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    I__B_gno

    @I__B_gno

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    POIPOI 17

    I__B_gno

    DOODLEhttps://xfolio.jp/portfolio/kinoshita-matsu/works/1480298 に同文移行済
    いちゃついたレムラキが見たかったので書いたレムラキ ノマエン革命後 ざっくり書いただけなので後で手を入れるかも
    観察結果を発表します レムナンが目を開けると、自分が起床した瞬間に見るものとしては珍しい表情がそこにあった。相手はまだ寝ているようで、体をこちらに向け、長い睫毛は伏せられたまま、すうすうと寝息を立てている。ブラインドの隙間から入る光の角度を見るに、おそらく朝というにはやや遅い時刻、だろう。グリーゼの人工太陽はいつでも同じように周期を重ねている。
     昨日は何があったのだったか、とレムナンはまだ半分寝ている頭で記憶をたどる。どうも最近進めている研究が佳境らしく、きっと作業の手を止められなかった、のだろう。いつもは自分よりもかなり早く床についているのに、昨日は自分が寝室に赴くタイミングでやっと部屋から出てきて。うつらうつらと眼をこすりながらシャワー室に向かい、半分目を閉じた状態で寝室に入ってきて、まだ湯の温かさの残る体でベッドマットと毛布の隙間、自分のすぐ横に滑り込んで、完全に瞼を下ろした。「おやすみ」ぐらいは交したが、あの様子だとそれも覚えているだろうか。普段の生活リズムを守らないとパフォーマンスが落ちる、とは本人がよく言っているが、定刻になっても起きないのを見るとそれも納得できる話だった。きっと全裸で寝なかっただけマシなのだろう。こちらも、何もまとっていない状態の恋人の隣で寝るのは流石に気を使う。もっとも、疲れているところにあれこれするような趣味は自分にはない。ので、短い言葉のやりとりの後、そのまま自分も寝入って、今に至る。
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    I__B_gno

    DONEhttps://xfolio.jp/portfolio/kinoshita-matsu/works/1480145 に同文移行済
    私の3周目(英語版では1周目)のノマエン以降のレムラキこうなったよ小説です。
    ・過去も未来も捏造もりもり
    ・英語版準拠なので違和感あるところもあるかもですが「この宇宙はそうなんだな」で流してもらえると
    ・ほぼ無意識かつレ→(←ラ)なレムラキ未満
    R 自分はここでも運が悪いのか。レムナンはその船団に入国した瞬間にそう予感していた。
     深宇宙での探査が一区切りついたのもあり、レムナンが補給のために近くの惑星を検索したのは、つい数日前だ。ヒットしたのは「グリーゼ移動船団」という、聞き覚えのない星系だった。おそらく、船団の航路がこの近辺を通っていたことで「近隣惑星」としてサーチされたのだろう。そのまま、そのグリーゼについての詳細をディスプレイに映す。星間航行船の一時的な滞在許可あり、ただし居住区との往来は原則不可、フードプリンター用食材等の購買施設や短期的な宿泊施設あり、治安良好、直近数十年における軍介入のある事件・事故の記録なし。そこまで確認して、ふう、と息を吐いた。ひとまず、自分の目的はこの星でも果たせそうだ。観光に行くわけでも、国民の誰かに用事があるわけでもない。船のメンテナンスを考えると最低でもひと晩は滞在しなければならないが、その1日だけ滞在できれば何の問題もない。用事を済ませたらまた深宇宙に戻ろう。そこまで考えて、レムナンは航路決定のウィンドウを表示した。
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    I__B_gno

    MOURNINGhttps://xfolio.jp/portfolio/kinoshita-matsu/works/1479501 に同文移行済
    ラ→レどうやって気にいったん……に悩んだ挙句「こういう宇宙があってもいいよね!」ということで書いたレムラキ(兼小説の習作)
    ・くっついてない
    ・レ→←←ラ
    ・ステとレでほぼ喋ってるだけ
    ・ラはちょっとだけ出てくる
    ・ノマエン宇宙
    ・船の設備やぐり〜ぜ等に色々捏造あり
    感情に名前はないもの そろそろ、皆様のお食事が済んだころでしょうか。片付けをしようとステラが食堂に入ると、そこにはまだ客がいた。声をかけようとして、その背中に逡巡する。その客人、レムナンはうつむき、皿の乗ったプレートを持ったまま立ち尽くしていたからだ。いつも自信のなさそうな姿が、今日はより一層小さく見える。その周りの空気だけ滞っているような気さえした。
     あのルゥアンでのグノーシア騒動から数日経って、レムナン含め避難民の人となりを知る機会はあったが、彼がこんな場所に一人でいるのは珍しい。いつもは、もっと人気のいないところを好む少年だ。おそらく今も、動力室あたりで食事を摂った後、ここに食器を返しにきたのだろう。それでどうして今のような状況になっているのか、ステラには検討がつかずに首をかしげる。
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