Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    あつあげ

    冴えない発達中年の、だいたい懐古録。
    絵は数学並みに分かんないし苦手。過去の屈折したアレコレをお焚き上げ。
    コメントはスカスカ&毒多め(うっかりなネタバレも有るかも)、ご注意ください。
    迷い込んだ方ごめんなさい。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 29

    あつあげ

    ☆quiet follow

    駄作ファンタジー小説。いちおうBL。
    よくある転生もの。
    夕暮れ時の、魔王と水の精霊。

    #駄作
    sendagi
    #オリジナルBL
    originalBl

    どっかの魔界の魔王城-その1-無数にある世界の一つ。この世界にも魔界がある。
    広大な魔界には、魔王城しかない。
    あとは、荒涼とした地に無数の魔物がうろついているだけである。

     夕暮れ時、魔王シャイターンが城の門をくぐった。
    彼は出張で一週間留守にしていた。城は管理人と、城の住人達に任せてある。
    予定通り夕食の時間までに帰ってくることが出来た。
    彼は早速ウンディーネを探して、真っ直ぐエントランスへと向かった。

    いさ、また夕飯前にポテチなんか食べて」
    魔王の頭上高くに浮いている小柄な水の精霊は、ふくれっ面をした。
    足を伸ばして座る姿勢で、プカプカと浮遊している。
    彼はジャンクフードの袋をひざに抱えていた。

    水波みなみは相変わらずだな」
    怒られるのも久しぶりだと言いながら高度を落とす。
    透き通るような薄青色の細い身体が、魔王の胸に飛び込んできて着地した。
    魔王も彼をぎゅっと抱きしめる。

    「寂しかった」と水の精霊。頬から耳ヒレにかけてうっすらと紅潮している。
    魔王はそのまま抱きかかえて部屋に戻ろうとしたが、止められた。
    「夕飯が先。今日はカレーなんだ」
     
     夕食だけは、魔王城の住人全員で囲む。
    この日の料理当番は庭師で、彼の料理は特に美味しいと好評である。
    二人で食堂へ行くと、城の住人が全員揃っていた。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    あつあげ

    MOURNINGあまりの暑さで、設定が夏になったRPG風の短編。
    一泊二日の中世風ファンタジー。約4000字です。
    長文乱文駄文で失礼します。興味があればどうぞ。

    ゲーム「マシンナイト」に感化されて昔ウディタで自作したRPGが元。
    (しょぼいけど)完成させたが、いらないデータと一緒に誤って消した。
    後日、修正しようとした時に気付いて泣いた。

    データつくるのが面倒で省いた箇所も加筆してみたよ。
    かぎたん    *  1  *

     どこかの世界の、最果ての農村サイハテ村。
     ある夏の朝。村外れにある大きな家。
     そこに一人の少年が帰省した。彼は玄関の前で、手紙を見つめていた。
    「キースへ
     この手紙を読んでいるという事は、また鍵を忘れて帰って来たのね(母より)」

     時は少しだけ遡る。
     スペアの鍵を鉢植えの下に隠しておいたはずと、たかをくくっていた少年。慣れた手つきで鉢を持ち上げるが「無い!」
     代わりに置き手紙があった。滲んだインクには母のうんざりも滲み出ていた。

     鍵を忘れがちな少年が、この物語の主人公キースである。学園都市で剣術を専攻する剣士のたまご。人としてもヒヨッコ。家の鍵をまた宿舎に置きっぱなしにして、忘れてきたのだ。
    4224

    あつあげ

    MOURNING元々は絵の練習用に作ったキャラ達。活かされる事はなかったので供養。
    一応は髪色等ばらけるようにしたつもり。

    誰か描いてくれんかなー(妄想)。見た目とか説明不足な箇所は好きに解釈してもらって(服とかも)、公開するならこのサイト内だけで。
    ※※※もし実行しても当方は一切の責任を負いませんのでご注意下さいませ※※※
    どっかの魔界の魔王城-世界観&キャラ設定-<世界観>
     
     舞台は、どこにでもありがちな架空の世界のひとつ。
     魔王城の管理人と、ひょんなきっかけで城の住人となった転生男子たちの、些細な日常とか愛のしょうもない頭の沸いた小話。

     遥かむかし。
     天上の神々が原初の人間を創り、楽園で飼っていた。そのうち、持て余して追放。人間は「地上」という壮大なケージで繁殖し、大小の軋轢を生んだ。
     その負の感情が瘴気となり充満し、人間には見えない魔物の形をとった。瘴気の魔物は本能のままに人間を存在ごと喰らい、抹消する。

     天上人は魔物がやがて知恵を持ち侵攻してくる可能性を危惧した。そこで無人の魔界に、瘴気を処理する「魔王城」と呼ばれるプラントが作られた。
     地上から瘴気を吸い上げ、魔界に魔物を発生させるしくみ。魔物同士の潰し合いによる自然淘汰を想定している。
    2551

    related works

    recommended works