ルフがヒノアラシを拾った話ヒスイ産のヒノアラシを拾ったらしい
「あれ、ヒノアラシ落ちてる」
「この辺じゃ見かけないよな」
遠くから見かけてなにかな、と近づいた。
パルデアでは一切見かけないヒノアラシ。
それがなぜ気を失っている状態で落ちているのか、まだ10代半ば超えたくらいの双子には分からなかった。
「こういう時ってどこ連絡するんだろ」
「リーグ?学園…では無いよな多分」
ヒノアラシから少し離れたところから観察する2人。
なかなか起きる気配はなく、かといってこれ以上放置すれば、他の野生のポケモンにやられてしまう。
どうしようかと迷っていると、もうまさにマフィティフが数メートル先にいた。
「んー…とりあえず保護?て形でいいのかな」
腰からモンスターボールを取り出し、いつでも自分のポケモンを出せるように構える。
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