あまね
ごまもち
MOURNING本誌、例の職業体験のアレからの妄想※あまねね(花寧々)見直ししてないので乱文だと思います。
久々の花寧々に涙も妄想も止まらなくてありがとう先生……
花屋の花子と新米警官のお寧々のハナシ様々な店が立ち並ぶ路面電車通りに面したその一角、とある花屋で花子は働いている。
物好きな店主の意向で、こじんまりとしながらも春先は色鮮やかに様々な花を、秋から冬は椿を主に取り扱うという一風変わった花屋だ。
学生時代のアルバイトから世話になってそのまま就職。忙し過ぎず、暇過ぎずなこの平和な仕事は正直向いていると思う。まあ、花束のラッピングは未だ独創的?ゲージュツテキ?すぎてまだやらせて貰えてないけど、それは置いといて。
今日も客足が一旦落ち着いたところでそろそろ水の取り替えしなきゃな と店の前に足を踏み出せば、いつもの彼女がいた。
「あれ、ヤシロ?こんにちは。制服ってことは今見廻りかな、お疲れ様」
「こんにちは花子くん!そうなの、今日も街の平和のためにパトロール中なのです!花子くんもお仕事お疲れ様」
1148物好きな店主の意向で、こじんまりとしながらも春先は色鮮やかに様々な花を、秋から冬は椿を主に取り扱うという一風変わった花屋だ。
学生時代のアルバイトから世話になってそのまま就職。忙し過ぎず、暇過ぎずなこの平和な仕事は正直向いていると思う。まあ、花束のラッピングは未だ独創的?ゲージュツテキ?すぎてまだやらせて貰えてないけど、それは置いといて。
今日も客足が一旦落ち着いたところでそろそろ水の取り替えしなきゃな と店の前に足を踏み出せば、いつもの彼女がいた。
「あれ、ヤシロ?こんにちは。制服ってことは今見廻りかな、お疲れ様」
「こんにちは花子くん!そうなの、今日も街の平和のためにパトロール中なのです!花子くんもお仕事お疲れ様」
ごまもち
MOURNINGあまねね(花寧々)転生ネタ※R15くらい
雰囲気小説です。とある絵本を思い出して書き殴ったものなので色々雑!
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△波が水泡を纏って不規則に、でも穏やかに揺れるのを、砂浜からじっと見ていた。
「ねえ おねーさん、ここで何してるの?」
ゆっくりと声の主の方に振り向く。大学生くらいに見える彼は白と黒を基調としたラフな格好をしていて、それは綺麗な黒髪によく似合っていた。
「ふふっナンパかな?若いねえ〜」
波に向き直りながら、そう揶揄い答えた。
「若いねって…おねーさんだって俺と10も変わらないでしょ」
「そう…かもね。でも、違うのよ。君が思ってるより、もっと、ずーっと、色んなものを見てきたんだから」
「…そうなの?」
「うん」
彼には何のことだか分からないのだろう。
もう何年も前の話。此岸と彼岸の境界を超えてしまった罪か、罰か。私は花子くんと過ごし、別れたあの日から、記憶を持ったまま転生を繰り返している。
まるで、昔に見た絵本のように。100万回なんて回数は繰り返していないはずだけれど。
何度も転生したって、何度も探したって、花子くんには逢えなかった。結んだ縁も、とっくに切れていたのかもしれない。
(私だけ記憶があって、どこにも居ない彼を必死に探して、馬鹿みたい。約束した"いつか"はどこに 2935