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    wakame__d

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    #CPP

    CPP2期 2話3話CPP わかゆー編
    2話「あなたの隣」

    「予報では晴れだって言ってたのに雨降ってきそうだね。」
    「雨?ほんとだ。少し曇ってきたかも、やだな雨苦手なのに。」
    「あれ、わかちゃん雨苦手だっけ?」
    「んーあんま好きじゃない。頭痛くなるし!」

    そんな会話をしながら2人道を歩く、今日はユーロとわかめだの2人で休みを合わせ遊びに出掛けている。
    昼食も済ませ、この後はどこへ行こうかまた会話を続けようとした時。
    (クレソン!お願い!敵がやってきたフガ!錠前達もいるけど今日はいつもより敵の数が多いのプリキュアに変身して応援に来て欲しいフガ!)
    頭に響くのは焦りを持ったフガの声。

    折角のユーロとの遊びの時間に要請がかかってしまったのはとても残念だが仕方ない、大切な人を守る、それが私の決めた戦いだから。
    「…わかった、今行く。」
    「わかちゃん?何か言った?」
    「ううん、なんでもないよ。ゆーちゃん本当にごめんどうしても行かなきゃいけない急用ができちゃった。」
    この埋め合わせは必ずするから!と言って走り去ってしまったわかめだ。
    「わかちゃん急にどうしちゃったんだろう?」
    そしてその走る背中が見えなくなった頃。
    クレソンがいた場所に落ちていたのは蝶の刺繍がされている白いハンカチ。
    「あれ、わかちゃんの落し物かな…?走ればまだ間に合うかも!」
    急いでわかめだの後を追いかける。

    路地裏についたわかめだ。
    「はやく変身して戦いに参加しないと、フガお願い!」
    「いた!わかちゃ!」
    『鮮やか緑を届けちゃう‪。‬』
    先程まで一緒にいた聞き覚えのある声、変身をしたその時、目にしたのはユーロの姿。
    「「?」」
    「〜〜〜っゆーちゃんごめん、そこにいて。」
    言いたいことはたくさんある、でもまずは戦いに行かなければ。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    「わかちゃん、どういうことなの。」
    戦いが終わった先で待っていたのは心配といった顔を表情するユーロ。


    ユーロにばれないよう壁の裏からその2人を見守る。
    「どういうことユーロさんにプリキュアの事がバレちゃったってこと?」
    「どうしよう、わかめちゃん泣きそうな顔してたよ。」
    「どうするもないネ、プリキュアがバレた以上選択は2つしかない、それはわねかだも分かってるはずアル。」

    プリキュアの正体が一般人にばれたとき。

    「ユーロもプリキュアになるか、それか……。」

    わかってる、わかってる。
    選択肢なんて元々1つしかないこの危険な戦いにゆーちゃんを巻き込むなんて絶対にしない。

    そうそれがゆーちゃんが私のこと何もかも全部忘れたとしても。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ユーロにプリキュアについて本当の事を話すことはせず、どうにか1度家へ帰らせる。

    「フガお願いゆーちゃんの記憶を消して、私はあの子を……ううん私が、私が覚えてればそれでいいの。」
    「本当にいいの?フガにはわからないけど2人にはとっても大事な絆があるんじゃないフガか?」
    「……。」
    黙る私にフガは記憶の消去には数日の猶予があること、決断はもっと考えてからでもいい、その選択を私達は尊重すると告げてくれた。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    「わかめだ?本当に大丈夫なの?」
    「大丈夫だから。」
    心配の言葉をかける錠前にただ一言を返す。
    本当は私の事を忘れて欲しくなんかない、でもそれ以外に選ぶ選択肢なんてあるはずがない。

    不安定な精神状態のまま錠前達と別れ1人歩いていると、膝を抱えうづくまり泣いている黒髪の、ツインテールの女の子を見つけ急いで駆け寄る。
    「こんな時間にどうしたの?道に迷っちゃった?」
    質問を投げかけても女の子は泣き止むことなく会話にはならない
    「大丈夫。お姉ちゃんが一緒に交番まで行ってあげるから、お父さんかお母さんの名前はわかる…?」
    まずは女の子を立たせようと手を差し伸べた瞬間、想像していた以上の力で女の子にギュッと手を握り返される。
    「…っ?!」
    「うん、アタシねぇーお姉ちゃんがいるよ。」
    そう言って先程まで泣いていたであろう顔とはうって変わった笑顔をわかめだに向けて浮かべる
    「おねーちゃんのところに連れて行ってあげる」
    どこからか取り出した林檎をかかげその林檎が
    甘ったるい匂いを放ち大きく爆発する。

    「こんな簡単な嘘に騙されるとかほんとにプリキュア〜?ざぁこすぎてぱりん笑っちゃう、でもこいつをお城に連れてけばきっとおねーちゃんはぱりんの事いっぱい、いっぱーい褒めてくれるよね、きゃはは!」

    〜〜〜〜〜〜〜
    違和感を感じ重たい瞼を開ける。
    「なにこれ。」
    目を開けた先でうつるのは自分と向かい合う形でボロボロの姿で地面に倒れる錠前、ポコ、フガ、共ポジ、セレナーデ……そしてユーロの姿。
    「なしな?共ポ、セレナーデ!ゆーちゃん、ゆーちゃん!」
    名前を必死に呼びかけるが返事が返ってくることはない。
    どうして…プリキュアの仲間達だけでなくユーロまで。
    ふと自分の手を見る。
    プリキュアの力を使った際に出るはずの緑の葉がふわりと地面に落ちる。
    「私が……みんなを?」
    なんで、どうして︎︎ ︎︎ ︎︎わたし ︎︎ ︎︎が?
    『あんたが弱いから。』
    私が巻き込んだから、私が弱いから。
    『今度こそ守るって決めたのに、ね。』
    自分とよく似た声が聞こえる。
    私のせいで?大事な仲間を、大切な人まで。
    格好つけて。見栄を張って。

    また?

    「ああああ!」

    悲痛な叫び声をあげるクレソンの目を隠すようふわりと手を回され後ろから誰かに抱きしめられる。

    「大丈夫、そんなつらいコトなら忘れちゃいましょう?弱くて可哀想などんなあなたも︎︎ ︎︎ ︎︎"私達"なら大事に大事に愛してあげます。だからほら。」


    何か大事なものを落としてしまったような音がした。
    でもなにかもうわからない。
    その思考は強い雨音にかき消されていった。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    連日続く雨の中。
    「わかちゃん何度連絡しても電話に出ないんです!皆さんならなにか知ってるんじゃないですか。」
    ユーロがこれまでに無い強い口調でなしな達へ言葉を荒らげる。
    「実はワタシたちもわかめだと連絡が取れなくて探してるの…それに……。」
    「それに?」
    なしながユーロにプリキュアとしての事情を話すべきか悩んでいると。
    「ユーロも当事者、話さないと決めたのはわねかだだけど本人が姿表さないなら不公平ネ、我が説明するアル。」
    共ポジがそう覚悟を決めた瞳をユーロへ向ける。

    「うそ……そんなの、わかちゃんなんで私に話してくれなかったの…。」
    「きっと大切だったからこそ話せなかったんだよ、わかめちゃんと次はちゃんと話し合お?私達も一緒にわかめちゃんを探すから!」

    涙を流さないよう必死に我慢しユーロが
    セレナーデ達にお礼を言おうとしたその時。


    「皆様お揃いで、ご機嫌よう、今日は私の可愛い大切なトモダチのぱりんと新しいお人形さんを紹介しに来たんです。」
    「カキンカキン」
    突如姿を表したのは敵対しているウヅゥとその仲間であると紹介される艶やかな黒髪をツインテールにし、熟れた林檎のように赤い眼鏡をつけた少女。
    そしてその数歩後ろにはいつもの服とよく似た形をしてはいるが鮮やかな緑色とは対象的に暗く、赤のストライプの入った衣装に身を包まれたクレソンが生気なく立っている。
    「わかめだ?今までどこいってたの!みんな探してたのよ!!」
    「ソイツらは敵ネ!はやくこっちに来るアル!」
    「……?」
    なしなと共ポジがクレソンへ呼びかけるが何を言っているかわからないと言った表情でクレソンがただこちらを見つめる。

    「あんなやつらと話なんかしなくっていーの、あなたの大切な人はアタシとアタシのお姉ちゃんのただ2人、そうでしょ、ね?」
    「うん、わかってるよ。」
    楽しくてたまらない、その感情を隠すこともないパリンがクレソンに話しかけ、それに愛おしそうにクレソンが答える。
    その様子を見たセレナーデが疑問を大きく口にする。
    「わかめちゃん?何言ってるの、あなたの大切な人はユーロちゃんでしょ!」

    「わかちゃん!」


    「ゆーろって誰?」

    ユーロがわかめだの名前を呼ぶ。
    クレソンの瞳はそれをうつさない。
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    第3話「雨上がり」


    「クレソンからクレソンと違う魔力を感じるフガ!きっとあのプリキュア達になにか魔法をかけられてるんだフガ!」
    「わねかだ!オマエいつもご飯あんだけ食べといてユーロのこと忘れるなんてありえないネ!我が目を覚まさせてやるネ!」
    『Let’s共産主義』

    共ポジが変身と共にその素早く鋭い打撃を繰り出す。
    しかしその攻撃が目標としていた少女達に当たることはなく。
    「バァ〜カ、お姉ちゃんの魔法は宇宙一なんだから!この子はもうアタシたちのものなの、アタシ達を守るために命だって捧げてくれる、素敵な素敵なお人形になったんだから!」

    少女の前に進み出たクレソンが発動させた盾の魔法によってその攻撃は防がれる。

    「クソっ、わかめだ!」
    衝撃により弾かれた共ポジが受身を取り錠前達のもとに戻る。
    「ワタシたちも…!」
    『あなたの心アンロック!』
    『あなたの心もセレナーデ!』
    錠前とセレナーデもプリキュアへ変身する。


    「ねえ、わかめださん、私達の邪魔をするあの子たちと戦ってくださる?私達のために。」
    「うん…いいよ。私は貴方達を守るから。」
    変身したプリキュアに1度視線を向けウヅゥが後ろからクレソンを抱きしめそれに答えるようにクレソンが錠前達プリキュアに暗い瞳を向ける。

    それと同時にパリンが林檎を型どった爆弾をこちらへ散らす。

    「赤と青のチビはあたしとこの子達で相手してあげる、わかめだぁ、あんたはその黄色い女とソイツ、殺しなさい。」

    パリンが錠前とユーロを指さす。
    その言葉と共にクレソンが力を込め錠前へと攻撃魔法を発動させる。

    「わかめだ私達のことが本当にがわからないの!?」
    防御技を主としているはずのクレソンの攻撃がいつも以上に重く感じる。
    クレソンの魔法の力は悪の力が加えられたことにより重く暗いものへと変化していた、しかし急激な力の変化に肉体が耐えられるはずもなくクレソン本人も魔法を使う度にボロボロになっていく。

    「わかめだ!!!」
    「うるさい。」
    弾き飛ばされる錠前。

    「なしなちゃん!」
    セレナーデが錠前の名前を呼ぶ。
    「よそ見してんじゃないつぅーの!」
    パリンがセレナーデへ向けて林檎を投げつける。
    が、爆発が起こる前に共ポジが林檎を遥か空高く蹴り飛ばし頭上で爆風が舞う。
    「セレナーデ前を見ろ!1秒でもアイツをはやく倒すネ。」
    「くるっぽーちゃん!」

    「おねーちゃんから話は聞いてたけど相変わらず可愛くないヤツ!」
    ムッとした表情でパリンが共ポジへ目線を向ける。

    「あは、そーだ!いーこと教えてあげよっか?わかめだがね、心壊れちゃったのってそもそもあの錠前ってやつのせいなんだよ?」
    仲間のせいなんてカワイソー!ばっかみたい!
    そう言葉を続ける。

    「何言ってるアル。」
    共ポジがパリンを睨むがより楽しそうに言葉を続ける。
    「だーかーら。精神?に入るのは元々錠前の魔法の力なのー!」
    「…あれ?これって言っちゃだめなんだっけ〜。
    まあいっか!どうせアンタ達はここで消えるんだし!」

    ニヤリと口角を上げ再度林檎を放る。




    普段は盾として、仲間を守るその力を剣に変えてクレソンが錠前へ攻撃を続ける。

    「っ!!」
    痛い。重い。冷たい。ああでもそっか。いつもこういう攻撃をわかめだが守ってくれてたんだ。
    錠前の小さな言葉を拾うものは誰もいない。
    「わかめだ!」
    もう一度錠前がクレソンの名前を呼ぶ。
    クレソンが焦点のあっていなかった瞳を倒れた錠前に向ける。

    「なしな…私、私の大切な人が笑って、普通に生きて、それだけで良かった。なのに!それさえ叶わない世界ならいらない、欲しくない。邪魔をするならお願い、死んで。」

    自分が何に対してなんの話をしているのかそれもずっとわからない、でももうどうでもいい。

    「なしな!!」
    ポコが錠前の名前を呼ぶ、でも間に合わない。
    クレソンが錠前に最後の一撃をさそうとしたその時。

    『愛と勇気を……!』

    クレソンの前には目の前の友達を守るため、クレソンにこれ以上誰かを傷つけさせないため、給仕服にも似た白と薄い紫の服を纏ったプリキュアとして変身を果たしたユーロの姿。


    「わかちゃんやめて!」
    その声を聞き、激しい頭痛に襲われ攻撃が止まる。
    なにこれ、知らない私こいつなんて知らない、のに。

    一瞬力の発動を止めたものの、ウヅゥとパリンの事を思い出しすぐに攻撃を続ける。

    変身したといえどプリキュアになったばかりのユーロではクレソンの攻撃を防ぐことはできずそのままの力を体に受ける。
    「うっ!!」

    なのに。また立ち上がる。自分を見る。
    わからない、あいつは今プリキュアになったばかり、なんの脅威にもなりえないと頭ではわかっているのにこれ以上あの声を聞いてはいけないと黒い警鐘が鳴る。

    「わかちゃん。」

    今使える全ての力を使って自分の目の前から消さないといけない。
    大きく魔法の力を放つ。
    それなのに、なんで。
    今日初めて戦いに参加したのであろう弱い人間が、傷つくのも構わず自分に近づいてくる。
    「来るな!!」
    「わかちゃん!」
    「お前なんか知らない!私は。」
    気づけばその距離はクレソンまであと数歩の近さになっていた。
    「大丈夫、だから、戻っておいでわかちゃん。」
    手の届く距離、受けたのは攻撃ではなく優しい抱擁。

    なんで?抱きしめられたのはウヅゥと同じ。
    なのになんであたたかいの。

    「お腹空いちゃったよね、だいじょうぶすぐ私が美味しいご飯作ってあげるんだから!だからね、一緒に帰ろう?」

    〖「その夢は弟さんの夢だったんですか?」
    「わかちゃんの好きなカツ丼作ったよー!」
    「もう!わかちゃんまたこんなにお酒飲んで!」
    「次はどこ行こっか。」
    「わかちゃん!」 〗

    落としてしまったはずの欠片が輝き出す。
    私の大切な人はユーロ。
    私が痛くてもう歩けなくなった時、しゃがみ込んだ私に手を差し伸べてくれたのはユーロ、ゆーちゃんだった。

    雨なのか涙なのかわからない水滴が
    クレソンの頬を伝う。
    枯れかけていた頭上の双葉が鮮やかな緑を取り戻しふわりと揺れる。

    「ごめん、ゆーちゃんごめん、私ゆーちゃんのこともなしな達大切な仲間の事もいっぱい、たくさん傷つけた。」
    「うん、終わったらちゃんとみんなにも謝ろう、プリキュアのこと相談してくれなかったことも私怒ってるんだから!」

    「ゆーちゃんありがとう私を最後まで呼んでくれて、もう大丈夫。」

    もう二度と離れないよう固く2人手を握り前を向く。

    「なにそれ!つっまんなーーい!!言うこときかない人形も、アタシの人形を誑かしたあんたも絶対許さない!!!全員しんじゃえ!!!」
    パリンが怒りをあらわにし攻撃の矛先をクレソンとユーロへ向ける。

    「ゆーちゃん。」
    「うん。」
    「私と一緒に戦ってくれる?」
    「うん!もちろん。」

    互いにボロボロの姿で問いかけるクレソンにそれでも優しく微笑んで返してくれるユーロ。


    守りたかった。守れなかったものが私にはある。
    自分の弱さに涙し絶望した。
    でもどうして忘れてたんだろう。
    大切な仲間が、私を大切に思ってくれるその人がいつだって私の横にいて私と支え合ってくれている事を。

    「ありがとう。」
    今私ができる精一杯の笑顔を送ろう。
    不格好でかっこわるくてでも心からの感謝を。

    ーーーーーーーーー
    あと後立ち上がったプリキュア達にパリンは悔しそうにウヅゥは少し驚いたような顔を向け戦いの後去っていった。

    座り込むわかめだになしなが言葉をかける。
    「それでわかめださん、反省の言葉をどーぞ?」
    「うっ、なしなごめんなさい。」
    「何に対して怒ってるんだと思う?」
    「えっ、なしなのことも他のみんなのこともたくさん傷つけた…こと?」
    「ばか、あんなに追い込まれるまで何にも頼ってくれなかったこと!私だってずっとあんたの隣で戦ってきたのにさ〜〜」
    「それはごめん、これからはもっと相談、するようにする」
    「うん!心配したんだから!!」


    「アイヤーー!」
    なしなの言葉が終わると同時に共ポジの強烈な手刀が頭に落ちてくる
    「イタ゛!!!」
    「ふんっ、わねかだの癖に我の攻撃受け止めるなんて数百年はやいネこれで許してやるアル。」
    「待って〜〜!私もデコピンした〜い!」
    笑顔で走りよってくるセレナーデ
    「ク゛ソ〜〜!ポコーー!!!」
    「フガだって!!!」
    戦いが終わるまで必死に涙を堪えていたのであろうポコが凄まじい速さでタックルしフガまでも加わる。

    「ま、まって!私今ボロボロなの!!」
    たくさんの笑い声が聞こえてくる。


    わかめだを囲んだその音をユーロが笑顔で聞く。
    「わかちゃんは雨が苦手だって言ってたよね。
    でも私あんまり嫌いじゃないの。ね、ほら!
    雨の後はいつも綺麗な虹が見れるから!」

    先程まで暗く地面を濡らし降り続いていた雨はいつのまにか止み、澄み渡った空には大きく輝くカラフルな虹がかかっていた。
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