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    灰被りのりかと王国の王子様であるカラ松くんとのラブラブストーリーです(笑)

    ##からりか
    #夢小説
    dreamNovel

    シンデレラのからりかシンデレラ

    灰かぶり


    王子様たちはイケメン君でその美貌からはぁん...♡と倒れてしまう人が多く、まともに女性とお話出来ないというのがきっかけで舞踏会を開きます。

    舞踏会を開くということを小耳に挟んだ継母は
    行かなきゃ!と夢中になって馬車を走らせました。継母と王子様のお城は少し遠いのです。


    継母から言われたように、灰被りは城の中でお掃除していたらなんと魔法使いが現れ、灰被りに綺麗なドレスを身に纏わせたり、かぼちゃを馬車にしたり、自身の友達であるネズミ姉妹が人間になり馬車を走らせたりと魔法をかけてくれました。

    その魔法は12時には切れるからね!と魔法使いは口を酸っぱく話していました。



    魔法をかけられて美人なシンデレラことりかちゃんは無事、お城に行き1番人気のカラちゃん(王子)とご対面することになりました。

    その時、シンデレラは王子の目に付いたようでいきなり話しかけられました。

    なぁハニー?ちょっといいか?

    後ろからハニーと呼ばれて振り向くと、
    急に抱きしめられ耳元でこう囁かれました。


    可愛い可愛い愛しのレディ?どうか......俺と一緒に踊ってくれないか?



    りかは何か言わなければっ!と思い、はい!!喜んで!!と元気よく返事をしました。



    二つ返事で答えたりかは王子と一緒に踊り、それはそれはとても幸せな時間を送りました。

    そのダンスが終わった後、
    唯一話せる女性と出会った王子はとても興奮して、りかのことを自分の部屋へ連れていきます。

    王子ィィ!!とブチ切れている王子の兄弟のノックやシンデレラの継母率いる舞踏会に呼ばれたメンツは気にしないご様子で、



    ただひたすらにハニィ......♡と呟きながらりかと一緒に踊ったそうです(意味深)



    そんなこんなでもうじき12時だと言うことに気づいたりかは、ハニーはなんで俺から逃げるんだ?といって全く離してくれません。

    りかはどうしても帰らないといけないと素直に言いました。

    すると王子が言いました。



    じゃあハニー、約束してくれ。
    明日ここにもう一度来て欲しい。それがハニーを離す条件だ。



    なんとしてでも帰りたかったりかはその条件を2つの言葉で返し、何とか魔法が解ける前に帰ることが出来ました。




    ___________________
    _________________
    ______________
    __________
    _______
    ____


    魔法が解けた翌日、かなり上機嫌なりかにネズミ姉妹が言いました。


    ねーっ昨日の舞踏会どーだったのー?
    王子様とは会えたのー?!



    りかはすごく幸せな表情で頷き、また屋敷の灰被りとして過ごしていました。



    その日が傾きかけた頃、りかはとんでもないことに気がつきました。


    なんと、王子との約束を忘れていたのです!
    これはまずい!と思ったりかはすぐに出かける準備をして、暗い暗い夜道を1人でかけていきました。

    幸いにも王子のいるお城は街を通るので怪しい人には会いませんでしたが、昨日行った道をあまり覚えていないため人ずてに王子の城にいくことになってしまったのです。

    沢山歩き街を過ぎた後大きなお城が見えました。
    りかはそれを見て安心してしまったのか道端でばたりと倒れてしまいました。


    そんなりかの近くを1匹の馬と1人の人間が通ります。
    その人間こそがカラ王子。昨日りかのことをひたすらにハニーだと連呼していたその人だったのです。

    実は王子は昨日の舞踏会が終わり、りかを手放したあとに召使いにりかを追わせていたのです。

    ハニーに会いたい。ただそれだけで暗い道を愛馬と共にかけていました。
    その後、家にたどり着きましたがハニーはもう居なかったのです。

    これはもしや?と思った王子はまた自身のお城に戻っていきました。

    人間と馬の速度や通れる道はちがいます。
    王子は人々にバレないように木々をくぐり抜けて足早に自身のお城に戻りました。

    そして道端で倒れている人こそがハニーなんだと確信しました。
    なぜなら昨日の約束事があったからです。

    約束を守ってこっちに来たんだなぁ..........なんて可愛い子なんだろうな......りか.........♡♡

    そう呟きながら王子はお城に連れていきました。

    ___________
    _________
    _______
    ____
    __



    .........

    目が覚めたか。ハニィ♡

    声がした方をむくと、裸の男がいました。
    ギャァっ!と普段出さない大きな声を出すと、

    シーっ、ハニー夜中に大きな声は出しちゃダメなんだぞ?

    と軽くたしなめられた後


    ハニー......ちゃんと俺の事よく見てくれ。


    と言われて渋々そちらをむくと

    あの時の王子様のような顔立ちでした。しかし確証が持てなかったのでりかは本当に王子なの?と言うと、


    あぁ。俺だとも。昨日の舞踏会すっごい可愛かったのは覚えてるぞ?ハニー♡
    そうだなぁ......本人だと証明するには......
    俺がハニーに明日来てくれたら、今日帰してやるって話は覚えてるぞ?



    その話を聞いて本当に目の前にいる人が王子だと言うのが分かりました。
    しかしそうなってくると疑問になるのはなぜ裸なのか、です。


    裸な理由はないぞ?
    ただこっちの方が清々しくて気持ちいいからだな。

    ハニーも一緒に裸で寝るか?


    .........りかは断りました。

    りかは本当に王子とまたお話している......今度は魔法無しで話していることに驚きつつも、終始幸せそうにしていました。

    それを見た王子は可愛いなぁ......♡とずーっと見つめていました。

    そうして話しているうちに肝心なことに気づきます。
    なぜりかが王子の横にいるのかという事を飲み込んでいる事実です。

    そのことをはなしていたら、王子が



    だーめっ、ハニーはなんも知らなくていいんだぞ?



    とまたたしなめられてしまいます。
    なんだか子供扱いされているように感じたりかは



    王子のハニーだから王子の隠してることもいっぱい知りたいの。
    だから......ダメ?



    そんなことを言われてしまった王子はさっきのかっこいい王子ではなくなり、先程よりも身体に触れ合いながら包み隠さず全部言ってしまいました。

    終始ハニーは可愛いからな...♡という言葉が混じりつつも、ついさっき助けてもらったということをりかは知ります。

    そうした恩が出来てしまったりかはなにか恩返しできることは無いですか?と王子に聞きます。
    すると王子は


    ハニーは俺のそばにいてニコニコするだけでいいんだぞ?

    だってハニーは俺の妻だからな!



    と、ありえないことを言ったのでもう一度きいてみましたが、俺の妻だ!の一点張りでした。

    という訳で、シンデレラことりかは王子様であるカラ松に滅茶苦茶にあいされることになるのでした。
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