らぶれすのせかい※後日加筆するかも
LOVELESSの世界観について
※高河ゆん作『LOVELESS』という漫画の世界観をアルセノ用に多少改変しています。
○世界観
この世界の人たち(先祖に動物や妖怪などのルーツを持つものは除く)は生まれつきネコミミとシッポが生えていて、大人(成人という意味ではない)になると取れる。
ミミなし=大人という証明。あくまで大人かどうかのマークのようなものなので、人の耳もある。作中では片仮名表記と漢字表記で区別。
成人済でミミつきは馬鹿にされるし、子供なのにミミなしだと白い目で見られるため、付けミミとシッポも売られていて、偽装して生活している人もいる。
○本当の名前
生まれる前から持っている名前とされており、この名前はその人の本質を表しているとされている。この名前を持つもの達は10歳前後に体のどこかに本当の名前が浮かび上がる。同じ名前を持つ人間はこの世に二人だけ(本当の名前は二人とも同じ位置にある)で、どれだけ離れていても運命が引き寄せるかの如く必ず出会い、結ばれる。尚、本当の名前を持つ人間は限られており、「特別」である。一般的に本当の名前は「-less」になる。
運命の二人は左手小指がピアノ線のようなもので繋がれているらしい。(これは名前もちにしか見えないので一般人にはわからない)
○言語闘争(スペルバトル)
本当の名前をもつ者同士で行われる。一般的には知られていないため、教令院の中でも極秘で講座が開かれている。(あくまで力の使い方を教える目的であって、言語闘争を推進しているわけではない。この講座で自分の運命の相手を見つける人もいるし、ペアで講座を受けにくる人もいる)
原則ペア同士で行われるがその限りではない。ペアは戦闘機とサクリファイスという役割に分かれている。ルールは後述。
○戦闘機
言語闘争における攻撃の役割を果たす。言葉(スペル)を具現化させて相手にダメージを与える。言語闘争において、肉体を用いる戦いはタブー。
戦闘機の素質にもよるが、一般的に戦闘領域が広くて想像力が強く、語彙力のある戦闘機が強いとされている。
○サクリファイス
言語闘争においてダメージを引き受ける。言葉は肉体的にも精神的にもダメージを与えてくるので我慢強いサクリファイスが重宝される。
○言語闘争のやり方
①戦闘機が戦闘領域を開いてシステムを展開する
②相手のペアが戦闘に応じる
③名前を名乗ってから戦闘開始
④互いの戦闘機が言葉を使って相手のサクリファイスにダメージを与える
⑤ダメージが蓄積されると、サクリファイスが拘束されていく(手錠→目隠し→首輪)
⑥サクリファイスが行動不能=完全拘束されたペアが負け
○言語闘争についてあれこれ
戦闘領域→言語闘争をする際に戦闘機が展開するもの。自分の戦闘機がシステム展開をするとサクリファイスはどこにいても気づく。この領域の広さに応じて戦闘機としての能力の高さを測ることができるが、中には厄介ごとを避けるために領域を隠している人もいる。
戦闘領域内で、言葉を具現化することで肉体に傷をつけることができる。領域外では精神的に支配することは可能である。
戦闘機だけで戦うことは可能か?
→可能。自分のサクリファイスがいない状態で戦うこともできる。この場合、戦闘機は自動(オート)=ダメージも自分が引き受ける状態になる。更に自動戦闘の場合、相手に与えるダメージが通常の4分の1になってしまうため、相手によっては舐めプされていると激情することも。
名前の異なるペアで戦うことは可能か?
→可能。ただし、この場合、戦闘機の与えるダメージは通常の半分、サクリファイスが抱えるダメージは通常の2倍になってしまうため、好ましくない。
サクリファイスは言葉を使えないのか?
→自己防衛用に使えるサクリファイスもいるが、戦うのは戦闘機の役割であるので殆どが使えない。ただし、自己暗示や戦闘機へのバフ目的で言葉を使うことはある。
空白の戦闘機とは?
本当の名前は持っていない戦闘機のこと。人生で一度だけサクリファイスの名前を体に刻むことができ、そのサクリファイスの戦闘機として生きることが出来る。戦闘機を亡くしたサクリファイスにあてがわれたり、スペアとして利用されたりする場合がある。