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    あそこ

    moguo_enho

    DONEharutaさん(@haruta_69hero)からいただいた「あそこまでするつもりはなかったんです」(https://twitter.com/haruta_69hero/status/1358067959390826501)のお返しに、続きのすけべを書きました!harutaさんありがとうございました!!「ふ、んぅ……ぁう」
     ちゅ、くちゅ。淫らと形容するには幼いリップ音が耳の中で反響する。
     ヒーローをやっている俺も足元に及ばないほどの巨躯が、背を大きく曲げて緩く覆いかぶさる。巨体と肌が触れ合っているのに重さは全く感じない。彼の膝と、ご立派な背筋が体重を支えてくれているからだろう。
     目良さんを誘い、エンデヴァーさんと三人で飲んだ。今まで誰にも自慢できなかった最高の恋人。自分で「程よい時期まで内密にしましょう」なんて言ったのに、誰にも言えない状況は少々不服だった。幼い頃から世話になっている目良さんにだけは、とセッティングした飲み会は、とても楽しかった。個室をとったし、相手は目良さんだけだ。思う存分彼に甘えて、こんなに素敵な人と付き合っているのだと伝えたかった。

    「ひ、ぁ…ぁ、アっ」
     肩を通った分厚いエンデヴァーさんの唇が、胸の尖りを捉える。口先で軽くちゅう、と吸い上げられると、単純で微弱な刺激のはずなのに思わず腰が浮いた。俺の反応に気をよくしたのか、エンデヴァーさんは同じようにちゅっちゅ、と軽い音を立てて突起にキスをする。むずむずと腰に甘い痺れが蓄積していくのを感じて、湿った吐息 2488

    ParAI_t

    DONE故に恋というものは難しい / クロアス

    バレンタインがあるなら(ry の第二弾。
    これビス殿バレンタインにアステルちゃんから他に本命もらってる想定でもいいし、あのチョコでここまでやらかすのも激重でいいなと思う。
    いやほんとキャラストあそこまで言って断られると思ってたって、本当にそうなったらあの後の空気どうするつもりなんだって感じだし、それでやらかせるならこれくらいやりかねんなというアレです(何)
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    好意とは不安定である。
    悪意や敵意の対義語であるのに、もたらされる結果は必ずしも良いとは限らない。経験則からすると、厄介事の方がよほど多かった。
    過度に楽観的となるのも性に合わない。候補を目にする度に膨らむ想像は、未来の数は一つしかないのだから時間の無駄だ。それでも非効率な空転は当日の午前まで続いていた。

    「好きなものを選びたまえ」

    午後の小休憩の時間、クロービスは机に並べた色とりどりの三つの箱から一つを選ぶよう、アステルへと促していた。
    アステルから見て一番左のローズピンクの箱には、旬を迎えた苺をピューレーにして作られたギモーヴが入っている。柔らかくもっちりとした食感と爽やかな春の味が楽しめる逸品だ。
    真ん中のライムグリーンの箱は、蜂蜜の優しい甘さが特徴のポルボローネが詰められている。口の中でほろほろ 1266

    bill_1124

    CAN’T MAKEリーファさんが何故親族が嫌いになったのか。
    何故親戚をあそこまで毛嫌いをしているのか、そんな話。
    両親が死んだ。
    サブスタンスの事故に巻き込まれて亡くなったと聞いた。
    病院に運ばれた両親の死体を確認したが、表情は苦痛ではなくて良かったと思う。
    ディアとルナには見せられないなと思えば布をかけて貰った。
    廊下で待っていた2人は泣いていて、そうだ…まだ12歳なのだから気持ちも何もかも追いつかないだろう。

    「ディア、ルナ……確認してきたよ」
    「お兄ちゃん、どうして…パパもママもいなくなっちゃったの?」
    「ねぇ、寝てるだけなんだよね?何で僕らは入ったらダメなの?」
    「父さんも母さんも事故で亡くなったんだ…」

    2人と視線を合わせて話していれば、聞こえてくる声が耳障りだと感じてしまった。

    『リーファ・グレイアス!!!お前のせいだ!何の為のヒーローなんだ!お前がやる仕事だったんだろ!返せ!!息子を返せ!』
    『可哀想に、ディアくんもルナちゃんも優秀だったお父さんとお母さんとこんな早くお別れする事になって、ヒーローの癖に何も出来なかった役立たずな兄が残るなんて!いつ死んでも可笑しくないのに!』
    『ところで、2人の遺産はどうなる…』
    『こんな、20歳になったばかりのガキなんかに…』

    あぁ、父さん 1371