきぽき鳴らす。
    時計を見ると、日を跨ぎ時刻は1時を指していた。

    「明日は…朝からパトロールか、寝なきゃ…」

    以前、寝不足で体調を崩してからは睡眠時間の確保に気を使うようになった。
    とはいえ、今日は少し遅くなってしまったなとグレイは心の中で小さな反省をした。
    このままネガティブな気持ちになってしまうのも良くない、とルームメイトであり恋人でもあるオレンジ髪の彼によく言われているため、気持ちを切り替えて、その彼に一言声をかけてから寝よう、と隣の整理整頓された部屋をちらっと見てみる。
    すると、彼は既にベッドに横たわっていた。
    いつもはこの時間でも起きていて、いそいそと情報集めをしているのだが。

    (今日は疲れちゃったのかな…)

    実を言うと、グレイはあまり彼、もといビリーの寝顔を見たことがなかった。
    もしかしてこれ、チャンスなのでは?とグレイの心の中に興味心がうずうずと湧いてしまった。
    そうとなれば、意外にも行動は早かった。
    そっと、ビリーを起こさないように自分の荒れた部屋とは違う綺麗なスペースへと足を運ぶ。
    ベッド横の小さな明かりをつけ、ベッドの傍にしゃがむといつものゴーグルではなくアイマスクを着けていることに気づいた。

    「ふふ…アイマスク、着けてる」

    また1つ、恋人のことを知れたグレイは少し嬉しくなり小さな微笑みを零した。
    頬をそっと撫でたところで、あることに気づいた。

    (え…こ、これ…えぇ、?)

    気づいた瞬間はわわ、と寝ているビリーの傍で1人慌ててしまう。
    どうすればいいのだろうか、自分にしろというメッセージなのか。
    グレイは困惑した。
    見間違えではないか、ともう一度アイマスクを凝視するも残念ながら見間違えではなかった。
    そこには、はっきりと【kiss me ♡】と書いてあるのだ。
    これはグレイにとって試練だった。
    少し前から恋人という関係になったので、それなりのことは進めていたが、グレイからキスをする、ということは今まで無かったからである。

    「う、ぅ…」

    どうしよう、と頭の中でぐるぐる考えるも
    寝ようとしていた頭は上手く働かない。
    よし、もうしてしまおう。一瞬で終わるから!と自分に言い聞かせ、意を決して勢いよくビリーの唇に「ちう、」と口付けた。
    すぐに離し、同時に自分の顔が熱くなるのを感じた。

    「お、おやすみ…ビリーくんっ!」

    そう寝ているビリーに言い、すぐベッドから離れた。
    …いや、正確には離れようとしたが出来なかった。
    立ち上がったグレイの腰には、寝ているはずのビリーの腕が回っていた。
    恐る恐る、目線を下にするとアイマスクを着けたまま口元を緩め、にんまりとしたビリーがいた。

    「にひひ…グッモーニン♪グレイ!」
    「も、もしかして…起きてた?」
    「ん〜?なんのことかナ〜?」

    うっ、これは気づいている時の反応だ。
    グレイは赤くなっていた顔を青くした。
    何も言わなくなったグレイを見たビリーは、嬉しそうにこう言い放ち、いつものようにそっとグレイに口付けた。








    「またオイラにキスしてネ、次はちゃんと俺が起きてるときに」
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    短いです。
    ゲーム内のボスを倒し、グレイは「ふぅ」と一息ついた。
    しばらく同じ体勢だった体は凝り固まっていたので、それを解すように体を伸ばし、関節の骨をぽきぽき鳴らす。
    時計を見ると、日を跨ぎ時刻は1時を指していた。

    「明日は…朝からパトロールか、寝なきゃ…」

    以前、寝不足で体調を崩してからは睡眠時間の確保に気を使うようになった。
    とはいえ、今日は少し遅くなってしまったなとグレイは心の中で小さな反省をした。
    このままネガティブな気持ちになってしまうのも良くない、とルームメイトであり恋人でもあるオレンジ髪の彼によく言われているため、気持ちを切り替えて、その彼に一言声をかけてから寝よう、と隣の整理整頓された部屋をちらっと見てみる。
    すると、彼は既にベッドに横たわっていた。
    いつもはこの時間でも起きていて、いそいそと情報集めをしているのだが。

    (今日は疲れちゃったのかな…)

    実を言うと、グレイはあまり彼、もといビリーの寝顔を見たことがなかった。
    もしかしてこれ、チャンスなのでは?とグレイの心の中に興味心がうずうずと湧いてしまった。
    そうとなれば、意外にも行動は早かった。
    そっと、ビリーを起こさな 1368

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