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    dreamingMush

    @dreamingMush

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    dreamingMush

    DONE夏紅葉左右衛門さん 「これからもよろしく」チョコ 「お仕事お疲れ様」チョコ
    ありがとうございました!俺の趣味、ウロ監禁逃亡です。なぜかエロくならなかった。
    豪奢な部屋だ、柔らかなベッド、質のいいテーブル、踏み心地のいい絨毯。ロナルドに与えられた部屋は快適なものだった。窓と、扉が開かないことを除けば。ここに閉じ込められてからもう随分たつが、ロナルドはまた逃亡を諦めていなかった。いつか、ドラウスが鍵を閉め忘れる日が来るのではないか、とずっとチャンスをうかがっていたのだ。

    ドラウスが部屋を去った後、いつも通り、半ばダメもとで、ドアノブを回した。がちゃり、とあっけなくそれが開いたから、ロナルドはつんのめる。開いた、ロナルドの心臓が興奮と緊張で高鳴る。何か月ぶりの外だろう、恐る恐るロナルドは一歩踏み出す。逃げられる、思わず笑みがこぼれた。

    しかし、扉の外は迷宮だった。似たような廊下、扉、明かり、目印になるようなものはなんにもなくて。同じところを回っているのか、それとも少しは出口に近づいているのか、はたまた、深淵に飲み込まれようとしているのかすらわからない。どれだけ歩いてもどこにたどり着くこともなく、やがて無尽蔵に思えたロナルドの体力も削られていく。いや、体力より精神面のほうが苦しかった。
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