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    wakame__d

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    CPP1期

    CPP 第2話カラフルPOP★プリキュア
    第2話 「守りたいもの」

    プリキュアとなりポコと協力しながら戦うことを決めたあの日から数日、そして今は飲み友であるわかめだとの飲み会を終え2人歩く帰り道
    「わかめだー!わかめだ!みて〜!」
    酔った時特有のふわふわとそれでいてキラキラとはしゃいだような声を上げわかめだを呼ぶなしな
    「なに」
    「あなたの心ア〜〜ンロック!!」

    そうドヤ顔で決めゼリフを言い切りプリキュアの姿となったなしなが目の前に立つ
    「飲みすぎて幻覚見えてきた、よし解散」
    「ポ、ポコーーー!なしな何してるポコ!」
    「あれれ?ポコ?出てきちゃだめじゃなーい」
    「違うポコそうじゃないポコなしな自分の姿をちゃんと見るポコ!」

    「……幻覚第2弾?」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    「っていうことなんだポコ」
    「ごめんなさい」

    ポコと名乗るピンク色の生き物?の説明いわくなしなはプリキュアという正義の味方的なものになったらしい
    「つまりその説明だと私もプリキュアにならないとなしなの記憶を忘れないといけないってこと?」
    「ポコ!」
    ごめんなさいぃと酔いも多少は冷めてきたのか涙目でわかめだを見つめるなしなと目が合う
    「面倒臭いから良いや」
    「っ!」
    「ねむい、かえる」
    「やだやだやだぁ、私一人じゃ戦えないよ〜〜〜」
    歩き出そうとするわかめだの腰に泣きながら抱きつくなしな
    「はーなーれーろ!」
    「やだ!!プリキュアになるまで帰さねえから!」
    (コイツ!)

    最終的に根負けしたわかめだがポコと向き合う
    「なんか増えてる」
    「フガだフガ!」
    さっきまでいた小さな生物に加えオレンジ色の子も集合している
    「フガもポコと同じでプリキュアの力を地球人に渡すことができるんだポコ!」
    「この子に触ればプリキュアになれるんだね」
    「フガ!」「ポコ!」
    「よろしくお願いします?」
    そうわかめだもしっかり酔っていた

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    「頭いた、変な夢だったな昨日飲みすぎたかも……」
    いつものベッドいつもの部屋、見慣れたはずのテーブルの上に座る見慣れないオレンジ色の猫のぬいぐるみ

    「おはようフガ!!」
    「夢じゃない…最悪だ…」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    昨夜別れたばかりではあるがプリキュアについてこの子について質問するためなしなをナシバに呼び出す
    「そもそもプリキュアってなにすればいいの」
    「昨日ポコが説明してたじゃん」
    「よく覚えてない酔ってたし」
    「えぇあんなに『いいじゃん!』ってノリノリで変身しておいて?!」
    「は?」
    「ごめんって」
    「なしながいるなら私何もしなくていいでしょ何もする気ないから頑張ってね」
    「ばかめだ!あほめだ!」
    「2人とも敵の気配がしてきたポコ!」
    「手を貸してほしいフガ!」
    ぬいぐるみになりきって2人についてきたフガとポコが話しかけてくる
    「見せるのが1番ね!わかめだ!いくわよ!」
    「…はいはい」
    初めだけ、と仕方なくポコとフガ、なしなの後を追いかける

    『あなたの心 アンロック!』
    二体の敵の姿を見つけすぐにプリキュアへと変身する
    「錠前〜〜スペシャルキッーク!」
    果敢にも敵に立ち向かうなしなの姿を見る

    「あれが…プリキュア」

    「キャー!!」
    敵のカウンター攻撃により飛ばされたなしながわかめだの近くに倒れ込む
    「えぇ〜」
    「うっさい!私だって初心者なの!てかちょっとなんで変身してないのよ」
    「変身のしかたなんてわかんないし…それに」

    ナシバでなしなは自分がプリキュアになったときの事を話してくれた
    「むずかしーことはよくわかんないけど、プリキュアになったとき初めてちゃんと自分と向き合えた気がしたんだ、戦うのはちょっと怖かったけどさ」

    決意も何も無い自分がプリキュアになったときなしなみたいに前を向いていけるかわからなかったそれが少し怖かった

    なしなと話してる間、敵が目的を変えたのか×××街の方へと歩き出す
    (あの街の方向は…!!)
    思い浮かぶのはいつも見慣れたエプロンを着て笑顔で料理を差し出してくれるあの子の姿、ボロボロになりながらも敵に立ち向かうなしなの姿、自分の中の答えはまだ見つからないでも
    「わかめだ!!」
    「〜〜〜っフガ手を貸して!」
    「任せるフガー!クレソン!自分の心の声をきいて!!」

    『鮮やか緑を届けちゃう!』

    鮮やかな緑のヒールと燕尾服にも似たスーツスタイルを着こなし、頭には小さな帽子から双葉が揺れる
    【‪🌱‬キュアクレソン‪🌱‬誕生】

    「なしな、私があなたを守るから攻撃は任せた」
    「いいね、やっぱり似合ってるよ☆
    よーし、ワタシに任せて!」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    「わかめだー!」
    初めての敵との戦い想像以上の疲労にクタクタになるクレソンになしながハイタッチを促す
    「ん」
    「なしなもクレソンもお疲れ様だフガ!」
    「がんばったポコ〜!!」
    「わかめだ!一緒に戦ってくれてありがとう!」
    「うん、私も守りたい大切なものがあるから。なしな、フガ、ポコ、私に守れる力をくれてありがとう」






    「あれがニホンのプリキュア……アルか?」
    ビルの上から2人のプリキュアを眺める赤い影


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