tia_10l0☆quiet followCAN’T MAKEディルガイを書こうとしたが、イメージが固まらず早い段階で折れた……。 ディルガイ供養ガイアとディルックは旅人と「エンジェルズシェア」の前で別れる。 ディルックはガイアを呼び、店の裏へ連れていく。 「んむ……っう……」 「はぁ……ガイア……」 ディルックは、今度は触れるだけの口づけを何度も繰り返した。 「んっ、旦那?」 「ガイア、中に入れ」 「もうちょっとマシな誘い文句があると思うが……」 そして、二階へと続く階段を上がり、店の中へ入る。二階には酔いつぶれた冒険者が一人だけだった為、ガイアは内心ほっとした。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow tia_10l0PROGRESSリオヌヴィのスケベ進捗です。こちらは以下の作品の続きものになります。「育み、芽吹く純水」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21919319前作→スケベ進捗の流れになります。「育み、芽吹く純水」からぜひ!お読みください🙏 8507 tia_10l0PASTダインスレイヴと旅人、空の話。空が悪夢を見る。水底に響くレクイエムだったか、そのあたりで書いたお話!深淵「わたしの家はお兄ちゃん、お兄ちゃんの家はわたし」 目の前で金髪の少女は言った。少年は今にも泣きそうな顔をして、少女のもとへ駆けて行く。しかし、あと少しで触れられそうな時、少女は一歩後ろへ下がってしまった。 「蛍! 一緒に帰ろう……!!」 少年の呼びかけは虚しく、蛍は表情ひとつ変えず首を横に振った。 「ううん、今はだめ」 「どうして! なんで!!」 「隣を見て」 蛍は少年の側にいる者を指し示す。少年は言われた通りに隣を見た。蛍は話し出した。 「ダインと一緒にいる。それは決別の証。言ったよね、ダインと一緒にいてはだめって」 「……どういうこと……?」 困惑する少年を見ないように蛍は瞳を伏せ、溢した。 「今は言えない。ごめんね……お兄ちゃん」 894 tia_10l0DONEケーキを作るカーヴェというお題をもとに書いたアルカヴェです。皿が空になるまで 締め切りを目前にしてカーヴェは思い立った……――ホールケーキが食べたいと! 「クリームたっぷりのふわふわのやつが食べたい!! 今回は七回も修正したんだぞ!? なのに依頼人ときたら……ああ、もう!」 カーヴェはモラ袋を持って市場へ駆け出した。 外へ出ると、青々しい草木の匂いと共に、心地良い喧騒がカーヴェを包みこんだ。子供の足音や学生のちょっとした議論、商人のかけ声、穏やかな日常がそこら中にあった。 加えて、眠たくなるような暖かな日差しを浴びてからカーヴェの苛立ちはすっかり鎮まり、気がつけばケーキの材料について考えていた。 「えっと……ミルクと砂糖、小麦粉、それにジャムと……あ、いや甘ったるいか? イチゴも欲しいな、無いならザイトゥン桃にするか……よしっ!」 2642 tia_10l0DONE魔神任務の前日譚的なタル鍾。夢の中でハム子が先生に元素を診てもらう話。奇妙な逢瀬 夢の中で、釣り糸を垂らしながら瞑想していたタルタリヤはふいに目を開けた。 「これはこれは、珍しい客人だ」 穏やかな口調で話す彼はどこか嬉しそうに聞こえる。すらっとした体格に、黄金よりも眩い石珀の瞳、そして威厳ある佇まい。夢枕に立ったのは、紛れもなく鍾離だった。 「公子殿、息災か」 「……ぼちぼち」 「切れが悪いな。どうした? 俺で良ければ話を聞くが……」 察しが良すぎるとつくづく思うタルタリヤだったが、少し経つと口を開いた。 「鍾離先生ってさ、元素力に振り回されたことはある? あ、いや、質問を変えよう」 「――元素に流れってあると思う?」 タルタリヤは揺れ動く波紋を見ながら聞いた。彼がいつもよりやや不安げに見えた鍾離は答える。 2362 tia_10l0DONE放浪者とナヒーダがクリスマスを過ごすお話。 2025 tia_10l0MAIKINGかきかけのタル鍾です!!!!完成したらpixivに載せます!!完成したものがこちら!https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19331030岩鯨の萌芽 璃月に来ていた旅人に、鍾離はある相談をした。 「旅人、俺は凡人としてまだ日が浅く、凡人のなかのルールというものをあまりよく分かっていない……」 「うん」 「だから、デートとやらも知識のうちに入ってはいるが、体験したことは殆ど無い」 「ちょっと待って鍾離先生」 「どうした?」 旅人は声をあげる。 「デートって言った!?」 「ああ」 旅人は重ねて聞いた。 「誰と!?」 「こ、公子殿とだ」 答えを聞いた旅人は、口を半開きにしたままその場で固まっている。心なしか鍾離が照れているように見えるのは気のせいだろうかと、旅人は考えていた。 鍾離は「旅人?」と呼びかけながら目の前で手を振ってみせる。 (旅人が微動だにしないな……そうだ) 6269 recommended works 遭難者MOURNING玉蘭と木蓮のはなし玉蘭はハクモクレンを指すみたいですが…薄目でお願いします 焦「藍湛、知ってたか?玉蘭は東贏で木蓮と呼ばれているそうだ。昔、師姐に教えてもらったんだ。」まだ寒さが残る季節。相変わらず美味い天子笑を飲みながら、ほころび始めた白い花弁を見上げる。『──阿羨、玉蘭のことを東贏では木蓮というらしいの。』そう教えてくれた師姐を思い出す。あれは、雲深不知処の座学に参加する少しまえだっただろうか。花の名前をひとつ知ったことで何故そんなに嬉しいのか当時は不思議だったが、あまりにも嬉しそうに笑う師姐見ているとこちらも幸せな気分になったのを覚えている。今ならあの時の師姐の気持ちが少しわかる気がする。『──違う花なのに、同じ木に使われるなんて不思議ね。』「蘭」陵と「蓮」花塢の二つの違う花の名を持つ木がある。まるで両家を繋ぐように感じたのだろうか。普段なら気にならない些細なことに、何やら運命のような縁を感じて嬉しく思ったのだろう。いつも優しく俺達を包んでいてくれたけれど、師姐だって幼い少女だったのだ。あの時の師姐は恋をしていたのだと、今ならわかる。「木に咲く蓮とは何だか妙だけど、雲深不知処で蓮を見られるとは思ってなかった 1893 sumiwatariDOODLEワンドロに間に合わなかったやーつ。今さらですがあげます。 たかはらSPUR ME進捗その3。あまりにも進まないので自分への尻叩きに。魏嬰が小さくなる話「含光君、魏先輩に何が……まさか先日の……」 「恐らくは」 藍思追は皆まで言わずとも合点が行ったようだった。藍忘機が女性になった際、彼と藍景儀もその姿を目にしている。ちなみに藍景儀はと言えば、未だ玉砂利の上に蹲ったままだ。 刹那、一陣の風が吹いた。藍忘機の抹額が羨羨の目の前で翻る。ひらひらと舞うそれを幼子が掴もうとするのは当然だった。伸ばされた小さな手が抹額に触れた途端、はらりと解けてしまう。 「らんじゃんのひらひら!」 「含光君、抹額が……」 「構わない」 羨羨は長い抹額を気に入ったようで、ぎゅっと握り締めて放そうとしない。藍思追は慌てて周囲を見回すが、幸いと言うべきか他に人影はなかった。 いくら羨羨は魏無羨とは言え、他の子弟に見られでもしたらいらぬ混乱を招く。驚きのあまりに倒れる者が出てもおかしくなかった。 895 アンリDONE曦澄の続き 8 chi_o0v0o_DOODLE忘羨練習 リンネValentine現代AU短文。藍兄弟しかいません。高校生。澄視点(曦澄)の回想短文のおまけのようなものです。忘羨要素もあります。藍兄弟の場合「兄上」 「何だい?」 「……バレンタインデーというものは、好いた相手に女性からチョコレートを渡す日だと聞きました」 「そうだね。本来はそう言う訳ではないのだろうけれど、これを機会に勇気を出せる女性も多いだろうね。もっとも、最近は自分や友人の為のチョコレートを用意する女性が増えたらしいけれど」 「……兄上は、想いを返せない相手からのチョコレートを受け取るべきだと思いますか?」 毎年受け取っているチョコレートは今年も同様である。チョコレートと一緒に告白の言葉や手紙をもらうこともあるけれど藍忘機に返せる気持ちはなかった。ホワイトデーに形ばかりのクッキーやキャンディーを返すだけだ。 それは兄も同じで、むしろそれに倣ってチョコレートを受け取っているのだが考えていた以上に重みのあるものなのだと最近になって気が付いた。 803 春をなでるMAIKING昇仙現代if忘羨の前編ペン入れのみになります。よろしくお願いします。 12 春之助MOURNING魏嬰が猫のように死に際に姿を消すお話し私の2021年11月22日のメモ帳に残ってたお話なんだけど、続きがなくて誰か知らない??これ壁打ちしてたとかあるのかな……、あまりにも記憶が無い、、猫ってすごくすごく可愛いよね魏嬰が猫のように死に際に姿を消すお話し 魏嬰のコロコロ変わる表情にいつしか笑い皺が増えた。髪は綺麗な白銀を宿し、赤と黒の若々しさは無くなった。人を揶揄う言動は変わらないのに、声は落ち着き、目には慈愛を含んでいた。共に過ごしてもう何十年も経っているのだと愛しい月日に思いを馳せた。 彼の変わっていく新しい姿に毎日のように愛しさが増していく。しかし、その新しい姿は次第に寿命を感じさせていった。 歳を重ねてもお酒好きは変わらなかったが、飲む量は格段に減っていた。天天と言った行為も彼の負担が大きかったから徐々に減りいつしか無くなった。食事も姑蘇の食事をよく食べるようになり、私が用意する事は減っていった。魏嬰は自分でやらなきゃ身体が鈍るのだと、私に世話を妬かせる事を拒否するようになった。 4651 はるもん🌸MOURNINGヤるモードになった藍忘機を止める事は不可能な件。強行突破「藍湛、脱がせて」 藍忘機は琴に手を置き音を止める。一拍思案した。 「うん」 決断はすぐに出た。今が昼だとか、場所についてだとか、そういった事はすぐに吹き飛んだ。 彼の衣服に手をかける。魏無羨「お?!」と驚いた声を出す。 「チガウチガウ!俺じゃないよ、こっち」 魏無羨は両手で置物を持ち上げていた。その置物は伸縮性の布で覆われており、下から引っ張らないと脱げないようだ。 片手で持てれば一人でできるが、あいにくその置物は両手で持たないと持ち上げられないほど重い代物だった。 藍忘機は置物を取り上げ、ガバリと魏無羨の胸元をはだけさせる。 「藍兄ちゃん?!」 「したい。付き合ってください」 「丁寧に言ってもだめだよ!これ、藍先生から綺麗に拭いて持ってこいって言われてるんだから!」 461