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    あーや

    @puruaya

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    ぶぜまつのらく描きとらく書き

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    あーや

    DOODLEスケジュール管理とか苦手そうな豊前の代わりに、松井が豊前の予定を完全に把握していたらいいなあという話。江のみんなとぶぜまつの、セリフだけのちょこっとしたやつです。さみちゃんだけ出せなかったごめん。「そうそう、明日急に遠征部隊に組み込まれちゃってさぁ、代わりに畑見ておいてくれないかな」
    「なぁ松井、俺、明日予定あったよな!?」
    「うん。馬当番」
    「松井は?」
    「僕は経費の締めがあるから……」
    「そっかぁ」

    「りいだあ、次のれっすんの日取りの相談をしてもよろしいでしょうか?」
    「ああ、いいぜ」
    「明日は桑名さんがいらっしゃらないので、明後日はいかがでしょう?」
    「明後日……なんか予定あったか?」
    「明後日は万屋に買い出し」
    「買い出しっていつまで?」
    「夕方には戻るんじゃないかな」
    「だってさ。夕方以降ならいいぜ」
    「松井さんのご予定は?」
    「僕も豊前と一緒に買い出しだよ」
    「そうでしたか!では明後日の夕方でお願いします」

    「豊前、今度の金曜日、馬当番代わってくれないかな。お腹が痛くなる予定なんだよね」
    「馬当番ならいいぜ」
    「だめだよ。金曜日は遠征」
    「あ、そうだっけ?」
    「一応当番表確認してみるね……うん。やっぱり遠征だ」
    「そんな先の豊前の予定までよく覚えてるね」
    「実務が得意な松井は今週の予定を把握しておくくらい朝飯前なんだよ」
    「いや、自分の予定ならわかるけど……って 543

    あーや

    MEMO働きに応じて給料が貰える本丸設定考えてるうちに、れっすんの日程調整してる豊前の話になって中途半端に終わるメモ。本丸内に居酒屋がある、というか、本丸の食堂は一律に支給ではなく、好きなものを注文できるようになっている。商売っ気を出した博多の案によるもの。
    刀剣男士の給料は歩合制で、出陣した分だけ給料がもらえる。
    誉を取ると上乗せされる。
    そういう感じなので、出陣メンバーに選ばれると喜ぶ男士は多い。
    松井は出陣が血を流せるので好きだしお金も稼げるので出陣したいが、実務ができる男士が少ないため、事務のほうに駆り出されがち。
    なので松井の事務仕事の給料はだいぶ高めに設定されている。それでも松井に事務をやってほしいので。長義も松井のご機嫌を取るのには心配りをしているほう。
    重要な戦力なので、松井の集中力を阻害するものに対して厳しい長義。
    中でも特に松井の集中力を乱すのが豊前江という存在だった。
    豊前が遠征でいない夜は松井は暇なので結構夜も仕事してくれる。
    なので、こっそり根回しして豊前を日をまたぐ遠征に出しがち。特に納期が厳しいときは。
    遠乗りは好きだから、いいぜ。という。
    桑名は畑仕事で毎日がっつり稼いでる。


    一期一振は弟たちを食わせるためによく出陣してる。弟たちはむしろもっと稼げるのが多いが、これ 1985

    あーや

    DOODLEにゃんちょぎとぶぜまつ前提で、にゃんが豊前に膝枕してもらう話。刀帳順個室の本丸です。 その日の風呂と晩ごはんを済ませた南泉一文字は、寝るまでの暇な時間を持て余していた。一日中暇だったわけではない。毎日馬当番をしている。ふかふかの藁との戦いだ。最近はなぜか毎日、山姥切長義と馬当番に当てられている。長義は嫌そうにしているけど、南泉はそんなに悪くないと思っている。嫌そうにしている長義が、馬の反応を見て、小さく笑う瞬間を見つけるのが好きだ。
     昼間しっかり働いたんだから、夜くらいゆっくりしてもバチは当たらないはずだ。友達が少ないアイツも暇だろうから、俺が構ってやらなきゃな。なんて思って、南泉は長義の部屋の戸を叩いた。
    「おーい、俺だ。入るぜー」
     返事はない。戸に手をかけてみるが、鍵がかかっている。
     ふすまなのに、わざわざ鍵かけるんだよなアイツ。留守の間に物盗んだりするような悪いヤツ、この本丸にはいないと思うけど。
    「山姥切なら、いないぞ」
     声がした方向に振り返ると、縁側にひとり腰掛ける豊前江がいた。
     南泉は目を細めて、なんでお前が知ってんだにゃ、という顔で睨みつけてやった。
    「あるじに連れて行かれた」
    「あるじに?」
    「夕飯のすぐあと、ちょっと話がある、つってあるじが 2113

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    DONE江が馬刺しを食べるだけの短い話。ぶぜまつ前提。 松井は肉を好んで食べる。その中でも馬刺しは格別だった。鋭い八重歯は肉を噛み切るのに都合が良かった。一枚、また一枚。優雅な箸づかいで、皿に盛られた赤いものを勢いよく平らげていく。
     そんな松井を横目に、桑名は自分の皿に盛られた肉に箸をつけられないでいた。初めて馬に乗った時のことを思い出す。愛らしい、と思わず口にした、あの時の馬の姿を思い出していた。
     豊前は自分用に盛られた肉をひょいひょいと松井の皿に乗せ換えている。豊前も馬が好きだから、その肉を食べるなんてできないんだ。桑名は視線だけで豊前に同意を求めた。前髪で隠れているので意図は伝わらない。豊前は桑名の手つかずの肉のほうに気づいた。
    「食わねーのか?なら貰うぞ」
     返答する間もなく、豊前は桑名の馬肉を皿ごとぶん取った。ひょいと一枚口に入れる。
    「おっ!こりゃうめーな!」
    「でしょ、だから僕のことは気にせず豊前も食べて」
     松井がもらった肉を豊前に返却しようとするが、桑名から巻き上げた肉の半分を、豊前が松井の皿に移し替えるほうが疾かった。
    「遠慮すんなって。俺はこんくらいあったら十分だし。うまそうに食べてる松井の顔見てるほうが楽しいし 638