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    phnoch

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    phnoch

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    のろのろ進めてる媚薬明ノブ話から抜粋④
    ミの様子が大分おかしくなってきたあたり
    ①→https://poipiku.com/771447/3164294.html
    ②→https://poipiku.com/771447/3377734.html
    ③→ https://poipiku.com/771447/3623556.html

    #明ノブ
    lightKnob

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    ❤❤❤
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    phnoch

    PROGRESS野球留学生たなかくんと、元プロ選手のタケチ監督と、新兵衛は俺が育てたと思っている地元リトルリーグ監督俺の幻覚です!!!!!https://x.com/phnoch/status/1835224802514399563
    夏を待っていましたこのサイレンの音を聞くと、夏が来たという感じがする。蝉の声でも花火の音でもない。野球人にとっての夏は、甲子園に始まり甲子園に終わる。テレビに群がる子供らのうち何人かは、数年以内にあの土を踏むのかもしれない。このサイレンの音を、全身の肌で聞くのかもしれない。
    「田中先輩どけおっと? 先発じゃなかと?」
    「こんた相手チームやっど。先輩は高知じゃ」
    練習を早々に切り上げたのは、もちろん甲子園中継に合わせてだ。集会所を借り切り、希望者はそこで見られるようにした。二日目、第二試合。この春に我がチームを巣立ったばかりの超大型選手、田中新兵衛が出場するはずだからだ。
    超大型、というのは比喩的な意味だけでなく、とにかく体が大きかった。小学生の頃から見てきたが、著しい成長期があったわけではなく最初からずっと同学年の子に比べひとまわりデカい体、強い力を持っていた。あまりに差がありすぎるので、物心ついた頃から遊びのドッヂボールでは利き手を封じられていたらしい。大きい子、特に急激に背が伸びた子は体のバランスを見失いやすいものだが、新兵衛は体幹が恐ろしく強く、ボディコントロールもしっかりしていた。
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    phnoch

    DONE小1しょたなかくん掌編集「たなかくんと!」より
    居候のイゾーが風邪をひき、たなかくんが拗ねる話です。

    ▼しょたなかくんシリーズの他の話はこちら▼
    https://galleria.emotionflow.com/113773/656724.html
    たなかくんとむやむやバカは風邪をひかないというのは、どうやら迷信だったらしい。さんざん雪遊びをした次の日、先生も新兵衛もぴんぴんしているのに、なぜか以蔵が熱を出した。
    「こたつで寝るのがやっぱり良くないんじゃないか」
    体温計を見ながら先生が言う。以蔵がカスカスの声でいや雪合戦のせいじゃろと口答えをする。こたつはベッドよりあったかいのに、どうして風邪をひくのだろう。よくわからないが、こたつが以蔵に占拠されなくなるなら良いことだ。
    「こたつなんぞで寝ちょっでだ。はよ自分の家に帰れ」
    「新兵衛、そういう言い方はやめなさい。病人だぞ」
    新兵衛はきゅっと身をすくめた。先生と同じことを言ったつもりだったのに、叱られてしまった。悪いのは以蔵のはずなのに。先生と以蔵はそのまま、ホケンショウはあるのかとか何とかついていけない話を始めてしまって、新兵衛は唇をへの字にしたままランドセルを掴んで外へ飛び出した。玄関がバタンと閉まった瞬間、黄色い帽子を忘れたことに気がついたけれど、取りに戻る気にはなれなかった。
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    hisoku

    DOODLE昔書いた掌篇小説です
    杉語り、尾の寝る時の癖に気付いた話です
    両手に収まりきらない程の 同棲を始めて毎晩一緒に寝るようになって、尾形が寝ている間はいつも両手を握っていて、ぐーをしている事に気が付いた。毎晩、毎晩、時には眠る前に手を繋いでいたりすることがあっても、いざ眠りに落ちて繋いでいた手がするりと解けると同時にぐーになる。きっかり両手を握り締めていて、ぱーの手になっていた事がない。柔くもなく常にきつく握り締められていて、それに気付いてから目にする度に不思議だと思った。
     こいつは力んで寝ているのだろうか、そんな力を入れたまま寝て休めているのだろうか。夜中にトイレに起きたついでに気になって握っている手の指を開かせてみたくなった。腹這いになって尾形の手元に顔が来るように寝そべり、一本ずつ曲げている指の関節を伸ばしてやろうと指に触れる。親指は人差し指の隣につけられていたので、先ずはそれをそっと横にずらした。出来た隙間から人差し指の第一関節を優しく掴むと起こさないよう細心の注意を払いながら手のひらから離すように伸ばしてやる。開いたら、自分の手の甲の縁で押さえて中指も広げようとした時に声がした。
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    🐰🐯

    DONE【安ピク】
    現パロ安ピク(ピクてゃ出てないけど)
    某2ちゃんの書き込みのパロです。
    安原課長の部下なパペくん視点のお話。
    安原とピクてゃは同棲してる恋人設定です。
    安原課長のお昼ご飯〜喧嘩した次の日編〜僕が配属された部署の課長である安原さんはデキる人だ。
    端正な顔立ちだが若干強面で仏頂面の安原さんだが、話してみると意外に軽快な人で部下にも慕われていて、僕達部下からすれば頼れる兄貴分みたいな存在だ。
    それに頼もしく人望も厚い上に仕事が出来る人でもある。僕の先輩に当たる人によると安原さんが配属された後業績がうんと上がったという噂もある。
    要は安原さんは僕達部下にとって憧れの存在でもあった。
    そんな安原さんだが、今日の安原さんはいつもとてんで違った。

    出社時から頗る機嫌が悪い。部下の僕達や会社の人に対する態度は至って普段通りなのだがそれ以外の時の機嫌が爆発的に悪いのだ。
    デスクに座って部下が提出した書類を確認しているだけなのにその背中から醸し出すオーラは尋常では無く、その書類の作成主であるハピはまるで大目玉を食う直前の子供の様にデスクで縮こまり半泣き状態である。あまりにも可哀想なので昼飯を奢ってやろうと心に決めた僕。
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