ベッドの上で寝返りを打って、何にもぶつかることなくシーツに触れた腕にパチッとスイッチが切り替わるように目を覚ました。
ぬくぬくとした毛布の中には俺一人きり。腕を伸ばして枕元に置いてあるスマホを手に取り顔の前で電源を入れた。パッと明るくなる画面に思わず目をつむり、そうっと細めた視界で表示される時刻を確認する。
「ええ……まだ昼にもなってないじゃん……」
昨日は夜更かししたからもっとゆっくり眠るつもりだったのに。カーテンの隙間から入り込む日差しは部屋をほの明るく照らしていた。
ようやく画面の明るさに慣れてきたから目を薄く開き、すいすいと指先を動かしてSNSをチェックする。いくつかの投稿に反応してからアプリを閉じ、今度は連絡先の一覧を表示させた。

　文化祭前日、クラスのみんなが帰った教室で俺は机を挟んだ向かい側に座る恋人のことを見つめていた。真面目な顔で目を伏せていた彼はふと視線を上げて俺と目が合うと、眼鏡越しの瞳をふわりとやわらげる。
「うん？　どうした？」
「……まだ終わんない？」
「もうすこし。待てないなら先に帰っても」
「ねえ、それ、本当に俺が先に帰ると思って言ってる？」
「……もう少しだけ待ってろ」
　ん、と頷いて、俺は顔を俯けた。机の上に広げられた学級日誌に彼がペンを走らせる。一日中文化祭準備だった日の日誌なんて、書くことないでしょ。それでも真面目な彼は埋められる場所を丁寧に埋めていた。
「シャーペン貸して」
「うん？」
「はーやーく、かーえーろー」

明日は大切な日だから寝坊なんてしないように早く寝なきゃいけないのに、そう思えば思うほど眠気は遠ざかっていった。最近はすこしマトモになっていたけれど俺は元々夜型の人間だし、明日のことを考えてしまうと緊張と興奮が脳を刺激する。
俺はもぞもぞと寝返りを打って隣で眠る恋人の方へ体を向けた。こちらに背を向けている彼は俺と違って規則正しい生活をしているからか、こんな日でもいつも通りにぐっすり眠れるようだ。穏やかな呼吸音を聞くとすこし気分が落ち着いてくる。もっと彼に落ち着かせてほしくなった俺は体をじりっとにじり寄らせて彼の背中に額をくっつけた。
トク、トク、と伝わってくる彼の心臓の音が、触れたところから俺の心のリズムも正してくれる。安心して吐き出した熱い呼気は彼の肌を撫で、ビクッと彼が体を震わせた。

シュウの好きそうな金髪イケメンがいるから、と強引に連れてこられたバーの入り口、暗い色の扉には「Open」と書かれたシンプルな札がかかっていた。なんの躊躇いもなくその扉を押し開けた浮奇の肩越しに、オレンジ色の温かい照明が溢れ出る。
「いらっしゃい……あ、浮奇だ。こんばんは」
「こんばんは。二人なんだけど、カウンターでもいい？」
「もちろん。綺麗な人だね、恋人？」
「残念。コイツはただの友達」
僕は声を出すことも忘れて浮奇と店員さんのやりとりを聞いていた。浮奇の後をただついて行き、彼の座ったカウンター席の隣にそっと腰掛ける。顔を上げるとカウンターの中に立つバーテンダーさんが僕にニコッと微笑みかけてきた。うっと心臓が飛び跳ねて、咄嗟に視線を逸らしてしまう。

《萬聖節貓貓和神父》黑曜石般的夜幕上灑落著成千上萬的星星、暖黃的正月正高掛在夜空中，豎立在幽暗森林中的霍格華茲校內點亮著點點幽火，營造出一種詭異的氛圍，但這不影響學生們雀躍的心情，一聲聲的歡笑聲迴響在校園內，今天是一年一度的萬聖節變裝派對。

「vox！你好了嗎？」已換好服裝的ike朝著史萊哲林宿舍的大門喊道。
『ike等...等我一下！這套服裝好難...穿ㄜˊ啊啊啊！』一陣悶響從宿舍厚重的門傳出來。
「vox！你還好嗎？可以讓我進去看看嗎？」ike急切的敲著門說。
『ㄜ...ㄜ好吧....』
宿舍的門把快速的被轉開，打開厚重的門後映入眼簾的是坐著的vox身上掛著一條一條的布料，腳到頭上還纏著灰黑色透紗，頭上戴著的帽子因為方才摔倒而掉落在他的手邊，場面顯得有些狼狽。

初見便想念的是你的笑顏。Sonny從出生就看得見不屬於人世間的東西，原本他的父母對此不以為意，但當Sonny越長越大，開始越來越可以清晰的描述出他所看到的東西長什麼樣子，這讓他的同儕和師長都感到十分懼怕。
輾轉換了幾間小學之後，父母決定把年幼的Sonny丟給鄉下的外婆扶養，因為他的外婆和他是一樣的。
Sonny的外婆也是自幼就看得見那些東西，或者應該說是妖怪比較恰當，但她很快的就接受自己的命運，用自己獨有的能力去幫助和收服那些妖怪。當然他的外婆並沒有試圖要他接受一切，她只告訴Sonny，妖怪也是有善惡之分的，希望他記住這一點。
或許是經過歲月的洗禮，Sonny越來越懂事，他在和外婆相處的這些日子裡，明白了外婆當初話中的含義，當他看見妖怪們的笑著和外婆道謝時，也有一股暖流竄進他心裡，他漸漸的開始善用自己的能力，和外婆一起幫助需要幫助的妖怪，直到他18歲那年。

【noctyx】關於神秘的夢　　2/14 情人節，是將巧克力送給心上人的日子。
　　隨著每個國家文化的不同，有些是情人間的約會出遊，有些則是與伴侶互送禮物，還有些僅僅是友情間的相贈，到了白色情人節 3/14 時再回禮回送對方。
　　niji 高校的大家都是如此。
　　情人節當天一早，同班同學兼兄弟的 uki 帶著大包小包的手作餅乾來學校，分發給在en 組的所有人。
　　fulgur想當然的也收到了一份，只是與其他人收到的相比他的是一塊完整的大蛋糕，在收到的當下 fulgur 言語間滿是驚訝與無奈，說是自己吃不了那麼多，但笑得卻是比誰都還要開心。
　　一旁 uki 則是不斷調情，還回復吃不完也沒關係，我們可以用在其他方面，比如我身上，全場一片譁然。