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    juzi

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    水母王摸鱼

    #类司
    Ruikasa
    #類司
    RuiKasa

    和众多冒险童话的开篇一样,王司发现水母类的契机是藏书室里那个常年空白的画框,尽管身为皇子对魔法已经有过涉猎,但孩子年龄还小,出于进度考虑,水平基本局限于保有“相信这个世界存在非自然能力”的认识,以及使用初级咒语。所以当目睹触手从画框内侧探出时,司没有过多的惊讶,有点想问“你是真的吗?”又觉得这样说出口有点奇怪,于是没有开口,伸手去摸触手在空中舞动的前段。湿湿的,有海水的味道。除过书本与国土地图提供的信息之外,司还没有见过大海,但他笃定这就是大海的味道。咸、潮湿、代表广阔的自由。

    触手像是感知到他的心思,也不躲,乖乖地躺在司手中。其实触手规格不小,小皇子需要两只手才能完全把它环住,使得司对待它的态度更像是一个有趣的玩具。司问它是从哪里来,它回答道其实我一直在这里,只不过不是所有人都能看到我。然后类和它剩下的触手从画框边探出头朝小家伙笑,后者也不害怕,反而对人身触手尾的类充满好奇,左摸右摸,研究触手腕上的吸盘收缩幅度。类很好地应对司的好奇心,会给他讲大海的故事,比书本上的文字更具有魅力,因为类会从画框里探来上半身,从指尖冒出的水泡中映射出珊瑚礁亦或是深海的画面,告诉司这里的生物是如何生存。

    久而久之,他们成为非常要好的朋友。于是司会问类一直这样陪着自己消磨闲下来的时间,不会觉得麻烦吗?身为皇子他早已习惯使用理性的思考方式,而这个画框成为他隐秘的避风港。但类的回答令人意外,它答道“也许并不只是你在观察我——我也在同时观察你呢?”类伸出人形的双手,“我的生命不会迎来终结,司看到的我是永恒的,”司握住它的手,同样潮湿寒冷,好像在握住的同时感受到触手的触感。
    司在类的引导下向前一步,第一次越过眼前这个熟悉的画框。他忽然明白类为什么经常探身出来,却从未真正离开框内的空间。类背后的也不只是单纯的空白,而是不属于这个世界的一望无际的海洋。他紧紧攥着类的手指,感受真实而梦幻的海风吹拂。类托着司的手,看起来很高兴。因为这个世界只有永恒的月亮,此刻正在迎来一枚专属的太阳。司就这样看着类在海面上漂浮,想了很久开口问:“类,一千年以后的我们在做什么?”

    “在一起坐在地上吃午餐。”

    “噢!”司笑起来,又皱眉,“到那时我们的老师一定管教没那么严格,如果现在我用餐姿势不对,那都是要挨骂的。”
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    3iiRo27

    DONEritk版深夜の60分一発勝負
    第二十回 お題:「ピアノ」「禁止」
    類視点 両思い
    ある日の休日。
    フェニックスワンダーランドに工事が入ることとなり、「とある事情」も重なって今日の練習はなくなっていた。


    しかし、やはりというか。
    司くんもショーバカだし、僕もショーバカだ。

    僕は練習ができなくても演出に使う道具の作成は進めておきたかったし、司くんは司くんで脚本の作成と、必要な小道具の選定のために来ていた。

    費用の節約として、できる限り必要な小道具は使い回しをする。
    そのためには脚本の時点で小道具の選定をしておくのが一番いい、とは司くんの言葉だ。



    さて、そんな訳でワンダーステージに来た僕たちだけれど。








    「…これが、話に聞いたピアノか?」
    「そうみたいだね」



    その舞台の上には、どどんとグランドピアノが置かれていた。


    これが、練習ができなくなった「とある事情」だ。
    工事の際、どうしても土埃の届かない場所にピアノを移動したかったそうなのだが、運悪く他の場所もいっぱいになってしまい、場所がなくなってしまったそうだ。

    ワンダーステージは比較的離れている場所にあることから、野外ではあるがここならば土埃は届かないだろう、とのことで置かれている、 2358

    Sai

    DONEプロセカ腐🎈🌟人魚パロ
    あのイベントの劇の設定で捏造妄想強めの小説書いてみました。
    こちらが、1話ごとにできたタグにしてます
    飽き性なので応援がなかったら全然書けないので、1人の類司に囚われてる友人にべた甘に褒めてもらってますが続けられる気がしません。
    続かせようと頑張ってます
    良かったら応援してください😭
    本編終わらないのに何故かアクスタ出来ました楽しみだなぁ\(^o^)/
    眠れる竜と満月になり損ねた魔女プロセカ人魚パロ
    【眠れる竜と満月になり損ねた魔女】

    プロローグ


    これはとある出来損ないの物語だ。



    僕は自分が異質だと気付いていた。

    黒々とした筋肉出てきた脚はほかの人魚とは異なる上に、やはり目立つ。
    手のように使いこなすことの出来るこれは便利で一度に他の作業ができる。
    何もかも器用にこなす僕は間違いなく天才と呼ばれる部類だった。
    当然異質である者は、平凡なるものとは馴染むことはできない。
    言われるまでもなく孤立していたし、媚びる気も、群れる気もさらさらなかった。
    親も兄弟もみな物心つく頃にはもう既に存在していなかったため、強いて言うなら僕の住処を隠れ蓑にしている色とりどりの小魚達が唯一の暇つぶしの対象であった。
    僕の周りを小魚達が踊る様は好きだったが、それではあまりに刺激がたりない。
    10158