☆ユズ☆ @c_love_r123 出来上がったもの、ざっくり書いたもの、書きかけのものなど、好きなものを好きな時に好きなだけ。閲覧やスタンプいつもありがとうございます。 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 22
ALL ディアシト シルイン オリジナル スタラピ ☆ユズ☆DONEスタラピDAY企画参加分。お題「舞踏会」を使わせていただきました。「ふたり、となりあって」「座ってください、ラピス」 にこりと微笑む恋人にそう言われたラピスは躊躇いながらソファへと腰を下ろした。 スタルークの部屋でその体が沈む感覚は経験済であったが自分がよく知る椅子の硬さとは異なっており、彼女の胸には戸惑いが生まれる。 だが、その大きさはこの部屋にやってくるまでに比べたらずっと小さなものだった。 王城で行われている舞踏会にスタルークの婚約者として出ていたラピスが彼に手を引かれたのは少し前の事だ。 ダンスや歓談、食事にと各々が楽しむ中で「少し抜けましょう」と囁かれ、首を傾げたままこっそりとその場を離れたのだが、近くの部屋に連れられたいまだにその理由がラピスにはわからなかった。 促されるままに座ったはいいが落ち着かない彼女の隣にスタルークが腰を下ろす。 2255 ☆ユズ☆DOODLEスタラピだけどラピスとシトリニカの話。スタルークは不在です「あなただけの特別」 ある日の午後──もう夕暮れも近づいた頃の事。 シトリニカの誘いに応じたラピスは彼女とお茶の時間を楽しんでいた。 時々こうして誘われるシトリニカと過ごす時間は好きだった。 ただ正直な事を言えば供される紅茶が香り良く質が良いものだとはわかるもののそれを美味しいと感じるかはまた別の問題で、ラピスにしてみれば親しみのある普段の飲み物の方がずっと好ましい……というのは、気づかれているような気もするが彼女だけの秘密だ。 「──それでね。以前からよく言われていたのよ。スタルークは誰よりも綺麗な髪をしているって」 今も昔も羨ましいわ。 そう口にしながらふふとシトリニカが小さく微笑んだ。 その羨ましいという言葉に対面で話を聞いていたラピスは、ティーカップを手にしたまま自然に首を縦に振っていた。 2875 ☆ユズ☆DOODLEスタラピ傍にいる事、そこにある気持ちに触れる事。会話文なしで話を書くという遊び。 1269 ☆ユズ☆DOODLE邪竜スタラピ。作品の性質上かなり捏造別の話に絡んでいるようないないような話 1422 ☆ユズ☆DOODLEスタラピ直接えちちではないけどそういう雰囲気なのでワンクッション彼シャツにむらむらするスタくんとそうしてほしいラピちゃん 3143 ☆ユズ☆DOODLEスタラピ恋人期間の短文です。「あなたのうでのなか」 ラピス、と優しく呼ばれ、それを合図にして彼女は恋人の胸に頬を寄せる。 ひどく穏やかな気持ちだった。 呼吸をすればよく知る匂いがして、自然と瞼は閉じてしまう。 主であるスタルークの告白に頷いた日から、こうして彼の腕の中に収まる回数を二人で重ねてきた。 記憶の糸を手繰り寄せると、まだ互いに触れ合う事に慣れておらず、ぎこちない抱擁を繰り返した頃が思い出される。 距離を測りかねて二人共が前に出てしまいぶつかるようにして身を寄せ合う事になったり、逆に自分から強請ってよいものか分からずどちらからも手を伸ばせないまま時間ばかりが過ぎていったり──少し考えただけで初めての恋ゆえの出来事が幾つも浮かんだ。 愛しい人のぬくもりの中、ラピスは思う。今でも器用に愛を育めているかと言われたら頷けない、と。 970 ☆ユズ☆DOODLE異世界(邪竜の章)スタラピ。既に両想いだけど薄暗い。ネタバレです。また、邪スタと邪ラピの性格等は激しい妄想なので自己責任で閲覧をお願いします。 2023 ☆ユズ☆DOODLEスタラピ。恋人期間、いい天気の日に。 1652 ☆ユズ☆DOODLEスタラピ 思考も似た者同士「きづかないふたり」 自分に落ちる影に何度どきどきとしただろうか。 初めてと二度目は目をきつく瞑りすぎた。 三度目から五度目くらいまでは少しだけそれを緩める事ができて、その次くらいからは自然を瞼を閉じる事ができるようになった。 そんなスタルークとのくちづけを思い出しながら、ラピスはそのどれにも共通するものがあると気づく。 それは、高鳴る胸の音。 そして、触れる自分のものではない柔らかな熱。 今ではもう何度目かわからないくらい繰り返した行為なのに、そのふたつはずっと変わる事なく二人の間にあり続けるのだ。 ──どちらもスタルーク様からいただいてばかり。 自身も恋人に与えているものがあるのだとは気付かずに、同じ事をスタルークもまた考えているのだと知らないで、ラピスは享受するばかりでは嫌なのだと己の中の勇気を奮い立たせた。 1386 ☆ユズ☆DOODLEスタラピ。ざっくり書いたものなのでポイピク。ほんのり肌色イメージなのでワンクッション入れていますが、たいしたものでもないです。文章のらくがきです。 1231 ☆ユズ☆DONEスタラピタイトルのとおりの話。スタ視点 2339 ☆ユズ☆MAIKINGリボンを結ぶスタラピ。概ねできた。手直しまだ。「恋を結ぶひと」(スタラピ) 白いリボンの端で針を動かしていく。 ひと針縫う度にほつれが繕われていくのが嬉しくてラピスの口元は自然と緩んだ。 普段から身につけているリボンのほつれに気づいたのは今朝の事。おそらく鍛錬の最中にどこかに引っ掛けたか何かしたのだろう。端の縫い目が解けてしまっていたのだ。 主であるスタルークの元に参じる前に少し鍛錬をと思っていた彼女は、その合間に直してしまおうかと裁縫道具も携帯する事にして今こうしていた。 「繕うのはこれで何度目だろう」 ぽつりと呟きながら綻んだ唇のまま手を動かす。 昔──まだ故郷から出るつもりのなかった頃から気に入っているリボンだ。王城に来てからは常に身につけているのもあり、繕うのはこれが初めてではなかった。 3422 1