~「ありがとう」と「ごめんね」~山田裕貴君のラジオを聴いたら、死ぬほど「グラデーション」歌ってた。
しかもめちゃくちゃサビを。「ありがとう」と「ごめんね」のところ。
SUPER BEAVERのボーカル:渋谷さんを前に何度も歌っていたので、どんだけこの歌好きなんだと笑っていたら、決戦観た直後には「そういうことか~~!!山田君~~!!」と叫んでいた。
ズルい、あまりにもズルい歌。
映画決戦、場地さんが「ありがとう」をたくさん言う。
「オレのために怒ってくれて、ありがとうな」
そしてマイキーは場地さんの肩を掴んで「ごめんな」てたくさん言う。
運命主題歌の「グラデーション」の「ごめんね」と「ありがとう」そんで「ありがとう」と「ごめんね」に繋がる。
場地さんの「ありがとう」に「ごめんね」が込められていたとしても、マイキーにも千冬にも伝わってない。「ごめんね」と言わないと伝わらない。
そしてマイキーが「ごめんな」と謝っても、場地さんはもう死んでいるから、「ごめんね」も「ありがとう」も伝えられないという切なさ。
マイキーが最後に一虎を許したのは、場地さんへの謝罪が届かないからこそかもしれない。一虎を許すことで、場地さんが守ろうとしたトーマンを守れた。それが「ごめんね」なんだろうなって思う。
そんで千冬への「ありがとう」は今までの感謝もあるけど、今回千冬がいたからこそ未来が大きく変わったという意味も込められてたらいいなと思った。
場地さんが自殺する未来の転換期ってなんだろうって思ったら武道とのタイマン。
そこに至る過程って千冬が昔話をする→「仲間がやられたら〜」て千冬を助けた場地さんを知る→タイマン→「命を云々〜」て武道に問われ。これがあったからこそ、場地さんの決意が強い物になったのか、もしくは最後に踏ん張るきっかけになったのか。
千冬は知らずに、場地さんが仲間を守る手助けしたことになる。マジで「ありがとう」になる。他にも、一虎の事件から色々あった場地さんを支えたのは千冬。あの時「虎」を教えてくれたのも千冬。
千冬は何もできなかったんじゃないかってずっと考えてたけど、千冬が場地さんとの思い出を語ることで、「あの人狂ってるよ」という印象しかなかった場地さんに対して、仲間思いで裏切ることなんかしねぇ人だと武道が確信できた。
千冬が場地さんを信じ抜いたからこそ、未来が変わった、面白い。
歌詞の最後に「愛を見つけ出せたなら」てある。
マイキーにとっての、一虎にとっての、千冬にとっての、そしてタケミっちにとっての「愛」が血ハロによって見つけられたのか。それは本人にしか分からん。
運命観た時には、場地と一虎のことを歌ってるのかと思ったけど、決戦観た後だとマイキーのこと歌ってるようにも聴こえるから、結論SUPER BEAVERは凄い。
終わり