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    kurono_666

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    kurono_666

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    3枚目の噛み跡付き。センシティブ(当者比)な気がするので、ワンクッション。
    #忘羨 #魔道祖師

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    Replies from the creator

    kurono_666

    MOURNINGこの前の逆転if忘羨の続きを書いたので、供養させてください。
    色事は手を繋いだり触れあうだけのちゅーくらいしか知らない魏嬰と教えたい藍湛。非常にぬるい微エロ。
    #忘羨 #魔道祖師
    階−きざはし− ②蔵書閣で雅正集の書き取りをしなさいと、昨晩の飲酒の罰として言い渡された。
    戒尺で打たれるのもやむ無しと思っていた魏無羨は、ほっと胸を撫で下ろしながら蔵書閣に向かっている。
    (でも、酒って存外美味いんだなぁ)
    意識を失う前に口に含んだ酒の味はなんとなく覚えていた。ふくよかな香りと、わずかに喉を焼く旨み。確か姑蘇の銘酒、天子笑と言っていたか。
    (そういえば彩衣鎮でたくさん売っているのを見たな)
    ぺろりと無意識に唇を舐める。
    雲深不知処内ではご法度だが、飲酒自体は禁じられていないはずだ。
    (予定のない日に町に飲みに行ってもいいか師兄に相談してみよう)
    駄目だと言われたら大人しく諦めればいい。けれど、次期宗主である藍曦臣は意外に話の分かる人だった。もしかしたら許可してくれるかもしれない。それに、今回の罰が思ったより軽いのも、彼が何かしら口添えしてくれたからだろう。にこにこと自分を送り出してくれた姿を思い出して、魏無羨は心の中で感謝した。
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    DONE猫の日の曦澄。
    ひょんなことからイマジナリー(霊力)猫耳と尻尾が生えて猫になった江澄。
    何かとご都合。
    他作リアクションありがとうございます!!
    「魏公子。これは、一体……?」
     藍曦臣は目の前のことが信じられず思わず隣に立つ魏無羨に訊ねた。
    「見ての通りです」
    「見ての、通り」
    「ですね。見ての通り、江澄の奴、猫になりました」
    「……猫」
    「猫、ですね」
     笑いを含んだ魏無羨の言葉に藍曦臣は改めて日の当たる場所で丸くなっている江澄を眺めた。薄っすらと透けた黒い三角の獣の耳が頭に。やはり薄っすらと透けた黒く細長い尻尾が尾てい骨の当たりから生えている。猫と言われれば確かに猫だ。
     藍曦臣はさらなる説明を魏無羨に求めた。

     昨日から藍忘機が雲深不知処に不在だからと蓮花塢に行っていた魏無羨から急ぎの伝令符が来たのが、卯の刻の正刻あたりだった。
     藍曦臣は起きていたが魏無羨がその時間に起きていることなど珍しく、受け取ったときは驚いた。よほどのことが蓮花塢であったのだろうと慌てて急務の仕事を片付け、蓮花塢に到着したのが午の刻になったばかりの頃。案内をされるままにまっすぐに江澄の私室に向かい、開けなれた扉を開けた藍曦臣の目に飛び込んできたのは魏無羨の赤い髪紐にじゃれて猫のように遊ぶ江澄の姿だった。
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