Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    サクライロ

    【2023.10.4】
    諸々検討の結果、ポイピクの投稿を停止することに致しました。後日アカウントを削除します。
    ご覧くださった方、リアクションをくださった皆様。本当にありがとうございました!
    今後はくるっぷ+pixivにて細々活動していきます。
    https://crepu.net/user/sakurairo

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🌸 🎂 💗 💒
    POIPOI 76

    サクライロ

    ☆quiet follow

    明けましておめでとうございます🎍
    こうして無事ご挨拶できることを嬉しく思います。
    支部に全く同じものを投稿しておりますが、ここで頂くリアクションは凄く励みになっているので…!
    反応を下さる皆様に感謝です。今年もよろしくお願いします!

    久々に塗り頑張りました🙌テュールが満足な仕上がりになったので拡大版を置いていきます。眼と髪と指輪がお気に入り💕
    支部にてお知らせ&塗り絵配布してます!

    ##主フロ

    Tap to full screen (size:1378x2039).Repost is prohibited
    👏👏💖👏👍🐯🐯🐅🐅🐯🙏🙏👏👏👏👏👏👏🙏🙏🙏👏👏🐯✨😍💜💜💙🐯🐯🐯🐯💖💖💖💖💖👑💖💖🐯💒🐯🐯🎀💖💖💖💖💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    ヰノ

    DONE鶴丸さんの魔法の袂(漫画まとめ壱[https://www.pixiv.net/artworks/79053351]収録)
    セルフノベライズチャレンジそのいちです。
    「どうしたどうした、失くし物かい」
     平野藤四郎の耳にその声が届いたのは、出陣準備を終え転送門へ向かう道中、粟田口部屋弐の前を通った時だった。明るく軽い調子だが、決して茶化すような響きではない、気遣った声。室内を覗くと、べそをかく五虎退と向かい合う鶴丸国永の姿があった。
     「そういう時は深呼吸だ。道を遡って探してみような」
     ――この本丸の鶴丸様は、時折魔法使いのようになる。
     一つずつ思い出そう、と人差し指を立て、兄弟を導こうとする鶴丸の姿が、平野には不思議なものに見えた。本丸でも充分年長の部類に入る鶴丸だが、その振る舞いはときに子供のようであり、またときに老熟した賢者のようでもあった。
    「あっ!ありましたー!!」
     いち兄から貰ったハンカチを無事見つけ出し、安堵からかうえええと一層泣き始める五虎退に、鶴丸は少し呆れたような顔をして、「見つかったんだから泣くこたないだろう」と呟く。そしてその白い袂に片手を突っ込み、何かを探し始めた。
    「仕方ない、鶴さんのとっときだ」
     す、と引き出された手で掲げられたのは、セロハンで包まれたまるい飴玉だった。五虎退はそれに目を取られ、一瞬涙が止まる。 2560