てぬたろ☆quiet followDONEマークの髪が白くなるお話。マークがかわいそうな目に遭ってます。CP要素無し。名前無しモブが登場します(名前・セリフ無し)暴力、流血、嘔吐、精神的トラウマ表現を含みます。性的表現はありません。くれぐれもご注意ください。pass18↑ yes/no Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow てぬたろDONEマークの髪が白くなるお話。マークがかわいそうな目に遭ってます。CP要素無し。名前無しモブが登場します(名前・セリフ無し)暴力、流血、嘔吐、精神的トラウマ表現を含みます。性的表現はありません。くれぐれもご注意ください。pass18↑ yes/no 2933 てぬたろDONEONE労働時代オラとDの日常風景。無自覚にお互いに対してだけ距離が近く、イチャついてる。名無しコグ無しモブが登場します。(会話程度)話中に性的接触を伴うCP要素はほぼありませんが、書いてる人はオラとDを後にメガオプにしようとしています。まよなかインクルージョンガラガラ、ガラリガラリ。 鈍い音を立てて岩が砕けぶつかり合いながら崩れ落ちていく。しかし目的の青い光は見えてこない。今回配置された坑道はハズレのようだ。 「…クソッ。」 悪態がつい口をついて出る。直ぐ側にいた仲間がこちらをチラと振り返った気配を感じたがそれは一瞬のことだった。もともと言葉遣いが上品とはとても言えない自覚があるにせよ思ったより大きな声で発してしまったらしい。今日は残業や上司の小言で終業時間を遅らせるわけにはいかない理由があるのだから見逃してくれとD-16は思った。 今日の採掘量のノルマはどのくらいだったか。まだ一割ほども満たされていないだろう採取コンテナをを想像するとため息が出てくる。日に日に要求されているノルマが増えていっているように感じるのは決して間違いではないだろう。 9523 てぬたろDONEONEナスセン神様の欲深で身勝手な愛に振り回される補佐官の話。本編ネタバレ、暴力表現、性的描写(露骨ではない)ありpass→y/n 2777 てぬたろDONE #TPVワンドロライ4月20日、お題「蜘蛛」「ヒーロー」よりATSV ミゲミゲ(パパ×928)※いずれミゲミゲになるミゲとミゲ※99ミゲがパパミゲを特別だと意識するきっかけのお話君がそう呼ぶのならばモニターとスクリーンだらけのオフィスでミゲルは今日も仕事をしていた。オレンジ色に発光する光の粒子ばかりを見続けていると、太陽の陽の色を忘れてしまいそうになる。それが健全が不健全で言ったらもちろん後者なわけなのだけど、使命に駆り立てられているミゲルにとってはどうでもいいことだった。 あらゆる次元のスパイダーマンを観測できるようになってわかったことがある。 ひとつはあらゆる次元の『ミゲル・オハラ』を観測してみてもスーパーパワーを得るのはこのアース928の『ミゲル・オハラ』、つまり自分だけだということ。 ふたつめは蜘蛛から直接スーパーパワーを得ていないのは自分だけだということ。 無限に広がる数えることもバカバカしくなるの次元のすべてを見たわけではないのだから、本当にミゲルが一人きりであるとは言い切れないにしても、ミゲルに孤独感を感じさせるには十分だった。孤独は胸を押しつぶすような不安をミゲルに与え、安らぎから遠ざける。他の次元のスパイダーマンと関わるようになって少しは孤独感が薄れているかもと思うこともあったが、顔色は一向に悪いままだった。 2559 てぬたろDONE #TPVワンドロライ4月15日、お題「WE」「願いごと」よりATSV ミゲミゲ(パパ×928)※しネタです。※パパミゲが凶弾に倒れる場面のお話です。僕は君の影踏むばかりパシ、と乾いた音。 姿も声も魂も同じ形をしたもう一人の『ミゲル』が目を丸くしてこちらを振り返った。 「どうしたんだ?」 「蜘蛛がいたから。」 手のひらに潰されて動かなくなった蜘蛛が乾いたように固まって俺の目の前に転がっている。『ミゲル』は死がいを指先でつまみ上げると小さなゴミ箱のポッカリと開いた丸い口へと落とした。 「普通の蜘蛛だったな。」 「珍しくもない蜘蛛だ。君も蜘蛛には詳しいだろ?」 「もちろんだ。俺も君と同じ分野を研究してるから。」 『ミゲル』がなぜ「普通の」と言ったのか俺にはわかりかねた。 「逃がしてあげればよかったのに。あの蜘蛛は別に悪さなんかしないんだし。」 日当たりのいいリビングの窓を指さした彼にそう言われて、何気ない彼の言葉に俺の胸の中心が針で刺されたかのようにうずいた。今まで室内に蜘蛛が這っていたら「普通」にそうしてきたという漫然な習慣に指をさされたようでやるせない。 1567 てぬたろDONE #TPVワンドロライ4月9日、お題「気温」「手当て」よりATSV ミゲミゲ(パパ×猫928)※猫ミゲです。猫になったミゲとパパミゲの出会いのお話。猫のいる生活ソファに一匹の猫がいた。いつからそこにいたのか知らぬ間に。猫はソファの上にいくつも並べている赤色のクッションの上でぐったりとうなだれていた。その毛並みは泥や血で斑色に汚れていて、本来の毛色が何色なのかわからないくらいだった。 「おい、大丈夫か?!」 オートロックの高層マンションの上階、ネズミすら侵入が難しいこの部屋にどうやって入ってきたのかとか、体の汚れに反してクッション以外に一切汚れがないことの違和感だとか、そんなことを気にする時間もない。ここ数日、窓の外で春先の冷たい雨がシトシトと降り続けていたせいかその姿はまるで凍えているようにも見える。わずかに腹や胸を上下させている猫の呼吸が今にも止まってしまいそうで、例え見知らぬ猫だとしてもその命が消えてしまうことが辛くて悲しくてたまらなかった。 2524