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    いたずら

    mifuji0530

    DONE人間Q5×サキュバスQ3くんのお話です。
    強い魔力を手に入れるため、餌場である人間界にやって来たQ3くん。Q5くんを自分の餌として契約したはいいものの、Q5くんは実は不能で──というお話です。

    10月30日のカヲシン版深夜創作60分1本勝負の「お題:イタズラしちゃうぞ!」投稿作品です。
    サキュバスくん、逆襲される。 僕の搾精対象である人間・渚カヲル君はとってもかっこよくて、性格だって優しいし、何不自由ない暮らしをさせてくれるし、所謂『当たり』の部類なのだと思う──たった一つのことを除けば。

    「碇君、君がそうして涙目になりながら僕に跨っているのは本当に煽情的だし、いつまでだって眺めていたいと思っているよ」
    「ならっ、いい加減勃起してよ!」
    「……面目ないね」

     申し訳なさそうに謝る渚君に、僕も何も言えなくなって口をつぐむ。分かっている、渚君が悪いわけじゃない。彼だって自分が不能であることに悩んでいるのは知っているし、そもそも責めてたって仕方のないことだ。そう、分かってはいるけれど。
     むすっと頬を膨らませながら、渚君に身体を預けるようにして寝そべる。もう何日、精子を摂取していないだろう。代わりに人間界の食事だったり渚君の体液──主にはよだれ──を摂取しているけれど、それらはあくまでも代替品。強い魔力を手に入れるための修行として餌場である人間界へ降りたのに、こんなんじゃ天界にいた方が豪華な暮らしをしていたに違いない。
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    ナカマル

    DONE #九莇版ワンドロワンライ一本勝負 ( @kuaza_dr_wi_1 )様のお題「犬」「イタズラ」「スニーカー」をお借りしました。大変遅刻してしまいすみません…………
    く(自覚あり)→←あざ(自覚なし)だと思って読むと楽しいかもしれない
    ⚠️くもんくんが🏍を購入する捏造要素あります
    #ナカマルのクアザ
    お前と居るとお題「犬」「イタズラ」「スニーカー」

    ◇◆──────────

     九門が靴を買いたいと言ったので、俺たちは地下一階からエスカレーターに乗った。売り場のフロアは七階だから、ここからは少し遠い。けれど、奥のエレベーターはどうせ混んでいるだろう。
     俺は九門の二段後ろに立った。すると流石に九門の方が目線が高くなる。紫色の髪と、ピアスのぶら下がった耳が見えた。
    「買うものあんなら、俺のこと待ってないで行ってきてよかったのに」
    「えっ、全然待ってないよ!」
     話しかけると、九門はすぐに振り返って目を合わせてきた。その振り返り方があまりに急なので、パーカーのフードが一瞬宙に浮いた。

     俺のコスメフロアでの買い物は、短くても小一時間はかかる。フロア中の商品を買い占めることなんてできないから、じっくりと吟味しなければならないのだ。待たせてしまうのは悪いと思うが、こればかりは仕方がない。
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    seiu_0428

    DONEフェイグレワンライ【夜】【悪戯】で書かせていただきました。
    寝てるグにちょっとエッチないたずらするフェ。R-15
    このあと滅茶苦茶シた 目が覚めた。まだ夜で起きるには早すぎる時間だった。寝る前は暖かったはずの室内はとっくに冷え切っていて布団の隙間から入り込んでくる冷気に身体を震わせた。目の前のフェイスよりも背は高いはずなのにどこか小さく見えるグレイの身体を後ろから抱きしめる。寝ているせいかいつもは体温の低い彼の身体は暖かい。首筋に顔を寄せると石鹸とグレイの匂いが混ざった柔らかい香りが鼻を擽った。
     ふと、悪戯心が沸き上がった。長くて癖の強い髪をかき上げてうなじを露出させる。触れた白い首筋は乾燥してしまっていて、また手入れをしてあげなくちゃな、と心のメモ帳に記入する。髪をかき上げたまま唇を寄せる。味わうように軽く口づけ、吸い上げる。綺麗についた赤い花に満足そうに笑う。グレイの髪の長さなら突風が吹かないかぎりバレはしないだろう。目ざとい悪友なら気づくかもしれないが、からかいの矛先は自分に向くから無視すればさほど問題ない。いくつらか口づけを落とす。そのたびに赤い花が増えて満たされる心地がする。
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