拾肆軍幹部
異能特務課に「異能犯罪者を取り締まる組織」を作ることを提案
内容は荒覇吐計画の再興
中原中也以外の荒覇吐の持ち主はいないために机上の空論と跳ね返すももう一人の荒覇吐がいると告げられる
「Nの研究協力者にTという女性研究員がいた」
「研究の主体が第二実験場へ移ったあと、破棄される二年前に子どもを連れていた」
「聞けは「自分の子」だと言い、Nが自分が父親だと告げた時に否定していたために父親は不明」
「研究の施設の使用状況から第二実験場へ移行した後に、1人分の人口子宮が使用されていた形跡があるが、研究体は見つかっていない」
「Tと接触して研究体の存在を確認。実際に部隊設立に向けての実力があるかの試用は行った」
「異能特務課も実働部隊があれば他の省庁からウォッチャーなどと揶揄されることもない」
「もともと国に取って有益な異能力者を確保するための研究であるのだから、治安維持管理に携わるのは悪いことではない」
「生命倫理というのであれば猟犬が実働している時点でこの話には結論が着く」
「Nが異能生命体に関して重力に耐えられるように遺伝子操作をしているのであれば、その遺伝子を使用するのが一番である。現在、研究施設で保管されているのは、遺伝子疾患が見受けられるものであり、現在、活動している唯一の個体も疾患を持っている。そこで、失われた荒覇吐である中原中也の遺伝子を使用し、クローンを作ることも視野に入れ、今後は予算や研究のスケジュールも立て直す予定だ」
安吾
「何いってんの?????」