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    かも🦆

    @mikamika__1111

    ビリグレ、フェイグレ中心。
    増えろ〜

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    POIPOI 17

    かも🦆

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    お誕生日おめでとうございます♡
    プチプレゼントのビリグレです!
    (海賊🍩さんのカードストネタバレ含みます⚠️)

    自撮りの話「んぅ……、」


    グレイがゆっくり目を覚ますと、既に部屋には明かりが差し込んでいた。
    寝ぼけまなこのままスマホで時刻を見ると9 8:34と表示されており、慌てて起きようとするが今日はオフだとすぐに気付いた。
    ふかふかのベッドに埋もれた身体をもぞもぞと動かし、隣にあるはずの温もりを探すが一向に見つからない。
    少し残念に思いながら、メッセージを開くとその原因が分かった。

    【おはようグレイ!よく寝れたカナ?ちょっと朝から情報屋のお仕事が入っちゃったから行ってくるネ〜…お土産買ってくるからいい子に待っててネ♡】


    「そっかぁ……」


    頑張ってね、と返信をしてスマホを置き、もう一度顔を布団の中に埋める。
    すっと息を吸うと、一気にビリーの匂いが胸を満たした。
    (そうだ…ここ、ビリーくんのベッド……)
    少し潔癖の気がある彼は匂いにも気を使っているらしく、ビリー自身のさっぱりとした匂いと芳香剤の少し甘い匂いがとても心地よかった。
    すんすん、とそこに居ないビリーを満たすかのように鼻を鳴らしながらもう一度グレイは眠りについた。













    ピコン



    グレイのスマホから音が鳴る。
    それを合図にグレイは再びゆっくり目を開け、音のなった方へを手を伸ばす。

    「ん〜……」

    なかなか開かない目を擦りながら、スマホを手にすると1件のメッセージが入っていた。
    相手はもちろんビリーからだ。


    【もうすぐ帰れるヨ!】


    そのメッセージを見た途端、グレイの意識が覚醒した。
    バッと身体を起こし、早く会いたいなぁ…と思いながら伸びをする。そのままベッドから下り、ビリーを迎える準備を始めた。
    というよりも、今起きたばかりの自分の身支度をするだけであるが。
    まずルーキー2人の部屋から出て、向かった先は共同のバスルームだ。
    アッシュが居ないことを願いながらゆっくり扉を開けるとそこには誰もおらず、ホッと胸を下ろしながら顔を洗おうと洗面台の前に立つと、目の前の鏡に映った自分の姿にグレイは思わず吹き出してしまった。


    「ふっ……、っ」


    肩を震わせながら、もう一度鏡を見る。
    癖の強い髪が、いつも以上にうねりを発揮しているだけではなく、重力に反して逆さに立っており、某日本のマンガの主人公のような髪型になっていた。
    思わずポケットに入っていたスマホを手にし、インカメにして自身の姿をパシャリと写真に収めてしまった。
    うまく撮れたそれを見ながら、再びメッセージアプリを開ける。
    (ビリーくんも、笑ってくれるかな…?)
    自身の写真を送るのはあまり乗り気ではないが、それ以上にこの面白さをビリーと共有したいと思ってしまった。
    うじうじと悩んでいると意識が一瞬飛び、戻った頃にはその写真が送信されてしまっていた。

    「あっ…、!」
    (お前がずっとウジウジうるせぇから俺が送ってやったぜ)
    「もう……」

    もはや恒例となってしまったやり取りだ。
    仕方ない、実際に自分も送ろうとしていたのだから都合が悪い訳でもないと、最近意識しているポジティブシンキングでその場を凌いだのだった。














    「ハァ〜…終わった、」


    朝イチからやる仕事じゃないヨ〜!と心の中のビリー・ワイズくんが暴れていたが、お得意サマということもあり仕方がなかった。
    何よりグレイが目覚めたときに一緒に居れないことが心残りだったが、それが早く会いたいという力に変換され、さっさと仕事を済ませることが出来た。
    土産のカップケーキを買いに行く道中、もうすぐ帰れる旨をメッセージで送ったあと、ルンルン気分でチームの人数分のカップケーキを購入した。
    甘い匂いに思わず顔がニヤけそうになりながら帰路についていると、ハニーから通知音が鳴る。

    「ン〜?」


    パスコードを入力し、アプリを開けるとそれはグレイからだった。
    しかも珍しいことに画像が送信されたらしい。
    それをなんの迷いもなくタップし開けると、そこには酷い寝癖のグレイが映し出されていた。

    「ぶっ…!」

    道端で1人吹き出してしまい、慌てて周りをきょろきょろ見渡すが幸いにも人はあまりおらず、変人にならなくて良かったと安心した。
    もう一度その写真を見ながら1人で笑いに堪えていると、あることに気づいてしまいピタッと笑いが止まった。

    (ちょ、これはえっちすぎるヨ…!)

    ビリーの視線は、グレイの頭ではなく首筋に向かっていた。そこを拡大するとハッキリと赤い跡が映っている。ビリーは心当たりしかなく、自分の行いに後悔しそうだった。
    しかし、グレイはこのことに気づいていなさそうで(気付いていたらこの写真は送ってこないだろう)そのままエリチャンにでもあげられてしまったら非常にまずいことになるだろう。


    【グレイ!その写真エリチャンにあげちゃだめだからネ!!絶対!ぜーったい!】


    そのメッセージを送ったあと、ビリーはストリングスを使って近道をしながらタワーへと戻って行った。

















    「ただいま!!」
    「わっ……!」
    「グレイ、写真あげてないよネ!?」
    「お、おかえり…あげてないよ、?」
    「ハァ〜…よかった」

    バタバタと音が共同部屋に近付いてくると、勢いよくビリーが帰ってきた。
    いつもはおちゃらけた感じで挨拶をしてくるのだが、今日はいつもと様子が違うらしい。
    そんなに僕の寝癖、酷かったかな…?とグレイは少ししゅんとするも、ビリーはそれを察しぐしゃぐしゃとグレイの頭を撫で回した。

    「わわ…」
    「んふふ、かぁわい」
    「っ!」
    「ちょっと笑っちゃったけどネ、かわいい」
    「うぅ…、」

    案の定顔を真っ赤にしたグレイは、そのまま目の前のビリーの胸元へ顔をぐっと埋めた。
    しかし、ビリーは口を止めなかった。

    「でもグレイ、気付いてないでしょ?ここ、」
    「ん…?」
    「オイラが付けた跡、ちゃんと写真にも映ってたヨ♡」
    「ぅえ、!?」

    グレイは更に真っ赤にした顔をバッと上げるとニヤっと口角を上げたビリーと目が合った。




    「グレイも俺につけてヨ、一緒に自撮りして2人だけの秘密にしちゃお♡」
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    😭😭😭😭😭😭😭😭😭❤☺☺💕💗💕
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    かも🦆

    TRAINING吾輩は猫である(ビリグレ)
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    よーし、決めた。今日はこの2人を追いかけて過ごすことにしよう。















    子どもたちから解放されたビリーとグレイは
    パトロールを再開した。
    ヒーローたちは、パトロールでサブスタンスっていう物体を回収したりイクリプスっていう敵をやっつけたりするんだ。
    2人の後を追っていると、目の前に小さなサブスタンスが現れた。

    「わ…こ 1411

    かも🦆

    DOODLE寝ている彼とアイマスク (ビリグレ)

    昨日の特別配信2部のネタバレ?あり。
    付き合ってるビリグレです。
    ちょっと可愛らしいお話にしてみました。
    短いです。
    ゲーム内のボスを倒し、グレイは「ふぅ」と一息ついた。
    しばらく同じ体勢だった体は凝り固まっていたので、それを解すように体を伸ばし、関節の骨をぽきぽき鳴らす。
    時計を見ると、日を跨ぎ時刻は1時を指していた。

    「明日は…朝からパトロールか、寝なきゃ…」

    以前、寝不足で体調を崩してからは睡眠時間の確保に気を使うようになった。
    とはいえ、今日は少し遅くなってしまったなとグレイは心の中で小さな反省をした。
    このままネガティブな気持ちになってしまうのも良くない、とルームメイトであり恋人でもあるオレンジ髪の彼によく言われているため、気持ちを切り替えて、その彼に一言声をかけてから寝よう、と隣の整理整頓された部屋をちらっと見てみる。
    すると、彼は既にベッドに横たわっていた。
    いつもはこの時間でも起きていて、いそいそと情報集めをしているのだが。

    (今日は疲れちゃったのかな…)

    実を言うと、グレイはあまり彼、もといビリーの寝顔を見たことがなかった。
    もしかしてこれ、チャンスなのでは?とグレイの心の中に興味心がうずうずと湧いてしまった。
    そうとなれば、意外にも行動は早かった。
    そっと、ビリーを起こさな 1368

    ゆかした

    MEMOいつもの自分が読みたいフリー素材ビリグレ妄想ツリー。文字数ヤバいのでぽいピクにしました。
    小説でもない単なるオタクの早口です。
    男体妊娠が見たかった。
    8章後で付き合ってないビリグレなんだけど周囲から見たらどう見ても付き合ってるし無自覚独占欲がすごいビリー。仕事と居住スペース以外にグレイが出る時は可能なら着いてくし着いてかなくても何しにどこに行くかは把握してる(無意識)

    ある日グレイが体調不良でラボで検査してもらうの。そこでグレイのお腹に胎児(状の何か)がいることが判明。日常的にサブスタンスに関わるヒーロー業でなにかしらの影響を受けて男だけど妊娠したんじゃないか的仮説を言われる。サブスタンスてなんか自然現象とか引き起こすみたいなのあったし放射能みたいに蓄積すると人体にも影響あったりするんじゃない?え?ルーキーだろって?お薬の副作用だよお約束でしょ

    周りからは相手がビリーだと思われてるし、グレイのネガ的にグレイにだけ教えると斜め上に行きそうだからビリワと2人同時に教えられるんだよね。
    状況から見るに父親はキミで間違い無いよね?て聞かれるビリワ。
    ビリワ頭真っ白よね。だって付き合ってないし。無意識だけどずっとグレイのこと好きだし。でも付き合ってないし友達だしやってないしちゅーもしてないのに。
    でもそれよりも妊娠してる言われたグレイのが 2014

    ゆかした

    MEMOオタクの早口。浪人時代のモブグレ→ビリグレ妄想。8章前にツリーしたやつのまとめです。薬に縋ってでもヒーローになったグレイくん。浪人時代は藁にも縋る思いでめちゃくちゃ色んな本読んだんじゃないかな。
    元々座学はトップクラスだったし復習はそんなに時間かからないだろうしトレーニングは独学じゃ体力的にも限界あるし、サブスタンスの研究とかメンタルトレーニングとかそういう本たくさん読んでそうだよね
     
    そんな時「サブスタンスの感応と官能」みたいな胡散臭い指南書を見つけるのね。女性向けオーガズム指南みたいなまぁ俗物的な感じの、女性的オーガズムとサブスタンス共鳴は密接に関係するとかなんとかのやつ。要約するとメスイキするとサブスタンス適合性が上がるって書いてあるの。

    行き詰まったグレイくん、アナル開発に着手するんだけど彼実家住まいじゃないですか。親兄妹愛犬いる自宅でアナル拡張なんか怖くてできないよね。

    お薬の時と同じで、ネットでアナル調教してくれる人探すよね。やっぱり自分で触るの怖いし慣れた人がいいよね。人を頼るのはいい事だよ偉いねグレイくん。
    そうして知り合った人にどんどこアナル調教されてナカイキ空イキ潮吹きまで習得するんだけどトライアウトに落ちちゃうグレイくん。
    もうアナル関係な 1094