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    Hoopono41030595

    @Hoopono41030595

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    Hoopono41030595

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    くわぶぜハロウィンです。
    ヘタウリちゃんたちがハロウィンを楽しみます。
    エロはナシ。
    多分この後、この格好のまま突入するとは思いますが、各自補完してください。

    【へたうり】ものすごく派手な地味ハロウィン2022【くわぶぜ】恋人が突拍子もない行動をするのは、比較的いつものことなのでだいぶ慣れてきた今日この頃ではあるが……それでも理解が追いつかない場合は、一度フリーズするほかはない。

    今日僕はそんなことを考えつつ、玄関のドアを開けた形のまま固まっていた。

    「ハッピーハロウィン!!」

    豊前の明るい声が、六畳一間の狭い部屋に響く。

    「何その恰好……」
    「知らねぇの?今流行ってる地味ハロウィン……」
    「地味……」

    聞いたことはある。なんか日常を切り取ったような「あるある」的な格好をテーマにしたコスプレ……だったような。確かに今日は10月31日、ハロウィンとかいうイベントで、街中は大変に活気づいていたみたいだけど。

    「で……テーマは……?」
    なんとなく想像はできたけど……一応聞いてみた。
    「モテない理系男子大学生!」
    「モテないは余計だよっっ!!」

    そう、僕の目の前に立った豊前は、僕の愛用品を身に着けていた。
    ちょっとくたびれてるけどポケットのたくさんついたワーキングパンツに、よれよれのTシャツ。その上にチェックのネルシャツを羽織り、さらにその上からは白衣。小物も研究室で使う時の眼鏡をかけて、邪魔にならないように前髪をゴムで括っている。

    あーわざわざ小脇にキムワイプまで抱えて……。

    「どうだ?あるあるって感じだろ?」
    完璧な出来に、豊前は嬉しそうだ。

    僕はようやく、靴を脱ぎ部屋に入りってカバンを下ろした。
    「まあ、格好は完璧だけどね……」
    「え?ダメ出し……?」
    「ダメだよ、全然ダメ……『モテない』理系男子大学生でしょ。その顔はないわぁ……」
    僕のダメ出しに豊前はぷぅと頬を膨らませた。
    「顔はしょーがねーだろ。ってかそんなにモテねぇよ?」
    「首をかしげない。その顔でモテないなんて言ったら、ウソつきって閻魔様にした引っこ抜かれるよ」
    「んー、完璧だと思ったんだけどなぁ」
    面白いくらいにしょげているのがなんだか可愛い。
    「リアリティが足りないんだよ、ちょっといい?」
    僕は、カバンの中からペンケースを取り出すと、スケッチ用の4Bの鉛筆を手に持った。
    「?」
    首をかしげる豊前の顔に少しだけ手を入れさせてもらう。
    「うん……だいぶリアル!!」
    僕が豊前に手鏡をを見せる。
    「ははっ、すげー顔!!」
    豊前も嬉しそうだ。
    僕が書き足したのは目の下のクマ。これは理系大学生には必須だよね。リアルリアル。言っててちょっと悲しくなるけど。


    「なあ、お前もなんかしろよ。地味ハロウィン」
    「え?僕はいいよぉ」
    急に言われても何にも思いつかないし……。
    「俺が作ってやるよ」
    言うなり豊前は、カバンの中から取り出したワックスみたいなものを僕の髪の毛に塗り付けていく。まるでメッシュを入れたようにそれを塗り付けたところだけ色が黄色っぽく変わっていった。
    「わ、わぁ落ちるよね、それ大丈夫だよね」
    「でーじょーぶ、洗えば落ちるよ」
    豊前は、僕の髪をわさわさとセットすると、後ろ髪を少しだけくくり、前髪は無造作にあげてしまう。
    「ま、前髪は降ろそうよ……」
    「ダメだ。お前は素材はいいんだから活かさねーとな」
    豊前はとても楽しそうだ。
    そうこうしている間に、耳にも色々つけられている。イヤーカフス?イヤリング?
    小さいけれど、何だか耳が重い。
    そして、僕の夏の私服であるハーフのカーゴパンツに豊前の私服であろう少しだけ派手な柄のアロハシャツ。
    「あ、ボタンは3つあけてな?」
    「3つ???」
    ほぼ裸じゃん。
    最後に、金のネックレスとサングラスを渡されて
    「ハイ、チャラ男の完成ーーー」
    豊前が嬉しそうに拍手している。

    まあ、なんとなく途中からわかってたけど……。
    落ちつかないことこの上ない。
    「似合ってるぜ、もっと胸張れよ」
    「そういわれても……」
    耳は重いし、胸はすうすうするし。前髪を上げられてしまってなんだか不安しかない。

    「よし、せっかくだから、松井んところ、遊びに行こうぜ」
    「え?今から?」
    まあ、今日は週末でハロウィンだし、きっと彼のお店もにぎわっているだろう……けど。
    そんなことを考えている間にも、豊前は靴を履き始めている。
    「そ、それ僕の……」
    僕のくたびれたワークブーツに足を突っ込む豊前。
    「俺は今、モテない理系男子大学生だからな。お前はこっち」
    差し出されたのは豊前の夏用のスリッポン。
    まあ格好からしたらこっちの方が合いそうではある。
    けど、ちょっと小さいんだよねぇ。

    「ほら、もたもたしてねぇでいくぞ」
    豊前はキムワイプを抱えたまま、勇ましく玄関を飛び出していく。目の下のクマでさえ、彼のカッコよさを引き立たせる道具のようだった。
    「ま、まってよぉぉ……」
    僕たちのハロウィンの夜は始まったばかりであった。




    街中で、大学の仲間に会って「……誰?」ってすごい顔で言われたのはまた別の話。


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    Hoopono41030595

    MOURNINGくわぶぜの日りたーんに合わせて書いていたのですが、「美しい悲劇」で全て吹き飛んだので、出しそびれた。
    キス魔の豊前くんと、キスするタイミングがわからない桑名くん。
    加減がわからず暴走する桑名くんが大好き。
    桑名江はキスがしたい【くわぶぜ】「おけーり、桑名。今日も畑楽しかったか?」
    ニコニコの笑顔で、豊前が両手を広げて胸に飛び込んでくる。
    僕はそれを、両手を広げて受け止める。
    「うん、いっぱい収穫したよぉ」
    僕が、豊前の身体を引き離すようにして声をかけると豊前は満面の笑顔で「そっか、よかったな」と言いながらその唇に優しくキスをした。


    これは大広間での出来事。


    夕食前のひととき、歓談するもの、テレビを見るものなどたくさんの刀剣男士たちが集う大広間での出来事だ。

    キスをする僕たちに、びっくりするもの。冷やかしの声を上げるもの。にこやかに微笑むものなどその反応はさまざまだが、豊前は、そんなことは全くお構いなしのようだった。

    まあ、僕も豊前のかいた胡坐の膝に、頭を乗せようとしているわけだし、僕たちが恋人同士だということを知らない男士はこの本丸にはいないわけだし、日常の後継だといわれればその通りなのだが……。
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    Hoopono41030595

    DONEエアスケブじゃなくエアSSで頂いたお題「お酒を飲むウリブゼン君」です。
    いちゃいちゃじゃなくてごめんなさい。
    める(@mxexrxu)さんリクエストありがとうございました。

    #江楽宴
    俺は酒が飲めない。
    世の中には酒が強いやら弱いやらという体質による違いもあるが、俺のはそれとは根本的に違うようだ。アルコールアレルギーとかそんなかんじだろう。 
    アルコールを口から少しでも摂取すれば頭痛、嘔吐、呼吸器官に影響が出ることもある。アルコール消毒だって危険だ。不意に消毒液を手に吹き付けられて、真っ赤に腫れ上がったこともある。

    とにかく、酒はダメなのだ。
    こういう夜の仕事をしていて、これは結構なイメージダウンだ。必ず酒の席につき合わせる客もいるし、無理やり飲ませようとするヤツもいる。
    まあ、それで一度救急車で運ばれてからは、俺も断固として拒否するようになったのだが……。

    そして、ここにもひとり。その事情を知らないやつが。

    「ねえ、豊前。本当にお酒飲めないの?」
    桑名が、日本酒を片手に首をかしげている。
    「ああ、飲んだら死ぬぞ。」
    俺はにこやかに返すが決して比喩ではない。
    しかし、桑名はその返答に長い前髪の下で眉根を寄せた。
    どうやら、大学の友人から希少な日本酒を貰ったらしい。
    「豊前と一緒に飲みたかったのになぁ……。」
    「いーじゃねーか。飲めば。コーラで付き合ってやるよ。 1731

    Hoopono41030595

    DONEエアSSその2。お題は「ゴムを買いに行くヘタレクワナ君」。
    ホントにヘタレですんでご注意。
    くらげ(@ao_krg)さんリクエストありがとうございました。

    #江楽宴
    僕は今、ものすごく悩んでいた。
    激安と名高い、大型のディスカウントショップ。その売り場の一角で立ち尽くしてもう30分にはなるだろうか。

    「ゴムって……こんなに種類あるん……?」

    目の前に壁のように並べられた各種コンドームに僕は圧倒されていた。

    僕が豊前と体を重ねるようになって、数か月。
    ゴムやら、ローションやらを準備してくれるのはいつも豊前だった。
    僕も、それには何の疑問もなかったんだけど……。

    「あ、今日、ゴムもローションもねーわ。」
    夜も更け。
    さてやるか、という段階になって豊前がそう言いだしたのだ。
    僕はすっかりやる気満々でいたんだけれども、その一言で豊前は「今日はナシだ。」と言い始めた。

    そんな!そんなのひどい!!
    僕は抗議の声を上げるが、豊前が否というのだから交渉は成立しない。
    それでもあきらめられない僕は……まあ、口でしてもらったわけだけれども……。

    っていうことは、豊前に用意してもらわなくてもゴムとかローションとかが常備されていれば、いいんだよね。

    そう思い立った僕は生まれて初めて、そういったたぐいのモノを買いに来て、今、そこに立ち尽くしているのだった。

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    nanana

    DONE見えないものが見えるようになった🏍の話。
    まだくわぶぜ付き合ってはいない。
    ミュ本丸の話ではないですが、少しだけミュの設定お借りしてます。
    雨落つ庭(くわぶぜ)1.

     ゆめうつつで聞く雨音は鈍くどこか柔らかい。初夏の朝、ましてや雨降りの朝は少し肌寒く、豊前はつい先日薄手にした毛布をしっかりと被りなおす。明けたはずの梅雨が戻ってきた、最近の天気はそんな感じだ。もっとも、やろうと思えば審神者の力で季節さえも操れるこの本丸仮想空間では四季などそんなに意味もないのかもしれない。世の中には常春の本丸もあるという。絶えることなく桜花が降り続くというのに、いつまでたっても満開の桜が咲き続けるのは一種の狂気だ、と思ってしまうのは移り行く四季を愛するここの主に影響されたせいなのかもしれない。
     水分を含んだ空気が起き抜けの眠気を加速させる。どうせ今日は非番なのだこのままもう一度眠ってしまうのも良いかもしれない。人の身を得てからというもの、二度寝と言うものは非常に気持ちが良いものだと知ってしまったのだ。その気持ちよさと走り出したい気持ちを天秤にかけて前者を選んだ。雨で外には出られないのだし、今日はもうのんびり過ごそうと布団に体を完全に預けた。
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