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    nmhm_genboku

    @nmhm_genboku

    ほぼほぼ現実逃避を出す場所

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    nmhm_genboku

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    飯テロ♡

    #飯テロ

    Hey嬢ちゃん!そんなことよりラーメン食べな!この話を書くまでのあらすじ。

    悪いことじゃん。
    背徳感あるじゃん。
    こんな事も知らないの?

    お腹がすいたら読む話。
    ノリと勢いなので何も考えずに読んで欲しい。

    トロットロに煮込んだチャーシュー
    半熟に仕上げた煮卵
    シャキシャキの新鮮な野菜
    主役級のメンマとキクラゲ
    ドロッとした豚骨スープ
    そして欠かせない、固めの細麺
    夜中に食べると背徳感すら纏わせる、禁断の豚骨ラーメン。

    「へいおまちー!」

    ここは“監獄”。今日も背徳感を感じるために美人な姉ちゃんから強面のおっさんまで幅広く足を運ぶ屋台ラーメンの店主、長谷川桐乃のお話である。

    トロトロのチャーシューに恋をしたのは小学生の頃。一口食べるとほろほろと崩れるあの肉厚のチャーシューが忘れられずに試行錯誤した日々。納得いくまで作り上げたチャーシューを丼にした回数は1年の月日を超える。
    醤油に付け込まれた煮卵に恋をしたのは中学生の頃。とろーりまろやかな卵の黄身を極めるまで作り上げた回数約半年。チャーシュー丼に煮卵が追加されて豪勢な試作品となったのは忘れない。そこから漬け込むベースのタレを試行錯誤して行くこと約2年。朝の卵かけご飯ならぬ煮卵ご飯がその都度続いたが、全然飽きなかった。めちゃくちゃ美味しい。トロッとした卵と、漬け汁の甘いハーモニーが口の中を包み込んで白米をかき込まずにはいられなかった。
    体重が3キロ増えた。
    野菜はやっぱりもやしとネギ。シャキシャキのもやしとスープでしんなりとしたネギがこれまた相性抜群なのだ。手間暇かかるけれどヒゲを取ったもやしをサッとお湯で湯がいてシャキシャキ感を残しながらもしっかりと熱を持たせる。ネギは青ネギよりももやしと同色の白髪ネギ。1ミリの細さにするのに半年の月日を費やした。私は不器用なのだ。
    メンマ、キクラゲも忘れちゃならない。私が好きなのは熊本ラーメン。キクラゲは私の血となり肉となる。あのコリコリとした食感は1度食べると病みつきになること間違いない。メンマだってシャキッとした食感で口の中が幸せになる。
    ラーメンの大元スープは豚骨をベースにネギのあの青っこいところと、玉ねぎと臭み取りに生姜やニンニクなどをぶち込みじっくり煮込む。煮込み時間が長いとドロっとした濃厚スープが出来上がるから、自分の理想の時間を探す。私は少し濃いめの豚骨が好きだから、10時間以上煮込む。外の気温によって少し変わるから、ここら辺は長年の感である。このスープを作るのに約2年の月日を費やした。
    豚骨スープをベースにするなら私は断然細麺だ。とろみのある豚骨スープ、ストレートの細麺、スープが深く絡まることは無いけれど、それでいいのだ。塩分が高いから沢山とると高血圧になるしね。理想の細麺を探すこと約3ヶ月。
    私はついに作ることに成功したのだ。私の大好きを詰め込んだ、豚骨ラーメンを!

    小学生の頃から屋台のラーメンを出すことが夢だった。高校の頃必死でラーメン屋でバイトして、食品衛生の資格を取って、夜中の背徳感を刺激しに、いざゆかん!
    昔ながらのチャルメラの音を鳴らしながら、今日はここにしよー、ととある住宅街に腰を据える。

    バイクの音がブンブン聞こえるここで、早速豚骨スープを温めていたら、お腹を空かせた額に傷のある子と、褐色の男の子がこっちを見ていた。おっ?早速お客さんかな!?

    「へい!兄ちゃん!悪いことしよーぜ!」
    「!」
    「で、でも俺達お金ないし…」
    「そんなの出世払い出世払い!こんな寒い日に外にいるんだから、さぞかし悪なんだろ?こっち来てもっとサイッコーに悪いことしよーぜ!」

    深夜のラーメンという背徳感で押し潰されちまいな!にっ、と笑ってチャーシュー丼を見せれば2人のお腹から大きな音が鳴る。いいねいいね!健康優良児!ほらほらー、なんて言いながら椅子を出せば、恥ずかしがりながらも席に座ってくれたので、水を出して2人分の麺を茹でる。知ってるか?夜中の背徳感は1玉じゃ作れねぇって。1人2玉しっかり食べなぁ!ゆで時間は乾麺なら2分48秒、俺は生麺なので42秒。
    少し固めの麺が私のオススメなのだ。は?普通の麺の硬さがいいって?九州行って出直しな!

    「へいお待ち!熱いうちに食いな!」
    「「いただきます!」」

    はふはふ言いながらも熱いうちに食べる2人の清々しい程の食いっぷりを見ながら、普通盛りのチャーシュー丼を出す。いいかい、2人とも。豚骨スープを浸した煮卵と一緒にチャーシュー丼を食うと美味いんだぜ、なんて言えばゴクリと喉を鳴らして言われたことを実行し、口の中がパーティ状態の2人が目をキラッキラさせてコクコクと頷いてくるから煮卵サービス!いっぱいお食べ!!

    「こ、れが背徳感っ!」
    「幸せだけどっ、幸せだけど!!!」
    「ふはははは!また来た時は寄ってよね!」

    夜中1時に食べるラーメンは幸せだよね!
    次の日体臭が気になるけど!



    次のターゲットはとある住宅街。
    冬も終わりかけのこの季節に食べる晩御飯のラーメンもすごくいいよね!昔懐かしのチャルメラの音を響かせながら、今日も元気に販売である。小学生と高校生の3人組がこっちを見ていたから、にっこり笑って言ってやる。

    「やいガキ共!悪いことしよーぜ!」

    ゴトン!と置いたチャーシューも野菜も背脂もマシマシのラーメンを見て、ゴクリと喉を鳴らしたのを見逃さねーぜ!

    「あっ、明日の体重ぅ〜…!」
    「うめー!!」
    「煮卵!煮卵追加!!」
    「へいよぉ!」

    うわぁん、なんて泣きながらもしっかり煮卵おかわりする女の子を見て、美味いっしょ!なんて言えばコクコクと頷かれた。3人組が食べ終わっていざ帰宅!って時に火事だなんだと騒いでいて、まさかの3人組のうち、2人のお家がそれだった。

    「背徳感って時には必要だな…」
    「うん、あの時あのラーメン食べてなかったら死んでたかも…」

    背徳感スゲー。


    数年ブラブラして、帰ってきました我が故郷!次のターゲットはバイク屋の近く。
    ここの兄ちゃんは夜遅くまで仕事してるって知ってるんだ。だからたまーにここに屋台を持ってくるようにしている。いつもおつかれ!夜中の背徳感の時間だぜ!
    昔懐かしのチャルメラを響かせて、やって来ましたバイク屋。その目の前に少年ふたりがいたから、思わずへい坊主!って声をかけたらめちゃくちゃびっくりされた。えっ、何してんの???

    「とりあえずラーメン食え??」

    夜中のラーメンは世界を救うんだぜ?

    「うま…」
    「うめぇ…!」
    「腹が減ったら良くないこと考えっからまずは腹いっぱいにしてから考えなぁ!」

    ゴトッ!と大盛りチャーシュー丼を2人に出して、その上に煮卵を1個丸々置いてやる。箸で割ったらトロッと流れる黄身がサイッコーにうめぇんだよ!

    「よぉ、いつもあんがとな」
    「やっほー、バイク屋のテンチョーさん!いつものでいーの?」
    「背徳感マシマシで!」
    「シンイチローくん…?」
    「おま、ケースケか?久しぶりだなぁ!」

    おやおやおやぁ?まさかの腹ぺこーズと知り合いだったんか?

    「なん、知り合い?」
    「おー、弟のダチ。こんな所で何してんだ?」
    「えっ…と…」
    「腹減らしてたから、俺の背徳感ラーメンの生贄になってもらってたんだよ。つーかオメー弟の誕生日プレゼントをあんな目立つ場所に置くなよびっくりしたわ」
    「お前腹空かせてるやつ見ると生贄にするのやめてくんね?お前のチャルメラの音が食えないのに頭ん中に響いてしんどいって絶対クレーム入っから」
    「残念ながらまだそんなクレーム聞いたことねぇわ」

    ゴトンっと背徳感マシマシのラーメンを置いてそう言えばいつか絶対言われるぜ、と死んだ魚のような目で言われてそんなバナナ。とりあえず言われないように気をつけよ、なんて思った。



    次のターゲットはとある高級住宅街。いや本当は別の所にする予定だったんだけど兄弟喧嘩してるの見ちゃったらつい。

    「コラコラ、そこまで。腹減ってっから喧嘩すんだ!」

    あと女の子は殴っちゃ行けません!なんて言えば家族のことだと怒られたので、話は俺のラーメン食ってからだ!と暴論を述べる。

    「腹減ってっから手が出んの!食え!」

    ゴトンッ!と3人分のラーメンを出せば、怪訝そうな顔で見てくるお兄ちゃんと、目をキラッキラさせた弟くんと、訝しげに見る女の子。とりあえず文句は食ってから!!

    「うまい」
    「だっしょー?」

    美味しいは正義!はっきりわかんだね!その後間違えて子供にお酒渡しちゃって、色々愚痴を聞いたけど、腹減ってんだから手が出るんだぜ!夜中に美味いの食えよ!って言ったら納得された。やっぱり背徳感って大事。

    そんなこんなしてたら結構有名になっちゃって店を出さないかーって言われたけれど、残念俺は屋台がいい!
    昔懐かしチャルメラ響かせて、夜中の街を徘徊していれば、橋の下から悲鳴が聞こえてさぁ、びっくり。
    なになになに!?と下を見れば、喧嘩をしている男ども。コラコラ、喧嘩はやめなさい!お腹すいてるからそんなことしてるんでしょ!なんて言って彼らの首根っこ掴んで椅子に座らせ、ラーメンごっとん!!

    「じゃ、邪魔してんじゃねぇよ!」
    「うるさい!麺が伸びるでしょ!!早く食え!!」

    伸びたら美味しくないんだよ!なんて怒れば怯んだ顔で麺を啜る不良と襲われてた2人。夜中のこんな時間になにやってんの!背徳感ってやつを思い知れ!!
    大盛りチャーシュー丼に煮卵と少しの背脂を乗せて、彼らに渡せばガツガツ掻き込む。いい食べっぷり!お兄さんそういう食いっぷり大好きだ!

    「何があったかわかんねぇけど、多勢に無勢はあかんよ。今日は俺のラーメンで許してちょ」
    「仕方ねぇなぁ」

    美味かったからもうやんねぇよ、なんて言って彼らはバイクを走らせて帰って行った。お金貰うの忘れてたー!


    夜中のチャルメラが彼の存在を知らせる合図。背徳感たっぷりの香りを纏わせながら、街を徘徊する彼はたくさんの不良から恐れられている。

    トロトロのチャーシュー、半熟の煮卵、シャキシャキの野菜と、主役級のメンマにキクラゲ。豚骨スープの濃い香り。
    少し固めの細麺が、食べていくうちにはちょうどいい柔らかさを保って口の中に広がる。スープを飲み干す前に渡されるチャーシュー丼は、スープを少し浸した煮卵と一緒に食うと更に美味いし、最後の一滴まで飲んでしまえば背徳感がのしかかる。

    あそこは監獄。今日も背徳感を感じるために、不良は元気に足を運ぶのである。

    「はー、背徳感サイコー!!!」




    ところでこれ何の話だっけ?
    ラーメンの話。

    書いてる本人が1番ダメージでかい。
    はー、おなかすいたー!!!!

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    PAST風間トオルがデレないと出れない部屋

    ⚠️アテンション
    ・未来パロ(17歳、高2)
    ・しん風
    ・中学から付き合ってるしん風
    ・以前高1の頃○○しないと出れない部屋にて初体験は終えている。(いつか書くし描く)
    ・部屋は意志を持ってます
    ・部屋目線メイン
    ・ほぼ会話文

    ・過去にTwitterにて投稿済のもの+α
    『風間トオルがデレないと出れない部屋』

    kz「...」
    sn「...oh......寒っ...」
    kz「...お前、ダジャレって思ったろ...」
    sn「ヤレヤレ...ほんとセンスの塊もないですなぁ」
    kz「それを言うなら、センスの欠片もない、だろ!」
    sn「そーともゆーハウアーユ〜」
    kz「はぁ...前の部屋は最悪な課題だったけど、今回のは簡単だな、さっさと出よう...」

    sn「.........え???;」

    kz「なんだよその目は(睨✧︎)」

    sn「風間くんがデレるなんて、ベンチがひっくり返ってもありえないゾ...」
    kz「それを言うなら、天地がひっくり返ってもありえない!...って、そんなわけないだろ!!ボクだってな!やればできるんだよ!」

    sn「えぇ...;」

    kz「(ボクがどれだけアニメで知識を得てると思ってんだ...(ボソッ))」
    kz「...セリフ考える。そこにベッドがあるし座って待ってろよ...、ん?ベッド?」
    sn「ホウホウ、やることはひとつですな」
    kz「やらない」
    sn「オラ何とまでは言ってないゾ?」
    kz「やらない」
    sn「そう言わず〜」
    kz「やら 2442