Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    あつあげ

    冴えない発達中年の、だいたい懐古録。
    絵は数学並みに分かんないし苦手。過去の屈折したアレコレをお焚き上げ。
    コメントはスカスカ&毒多め(うっかりなネタバレも有るかも)、ご注意ください。
    迷い込んだ方ごめんなさい。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 29

    あつあげ

    ☆quiet follow

    駄作ファンタジー小説。いちおうBL。
    よくある話。よくある転生もの。
    魔王城の管理人と炎の精霊とコーヒー。

    #駄作
    sendagi
    #オリジナルBL
    originalBl

    どっかの魔界の魔王城-その3-無数にある世界の一つ。この世界にも魔界がある。
    広大な魔界には、魔王城しかない。
    あとは、荒涼とした地に無数の魔物がうろついているだけである。

     よく晴れた昼下がり。
    窓際の広い机に置かれた書類が、ひとりでに高速でめくられていく。
    そこに、育ちの良さそうな一人の少年が座っている。さらさらの黒髪で、ブラウスの上にベストを着ている。その背中には、一対の黒い羽根が生えていた。

     満面の笑顔。
    この少年の姿をした黒い羽根の天使が、魔王城の管理人である。

     カウンターキッチンに立つ炎の精霊が、ブラックコーヒーを淹れている。短い炎髪と灼けた肌、精悍な体つきをした青年だ。
    角砂糖は4個、小皿に載っけておく。何個入れるかは主人の気分次第だ。
    揺らめく湯気の向こうに人影がみえる。管理人がいつの間にか対面に腰かけていた。

    「ルシ」トレイに載せたコーヒーを差し出す。
    「うん」ニコニコ笑顔で受け取り、静かに飲み始める。
    今日は砂糖なし。炎の精霊イフリートにも、主人の考えていることは分からない。
    少なくともコーヒーに不満はないのだろう。

    人間に転生し記憶を失った初代魔王ルシファーとの出会いは、遠い過去のお話。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    あつあげ

    MOURNINGあまりの暑さで、設定が夏になったRPG風の短編。
    一泊二日の中世風ファンタジー。約4000字です。
    長文乱文駄文で失礼します。興味があればどうぞ。

    ゲーム「マシンナイト」に感化されて昔ウディタで自作したRPGが元。
    (しょぼいけど)完成させたが、いらないデータと一緒に誤って消した。
    後日、修正しようとした時に気付いて泣いた。

    データつくるのが面倒で省いた箇所も加筆してみたよ。
    かぎたん    *  1  *

     どこかの世界の、最果ての農村サイハテ村。
     ある夏の朝。村外れにある大きな家。
     そこに一人の少年が帰省した。彼は玄関の前で、手紙を見つめていた。
    「キースへ
     この手紙を読んでいるという事は、また鍵を忘れて帰って来たのね(母より)」

     時は少しだけ遡る。
     スペアの鍵を鉢植えの下に隠しておいたはずと、たかをくくっていた少年。慣れた手つきで鉢を持ち上げるが「無い!」
     代わりに置き手紙があった。滲んだインクには母のうんざりも滲み出ていた。

     鍵を忘れがちな少年が、この物語の主人公キースである。学園都市で剣術を専攻する剣士のたまご。人としてもヒヨッコ。家の鍵をまた宿舎に置きっぱなしにして、忘れてきたのだ。
    4224

    あつあげ

    MOURNING元々は絵の練習用に作ったキャラ達。活かされる事はなかったので供養。
    一応は髪色等ばらけるようにしたつもり。

    誰か描いてくれんかなー(妄想)。見た目とか説明不足な箇所は好きに解釈してもらって(服とかも)、公開するならこのサイト内だけで。
    ※※※もし実行しても当方は一切の責任を負いませんのでご注意下さいませ※※※
    どっかの魔界の魔王城-世界観&キャラ設定-<世界観>
     
     舞台は、どこにでもありがちな架空の世界のひとつ。
     魔王城の管理人と、ひょんなきっかけで城の住人となった転生男子たちの、些細な日常とか愛のしょうもない頭の沸いた小話。

     遥かむかし。
     天上の神々が原初の人間を創り、楽園で飼っていた。そのうち、持て余して追放。人間は「地上」という壮大なケージで繁殖し、大小の軋轢を生んだ。
     その負の感情が瘴気となり充満し、人間には見えない魔物の形をとった。瘴気の魔物は本能のままに人間を存在ごと喰らい、抹消する。

     天上人は魔物がやがて知恵を持ち侵攻してくる可能性を危惧した。そこで無人の魔界に、瘴気を処理する「魔王城」と呼ばれるプラントが作られた。
     地上から瘴気を吸い上げ、魔界に魔物を発生させるしくみ。魔物同士の潰し合いによる自然淘汰を想定している。
    2551

    related works

    recommended works