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    monroe_sigr

    みなきと申します
    25↑ 英語勉強中です 🐏🔮、🌊🔮とかの予定ですが増えるかも。
    甘いのとかえろとか。

    絵文字沢山本当に嬉しいです!ありがとうございます!!同志が沢山いて嬉しいです…🫶

    ここ好き!とかこんなのみたい!とかありましたらぽちぽちください☺️
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    monroe_sigr

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    お月様と🐏🔮(どっちでもいい)
    ノクはみんなで一緒に住んでる設定

    #PsyBorg

    或る、満月の日「俺たち、なんでここにいるんだっけ…?」
    「…さあなぁ」

    俺たちリビングでホットウイスキーを飲んでいたはず。
    でもここは小高い丘の上。
    芝生の上に何故か、ソファごと座っている。

    「うきき、目が覚めたか?」
    「うん、ごめん。やらかしたかもしれない」

    少し寒くなってきたからってソファの上で一枚のブランケットにくるまって
    ホットウイスキーを飲みながら
    ハイカカオのチョコレートと映画を2人で
    たのしんでいて。

    あー幸せだなあ。あったかいな。
    ずっとこの時間が続けばいいのに

    なんて思ってたはずだったんだけど。
    どうやら眠くなってきた俺は無意識で
    超能力を発動させてしまったらしい。

    ふーちゃんが俺を抱き寄せてよしよしする。
    俺も身体ごとふーちゃんに委ね、
    満天に広がる星空を仰いだ

    「ああ、満月と流星群が重なったのかな」
    「何か願ったのか?」
    「ずっとこの時間が続けばいいのにって、ん」
    「私もそう思うよ」
    「ふふ、くすぐったい」
    「お?うきき甘い香りがするな」

    上から優しい唇が降ってくる
    ウイスキーのおかげで少し温かいそれに
    少し笑みが溢れた
    俺も腕を伸ばして応戦する



    こんな人気ない丘にソファなんて置いて
    何やってるんだと
    去年買ったお揃いのマグカップは
    サイドテーブルに置いて。
    お互いに唇を寄せれば
    月がこれでもかというくらい照らしてきた。

    「うきき、歌って。」
    「うん…」

    優しいあの曲を口ずさむ。
    月と星の間で遊ぼう、さあ手を繋いで


    ーーーーーーーー♪




    「ちょっと!2人とも起きて」

    「…んん?サニー…?夜勤終わったの?」
    「終わったよ。2人とも寝るならベッドにしな、風邪ひくよ」
    「ンンン………」

    気づいたら眠ってしまったようで明け方帰ってきたサニーに怒られた

    「あれ…家だ」
    「家だよ?あ もしかして2人飲みに行っててリビングで寝落ちしたの?」
    「…そんなところ………ふぅちゃ、起きて、ベッド行こう」
    「ん…?あれ、家だ…?」
    「怖い怖い!寝ぼけてないで!」

    「うう…ベッドつめたぁい」
    「すぐあったかくなるよ」

    ふぅちゃんの部屋のベッドに潜り込む
    ひんやりしたシーツと寝ぼけた彼の温度差のコントラストが鮮やかすぎる

    「帰ってこれててよかったぁ」
    「月が呼んだのかもな、うきき歌ってーって」
    「ふふ、そうかも」

    もう一度顔を見合わせてキスをし
    温度を分け合うように
    2人でもう一度眠りに落ちた。


    或る、満月の日


    「月が綺麗ですね」
    「めっっちゃ綺麗ですよ!」
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    nagareboshi_ss

    REHABILIThanksgivingの🐑🔮立ち絵から ご飯食べさせたいなって 一応感謝祭について調べたけどよくわかんなかった( )ので雰囲気だけ なんでも許せる方向け
    「はい、どーぞ」
    テーブルの上にはずらりと並んだ料理たち。オムライス、パスタ、ドリアなど主菜になるものからサラダやグラタン、ポテトなどの副菜系なんかも他に数種類。極めつけはショートケーキやリンゴのパイ、俺の好きなチョコのケーキまで並んでいる。

    これらすべてを作ったのは一緒に住んでいる恋人の浮奇。珍しく午前中から起きたと思ったら朝食もそれなりにせっせと料理を作り始めた。何事かとキッチンに立つ浮奇を後ろから覗いてみれば「ランチには間に合うだろうからリビングで待っててね」となにやらいつも以上に集中していた。せっかくだし邪魔しちゃ悪いかと思い、大人しくリビングのソファでゆっくり本でも読もうと腰掛けたのが数時間前。あっという間に時間は過ぎていたらしく時計の針はてっぺんを越え短針が1を指しているところだった。手に持っていた本から視線を上げ、腰を上げようとしたところで食欲を刺激する匂いが漂っていたことに気がついた。だいぶ読書に集中してしまっていたらしい。ソファから立ち上がりキッチンを覗きに行こうとしたところでパタパタとスリッパの音が近づいてきた。
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