mitotte_kazu @mitotte_kazu 自機ルガオスとエタバン相手のヴィエラとかよそよその話とかNPCよその話とか置いとく場所。リアクションとても嬉しいですありがとうございます ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 87
mitotte_kazu☆quiet followPAST向日葵とオルシュファンと🐇さんの話 #オルしる Tap to full screen (size:1125x1685).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow mitotte_kazuPASTキスの日なので上げた時の日付がオチになる🦍と🐇さんの短いお話見舞 目を覚ますと病室のベッドの上だった。病院特有の匂いと白いシーツに包まれながら、記憶の糸を辿る。相棒のヴィエラとリスキーモブを狩っている内に負った傷からの出血が思っていたよりも多かったようで、倒れてしまったのを思い出した。傷口に目をやると、既に適切な処置が施され清潔なガーゼ類で保護されていた。 「おはよ?」 声の方に目をやると、手の中の林檎から目を離さず皮剥きに耽るヴィエラが備え付けの椅子に座っていた。時計に目をやり、おはようと返すには些か遅い気がして頷いて応える。 「痛くない?」 続け様の問い掛けに大丈夫だと返すと、よかったと頬を緩めた彼女が切り分けた林檎を差し出してきた。手を伸ばすとやんわりと引き離されたため、仕方なく口を近付ける。瑞々しい甘さが口の中に広がり、思わず頬が緩む。 1729 mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi )から素敵なお題頂いたので衝動的に書いた🦍と🐇さんのお話スコーンの香りの午後 ラベンダーベッド内をヴィエラを連れて歩いていた。そっちが誘ってくれるなんて珍しい、と揶揄うような声音の彼女に苦笑しながら、ルガディンは地図と手帳を見比べる。慌てて記入したような乱雑な字で取られたメモは店名と番地を示しているらしい。付近のエーテライトを活用しながら該当の番地へと向かった。 「カフェ?」 到着したMサイズのハウジングを見上げ首を傾げた彼女の横で、彼が頷く。 「蒸し野菜と紅茶が人気らしい」 彼の簡潔な説明にへぇ、と一瞬彼女が目を輝かせる。そんな事ならここでランチすればよかった、と唇を尖らせた彼女に自身の計画性のなさも併せて彼が眉を寄せた。 扉を開くと店員らしきミコッテがいらっしゃいませ、と声をかけてきた。人数確認に対して指を2本立てたルガディンに、こちらどうぞ、と端側の席まで誘導される。落ち着いた雰囲気の店内には様々な紅茶の瓶や缶が並べられており、着席したヴィエラが小さくすごい、と呟いた。 3382 mitotte_kazuPASTメイドの日らしいのでメイド服でご奉仕する🐇さんのお話掃除の話 その日は夢見が悪かった。エオルゼアであったかつてのいざこざ、そしてイシュガルドで起きた事などを引っ括めたような夢で、跳ね起きるようにヴィエラは目を覚ました。周囲を見回し見慣れない室内に一瞬困惑するも、すぐにフォルタン邸の客室だと気付き脱力する。ぼふりと倒れ込んだベッドの上で深く溜息を吐いた。 翌朝、荷物の中から目当ての装備を見つけ、満足気に頷き彼女は朝食に向かった。食事中、本日の動きについて尋ねてきたフォルタン伯爵にイシュガルドの情勢を踏まえ今日は大人しくしている旨を伝える。 「ゆっくり休んでくれるといい」 此処の皆の事は気にしなくて良い、と微笑んだフォルタン伯爵に礼を述べる。ゆったりとした食事と時間を堪能した後、部屋に戻った彼女はアーマリーチェストを覗いていた。 1111 mitotte_kazuPASTご都合主義で子供になったオルシュファンと🐇さんのお話幼児の話 慌てた様子で呼び出されたヴィエラがフォルタン邸に戻ると、困惑した様子の一同が彼女を待ち構えていた。その輪の中心で一際困惑した表情を浮かべた子供を眺め数回瞬きした後、視線を周囲に向ける。彼女の視線に応えるように無言で頷く一同に嘘でしょ?とヴィエラは情けなく笑いかけてみた。 「……困ったことに、現実なのだ」 子供らしからぬ様子で溜息を吐いた子供が水色の髪を揺らして苦笑して答えた。 曰く、一風変わったモンスターが見かけられたため冒険者の手を煩わせる訳にはと名乗り出たオルシュファンがそのモンスターを討伐したらしい。そこまでは良かったのだが、その際に浴びたモンスターの体液か何かの影響で身体が子供に戻ったとのことだった。 2889 mitotte_kazuPAST今ぐらいの時期に変わった飲み物を楽しむ🦍と🐇さんの短いお話檸檬 グランドカンパニーの納品を終え建物を後にしたルガディンは、初夏とも形容されそうな爽やかな日差しに顔を顰めた。明順応、という単語を思い出しながら足早に宿へむかっているとリンクシェルが鳴り響く。 「今どの辺?」 「溺れた海豚亭」 返答する間もなく尋ねてきた相手に苦笑しながら、見上げた建物の名を伝えた。丁度良かった!と弾んだ声が返ってきて、彼は首を傾げた。 呼び出されたマーケット付近のエーテライト横の日陰で、通信相手のヴィエラが涼しい顔で佇んでいた。手を挙げて挨拶すると、気付いた彼女に微笑みかけられる。 「何か予定あった?」 それを今聞くのかと苦笑した彼が首を振ったので、尚更好都合だと彼女は彼に歩み寄った。 2652 mitotte_kazuPAST瀬島さん(@Doggy_t_ff14 )に自機概念ピアスを素敵な解釈と共に作って頂いたので衝動的に書いてしまった🦍と🐇さんと耳飾りのお話耳飾 ねぇねぇ、とリンクシェルの通信に応じると同時に聞き慣れたヴィエラの声が届いた。 「今、何してる?」 日課のペルペル族の依頼を完了し、報告していたところだったのでその旨を伝える。今日の分まだだった!とひとりごちた彼女が指輪を用いたテレポで飛んできた。モンクに切り替わり駆け足で受注した依頼の中でモンスターを討伐するものがあったらしく、上目遣いで見つめて来られる。苦笑して頷くと、にっこり満足気に微笑み返された。 「で、何の用だったんだ?」 ひと段落した辺りを見計らって声をかけると、あぁ!と思い出したかのように彼女はいつもの踊り子の姿に変わる。見て見て、と背伸びしてきた彼女の耳元で、見慣れないイヤリングが揺れていた。 1476 related works mitotte_kazuPAST手合わせするオルしる手合わせの話 久しぶりに訪れたキャンプ・ドラゴンヘッドの駐在兵達は相変わらず温かくヴィエラを迎えてくれた。その中の一人が恐れ多いのですが、と前置きして手合わせを求めてくる。曰く、多くの蛮神や帝国兵との戦闘を乗り越えた彼女の戦いから多くが学べると考えた、とのことだった。人の役に立てるなら、と軽い気持ちで了承し、魔法と剣技の両方を見せられる赤魔道士での手合わせを提案する。感激したように礼を繰り返す兵に笑って応える。 お互い本気ではないとはいえ、勝負は呆気なく決まる。威嚇程度の魔法で怯み、それでも逃げることなく此方に向けられた剣を躱して翻弄していく。流石です、と息を切らしながら満足そうに呟いた兵に何か学べた事があると良いのだけれど、と返すと力強く頷かれた。 1480 mitotte_kazuPASTご都合主義で子供になったオルシュファンと🐇さんのお話幼児の話 慌てた様子で呼び出されたヴィエラがフォルタン邸に戻ると、困惑した様子の一同が彼女を待ち構えていた。その輪の中心で一際困惑した表情を浮かべた子供を眺め数回瞬きした後、視線を周囲に向ける。彼女の視線に応えるように無言で頷く一同に嘘でしょ?とヴィエラは情けなく笑いかけてみた。 「……困ったことに、現実なのだ」 子供らしからぬ様子で溜息を吐いた子供が水色の髪を揺らして苦笑して答えた。 曰く、一風変わったモンスターが見かけられたため冒険者の手を煩わせる訳にはと名乗り出たオルシュファンがそのモンスターを討伐したらしい。そこまでは良かったのだが、その際に浴びたモンスターの体液か何かの影響で身体が子供に戻ったとのことだった。 2889 mitotte_kazuPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPAST向日葵とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPAST🐇さんが子供になって振り回される周囲のお話子供の話英雄殿が大変な目にあったらしい、と耳にして彼女がいると聞いたモードゥナへとチョコボを走らせた。彼女と親しくしているというヤシュトラが紅茶を出してくる。それに手を付けることもなくオルシュファンは彼女の安否を確認する。 「……無事ではあるわ」 少し考え込んだヤシュトラの返答に安心しかけるも、何か含みを感じさせられて深く問い詰めた。話しづらいことであれば無理にとは言わないが、と続けたオルシュファンに眉を下げて、彼女は手を鳴らした。間もなく幼いヴィエラを肩車したサンクレッドが姿を表した。 どこか見慣れた面影のヴィエラの少女からオルシュファンはヤシュトラに視線を戻す。無言で深く頷いた彼女に信じたくはなかったが、と思わず漏らしてしまった。と、俯いた彼の頭頂部に温かなものが触れる。視線を上げると肩車をされたままのヴィエラがオルシュファンの頭を撫でていた。よしよし、と小さく呟きながら真剣な表情で頭を撫でてくる彼女に思わず吹き出してしまう。面食らったように一瞬手を止めたヴィエラが首を傾げる。 1006 mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なのでそれっぽいオルシュファンと🐇手料理の話 マーケットを歩いている時だった。そこの兎のお姉さん、と声をかけられたヴィエラがそちらに視線を向ける。気さくそうなララフェルの店主がヒラヒラと手を振っていた。歩み寄ってみると海産物が並べられていた。 「もう店じまいしようと思ってね。そんなタイミングで見慣れない種族のお姉さんが通りがかったから、つい声かけちゃった」 安くしておくよ、と柔和な笑みを浮かべた店主に釣られて頬が緩んでしまう。イシュガルドの民にしては気さくだな、と思いつつ魚介類を品定めしていく。どれも新鮮そうで捌いただけでも食べられそうだな、と少し考え込んでいると、店主がこれとかオススメだよ、と貝類を示した。 「良い出汁が出るから、こんな寒い日にスープにすると最高だよ」 1710 mitotte_kazuPASTメイドの日らしいのでメイド服でご奉仕する🐇さんのお話掃除の話 その日は夢見が悪かった。エオルゼアであったかつてのいざこざ、そしてイシュガルドで起きた事などを引っ括めたような夢で、跳ね起きるようにヴィエラは目を覚ました。周囲を見回し見慣れない室内に一瞬困惑するも、すぐにフォルタン邸の客室だと気付き脱力する。ぼふりと倒れ込んだベッドの上で深く溜息を吐いた。 翌朝、荷物の中から目当ての装備を見つけ、満足気に頷き彼女は朝食に向かった。食事中、本日の動きについて尋ねてきたフォルタン伯爵にイシュガルドの情勢を踏まえ今日は大人しくしている旨を伝える。 「ゆっくり休んでくれるといい」 此処の皆の事は気にしなくて良い、と微笑んだフォルタン伯爵に礼を述べる。ゆったりとした食事と時間を堪能した後、部屋に戻った彼女はアーマリーチェストを覗いていた。 1111 mitotte_kazuPAST昔書いてた聖夜を楽しむオルしるの短い話聖夜の話 イシュガルドの街並みはどこか浮ついた雰囲気だった。幸せそうな男女や家族とすれ違いながら、そんな人達から溢れた幸せに触れた気がしたオルシュファンは微かに口角を上げる。木々や街中が星などで彩られ、星芒祭に染まっていた。かつて争いや諍いが絶えなかった時代、戦争孤児達にイシュガルドの近衛兵達が自身の緋色の外套を着せ兵舎に招き入れた事が由来とされているその祭は、今やエオルゼア全土へ広まり祝われている。不思議な感覚だと微笑んだまま、ショーウィンドウに目が留まった。星や雪の結晶があしらわれたケースに収まった化粧品だった。ふむ、と顎に手を添えしばらく化粧品を眺めていると、 「贈り物ですか?」 店員に声をかけられた。いや、と反射的に答えてしまい、少し考え込んでそうだな、と続ける。 2545 recommended works るんこDOODLEこんな未来もあったはず のぼりDOODLEしょうもな89らくがき mitotte_kazuPAST手合わせするオルしる手合わせの話 久しぶりに訪れたキャンプ・ドラゴンヘッドの駐在兵達は相変わらず温かくヴィエラを迎えてくれた。その中の一人が恐れ多いのですが、と前置きして手合わせを求めてくる。曰く、多くの蛮神や帝国兵との戦闘を乗り越えた彼女の戦いから多くが学べると考えた、とのことだった。人の役に立てるなら、と軽い気持ちで了承し、魔法と剣技の両方を見せられる赤魔道士での手合わせを提案する。感激したように礼を繰り返す兵に笑って応える。 お互い本気ではないとはいえ、勝負は呆気なく決まる。威嚇程度の魔法で怯み、それでも逃げることなく此方に向けられた剣を躱して翻弄していく。流石です、と息を切らしながら満足そうに呟いた兵に何か学べた事があると良いのだけれど、と返すと力強く頷かれた。 1480 mitotte_kazuPASTとても短いいささかセンシティブなイルしる短文※例の数字 mitotte_kazuPAST向日葵とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なのでそれっぽいオルシュファンと🐇手料理の話 マーケットを歩いている時だった。そこの兎のお姉さん、と声をかけられたヴィエラがそちらに視線を向ける。気さくそうなララフェルの店主がヒラヒラと手を振っていた。歩み寄ってみると海産物が並べられていた。 「もう店じまいしようと思ってね。そんなタイミングで見慣れない種族のお姉さんが通りがかったから、つい声かけちゃった」 安くしておくよ、と柔和な笑みを浮かべた店主に釣られて頬が緩んでしまう。イシュガルドの民にしては気さくだな、と思いつつ魚介類を品定めしていく。どれも新鮮そうで捌いただけでも食べられそうだな、と少し考え込んでいると、店主がこれとかオススメだよ、と貝類を示した。 「良い出汁が出るから、こんな寒い日にスープにすると最高だよ」 1710 mitotte_kazuMOURNING新年明けましてなイルしる※色々捏造注意※新年の姫といえばなアレ※例の数字 1995 mitotte_kazuPASTバレンタインなのでチョコ渡す🐇さんとチョコ食べる🦍の短い話片割 この海の街にもイベントの余波が来ているようで、浮ついた雰囲気が漂っていた。幸せそうな人を見るのは嫌いではないが、この空気の中独り歩くルガディンはどこか居た堪れなさを感じていた。 それでもイベントのおかげで普段ならあまり手を出さないようなチョコレートが並んでいる店頭を眺めるのは楽しいものだった。買ったところで勿体なくて食べられないのは目に見えているし、貧相な自身の舌はどれを食べても美味しく感じるのだろう。折角だからと思いつつ平凡な板チョコレートを手に取る。と、掌からチョコレートが消えた。目線を掌から上げるとルガディンから取り上げたチョコレートを興味深そうに眺めるヴィエラがいた。 「買うの?」 握ったチョコレートをひらひら翳しながらヴィエラが首を傾げた。まぁ、とルガディンが頷くとふぅんと数回頷いた彼女がそれを棚に戻す。買うと言ってるのに、と棚のチョコレートに伸ばされた彼の手をヴィエラの手が掴んだ。ルガディンが何なんだと困惑している間に人気の少ない通りまで引っ張り出される。されるがままだったルガディンの離された掌にちょこんと小箱が載せられた。どこか見覚えのあるデザインの小箱をしばらく眺めてから、目の前のヴィエラに視線を向ける。にんまりと意味深に笑った彼女が覚えてる?と首を傾げた。ルガディンが数回頷いて開けても良いか了承を得ると、勿論、と微笑まれた。 903