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    natsume_wolf

    @natsume_wolf

    つむ夏
    推しは弱らせたい

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    natsume_wolf

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    つむ夏
    尻叩きに途中だけどあげます

    #つむ夏
    tsumunatsu
    #体調不良
    poorBodyConditioning
    #体調不良ネタ
    physicalConditionStory

    いちごあじ「一旦、休憩にしましょう」
     
    青い人の声を合図に大の字に寝転がる。
    今日は放課後の時間を使って、Switchとの合同ライブに向けてダンス練習をしている。
    相手は最近ノっているユニットだから自分達も負けてはいられない。
     
    「明星くん、さっきのところもう1回いいかな?」
     
    「もちろん!」
     
    申し訳なさそうに話しかけてくるウッキーに対して返事をして、足を振り勢いをつけて立ち上がる。
    今回のライブでは新曲を7人で歌う。
    月永先輩が俺たちのために書いてくれたと聞いている。
    ソロパートもあるその振付はSwitchが担当した。
    ダンスにも力を入れているSwitchだから、その振付は普段俺たちが踊るものより難易度が高い。
    ダンスが苦手なウッキーはついて行くだけで精一杯という様子だった。
     
    「あれウッキー、そこってこうじゃなかった?」
     
    「あれ? そうだったっけ?」
     
    「えー、そう言われると俺も自信ないな〜」
     
    2人で正解を探すが埒が開かない。
    ここは振り付けを考えた本人に確認するのが良いだろう。
    そう思い辺りを見回すが、目的の人物が見当たらない。
     
    「あれ、夏目は?」
     
    飲み物でも買いに行ったのだろうか。
    でも夏目のことだから、水分は事前に用意していそうなものだ。
    その答えは夏目より低い声に返された。
     
    「すみません、夏目くんは少し疲れてしまったみたいなので先に練習を再開していてください」
     
    その声の奥には、心配そうな顔をした黄色い子と壁際に横になる夏目の姿があった。
    青い人は"夏目は疲れた"と言っていたけれど果たして本当にそうだろうか。
    学年1位の成績を誇る彼が、この程度の練習で根を上げるとは到底思えなかった。
    体調でも悪いのだろうか。
     
    「え、夏目大丈夫?」
     
    「大丈夫ですよ。俺が夏目くんについているので、宙くんも練習に混ぜてあげてください」
     
    「宙もししょ〜についています!!」
     
    こちらの会話が聞こえていたらしい。
    黄色い子はこちらをみあげて声をあげた。
     
    「ソラ」
     
    その優しい声色に、黄色い子は振り返る。
    夏目は、2人にしか聞こえないような声で何かを話しているようだ。
    黄色い子も最初は抵抗していたようだが、最後には諦めたように小さな声を出した。
     
    「わかりました......」
     
    黄色い子がタッタッタッとこちらへ駆けてくる。
    俺の前で立ち止まるとジッとこちらをみてコテンと首を傾げる。
     
    「きらきらのおにーさん、一緒に練習してもらえますか?」
     
    「もちろんだよ!」
     
    「HiHi〜、ありがとうございます」
     
    いつも通りの俺でいられただろうか。

    ――あぁ、かなわないなぁ......




    「ハァ......ハァ............」

    ――振付はそこまでハードにはしていないはずなのに...

    今回はtrickstarとの合同ライブだから、と気合を入れ過ぎただろうか。
    膝に手をつき呼吸をするが息が整う気配はない。

    「一旦、休憩にしましょう」

    長い時間続いていた練習もセンパイの声で休憩に入る。
    今のうちに水分補給をして息を整えないと。
    フラフラと自分の荷物に向かって歩みを進める。

    ――あれ、なんか視界がチカチカするような......

    「ハァ......ハァ............ッ」

    急に感じた頭への鋭い痛みに思わずしゃがみ込み床に手をつく。
    またやってしまった。
    前回は徹夜明けでろくに食事も摂らずにユニット練習をして、ターンのタイミングで目眩に襲われ倒れてしまった。
    その時にセンパイから散々食事は摂るようにと注意されたのに......。
    また今日も朝から何も食べずに練習をしてこれである。

    「夏目くん」

    センパイの優しい中にも怒りを含んでいるような声が聞こえる。

    ――あとでまた怒られるんだろうな、いやだな

    そんなことを考えながら目眩と頭痛に耐えていると甘い香りを感じた。
    いちごの匂いだろうか。

    「......く......あ............」

    センパイが何か言った後、口に砂糖の甘さが広がった。

    ――うん、やっぱりいちご味だ

    予想が当たったことを得意気にしながら、いちご味を舌で転がした。



    「ちょっと失礼しますね」

    どれくらいの時間が過ぎただろうか。
    飴はまだそれなりに質量を感じるから、そこまで時間は経っていないと思われる。
    センパイは僕の耳元に一声かけて、膝裏に手を滑り込ませた。
    きっと抱えられているんだろう。
    嗅ぎ慣れた匂いと、よく知る体温はボクをひどく安心させた。
    ほんの少し揺れたあと、まるで割れ物を扱うかのようにおろされる。
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    しらす

    DOODLE多分ここから始まる五条愛され
    五条の体調不良、若干の嘔吐表現注意
    「…ぅう」

     ベッドの横にある目覚まし時計の時刻を確認する。今は午前6時だ。昨日は夜中に緊急の任務が入っていた訳では無いが、五条は中々起き上がれる気がしなかった。
     数分後、もうそろそろ起き上がらないと不味いと五条は重たい身体を起こした。
     洗面所に行って顔を洗うと、鏡に映った己が酷くやつれた顔をしているように見えた。歯を磨いた後、死んだ目のまま人差し指で口角をぐいっと上げていつもの軽薄な笑顔を無理矢理作ってみた。その笑顔がとても不器用で歪な物に見えて笑えてきた。大丈夫、僕は最強だから。心の中で唱える。

     "最強"を貼り付けたまま仕事着に着替えれば何時もの五条の完成である。
     リビングにやってきたものの、朝飯を作る素振りは五条には無かった。食欲がわかないからだ。どうせ食べても吐き出すだけなんだけど、と五条は思った。折角食べたとして吐くことに体力を奪われるくらいなら別に食べなくてもいいや、という事である。五条はコップにペットボトルから水を注ぐと飲み干した。
     そして暫く書類に目を通していた五条は、途端にきた吐き気に気づいた。気持ち悪くて、気持ち悪くて、かなわない。
    「クソっ…またかよ 1786