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    湯船先輩

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    湯船先輩

    MEMO渋谷の夜に極彩色自陣の皆に会いたい。(願望)
    ※『烏が群れては、極彩色』のネタバレは含まれてないと思いますが、万が一ネタバレに繋がる可能性があるため、現在未通過の方、通過中の方はご拝読をご遠慮ください。(誤字脱字駄文のオンパレード)
    渋谷での夜の一幕夜も更けの渋谷にて。
    少女は追われる身であった。彼女は高校生でありながら、深夜に1人でフラフラと歩いていた。家に帰ることもできたが、家庭での折り合いをつけることができず、なんとなく居心地の悪さを感じる家に帰りたいという気持ちが薄かったためだ。そこで放課後は制服を脱ぎ年齢を偽ることで、自分よりも年上の友人と早朝までバカ騒ぎをすることが多かった。
    先程までその友人達と遊んでいたが、キャッチに捕まりどこかの店へと消えていった。当然誘ってもらえたが、そのキャッチの胡散臭さがどうにも気になったため断ったのだ。
    アルコールが回り正常な判断ができなかった様子だったが、本当に大丈夫なのか。だが、彼らは大人なんだから自分のケツくらい自分で拭くだろう。そんなことを考えながらぼんやりと渋谷の街を歩いていると、なにやら裏路地の方から男達が話し合いをしている声が聞こえた。
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