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    loca_insane

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    🇯🇵オフでの🟡🟠妄想。当時の🟡のポスト見ないとわかりにくいです。
    🐹式の並びだといつも🟡🟠が離れちゃう悲しみと、🟡のぱへ°の並べ方から見えた💞からできたもの。らくがきみたいなものなので誤字脱字あったらすみません

    #sonnyban
    inSonny
    #Sonnyban
    sonnyban

    きみのとなり(僕もサニーの隣に行きたいなあ。この並び会社から決められてるから仕方ないんだろうけど)

    収録中、楽しく会話をしていてもちらちらと気にして見てしまう眩しい金髪にまた目を向ける。
    自分との間にいる浮奇に近寄ったりすりすりしたりと楽しそうな姿が視界に入り、誰にも知られないように少し眉を下げた。

    (隣にいれば肩を触れ合わせたり、あんな風にすりすりしたりできるのにな。…でもサニーは何も気にしてないみたいだ。まあ、会話はできるもんね。仕方ない、仕方ない…)

    自分に言い聞かせながら口に含んだ水は先ほどより苦い気がしたが、ふる、と頭を振ってアルバーンは再び会話に参加したのだった。





    冷房が効いた店内は、人が話す声と厨房から聞こえる調理の音で騒がしい。個室にいても声が大きい人間が何人もいるためか小声で何か言っても聞こえなさそうだなとぼんやり考えながらサニーは手元の炭酸水をあおった。
    来日しての仕事もそろそろ佳境に入った。今日の打ち上げとしての飲み会も終われば、1人また1人と帰国の途に着く。
    自分もそろそろホテルの部屋に広げた荷物をキャリーに詰め込まなきゃいけないなと若干面倒臭さを覚えながら空になったコップをテーブルに置くと同時に、背中を軽い衝撃が襲った。

    「わ、……アルバーン?どうかした?」

    首を捻って目に入ったのはサラサラの茶髪で、顔が見えなくともすぐに可愛がっている同僚だとわかった。その頭を撫でたいなと思ったが、背中に顔を埋められている。さすがに体を捻れないと、腹に回された腕に手を添える。

    「…すりすりしにきただけ…。さっきできなかったから…」

    すりすりという割には遠慮がちに頭が動いた。小さな声が胴体を辿って聴覚に何とか届く。

    「あはは、離れてたから?」

    「うん」

    「横に座りなよ。いきなり襲われたから何かと思った」

    アルコールが入っているのだろうアルバーンの声はいつもよりふにゃふにゃだ。
    自分は今日は飲むつもりはなかった。彼が酔ってしまったのなら世話をしてやろうと腕を引いたが、背中の彼は動かない。

    「あるば〜ん大丈夫?どのくらい飲んだの」

    「酔ってにゃい」

    「あっはっは!まだ何も言ってないのに!」

    ケラケラと笑うと、腕が一本後ろに引っ込んで、何かを掴んで戻ってきた。自分の腹の前に現れた彼のスマホの画面には、見慣れたsnsの画面、そして見覚えのある写真が一枚。
    可愛らしい人形が並んでおり、一体は紙製の兜を被っている。

    「…これ、俺のポスト?」

    「…サニー大好き、ありがと…」

    消え入りそうな言葉の後、鼻をすする音が聞こえた。
    何度か瞬きをした後、サニーは細い腕を掴んだままゆっくりと立ち上がった。

    「う、わ、」

    「こっち来て」

    酔った人を介抱しに行く様を装って、背中のくっつき虫を運んで行く。通路ではなく手洗い場でもなく、外を目指した。
    歩道には人通りがあまりない。好都合だと頷き、掴んだ腕を少し乱暴に引いて背中の彼を正面に回した。

    「わ、ちょ、ちょっと…」

    「……何で泣いてるの」

    ようやく見れた顔は、アルコールだけでは納得できない赤さだ。両目も潤んでいる。

    「えと、とりあえずこっちおいで、あぅばん」

    店外に設置されたベンチに誘導すると大人しく座ってくれたため、指で優しく目尻を拭った。

    「離れててさみしかった?」

    「うん…僕もさにぃとすりすりしたかった…。でも仕事だししかたないし…」

    「うん」

    「でもさみしかった…。うきとはできるのにぼくとはできにゃい…」

    「…うん、そだね」

    アルコールのせいで、より舌足らずになりつつある言葉にいじらしさを感じて肩を抱くと、アルバーンは握ったままの携帯に視線を落とす。

    「…でも、でも…さにぃがぼくとなりにしてくれた…」

    「……にじぱぺの、こと?」

    「さにぃのとなり、うれしい。ありがとさにぃ…」

    肩口の辺りに弱々しく頭を擦り付けられると、心臓がきゅ、と音を立てた。
    衝動のままに、その頭に額をつける。

    「もしかして、嬉しくて泣いてた、の?」

    「ん、そう…さにぃだいすき…」

    「あ、あぅばぁん…」

    自分の声もふにゃふにゃになのを自覚しながら隣の細い体を抱きしめると、えへへと可愛い笑いが聞こえた。
    さみしかったと責められると思っていたのに、こんなに可愛いことを言ってくるとは想定外で言葉がまともに出てくる気がしない。

    「あうばん、かわいい…うぅ…」

    「すりすり、うれしい。あったかい」

    「か、帰るまで毎日すりすりしよ。ハグも。えと、起きてからと、寝る前と、あと、ランチの後…」

    「ほんと?」

    「も、もちろん!俺も、その、あぅばんの隣が好きで…、もちろん浮奇もふーちゃんも大好きだけどさ、その、あぅばん…あ、あぅばん?…わぁ…」

    動かなくなったアルバーンからは、すぴー、という音が聞こえてきた。
    肩に感じる重み、体温、自分の服を掴んだ手。全てが愛おしくて、変な唸り方をした後、サニーはゆっくりと夜空を仰いだ。




    「俺このままオーストラリアにアルバーン連れて帰るわ」

    「面白い冗談だね。キャリーに入ればいいけどね」

    「浮奇、心配ないよ!俺のキャリーも使える。手分けして入れようぜサニー!」

    「待ってルカ、君酔っ払って…?ちょっとシュウ、アイク、ヴォ……いないし。はぁ、……いいや、もう知ーらない…」


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    loca_insane

    MOURNING🇯🇵オフでの🟡🟠妄想。当時の🟡のポスト見ないとわかりにくいです。
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    きみのとなり(僕もサニーの隣に行きたいなあ。この並び会社から決められてるから仕方ないんだろうけど)

    収録中、楽しく会話をしていてもちらちらと気にして見てしまう眩しい金髪にまた目を向ける。
    自分との間にいる浮奇に近寄ったりすりすりしたりと楽しそうな姿が視界に入り、誰にも知られないように少し眉を下げた。

    (隣にいれば肩を触れ合わせたり、あんな風にすりすりしたりできるのにな。…でもサニーは何も気にしてないみたいだ。まあ、会話はできるもんね。仕方ない、仕方ない…)

    自分に言い聞かせながら口に含んだ水は先ほどより苦い気がしたが、ふる、と頭を振ってアルバーンは再び会話に参加したのだった。





    冷房が効いた店内は、人が話す声と厨房から聞こえる調理の音で騒がしい。個室にいても声が大きい人間が何人もいるためか小声で何か言っても聞こえなさそうだなとぼんやり考えながらサニーは手元の炭酸水をあおった。
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