Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    おい

    dmtk_aph

    PROGRESS本にするための世界観を途中まで練ったものを進捗として載せます。
    半獣が存在する現代パロで、弊二次創作においてうさりすと本田が住んでいる地域の世界観説明です。取り扱い説明書レベルの文体の堅さです。
    ※この世界観説明をもとに制作するつもりですが、うさりすちゃんを虐待など物理的に酷い目に遭わせるつもりは一切ないことを誓います
    半獣と人間の世界について◆半獣の特徴
     人の姿に動物の身体的特徴を得た人間の上位互換的な存在。頭脳は人間より親若干劣るものの、身体能力は人間の比ではなく、その腕力や脚力ひとつで簡単に人を殺めることができるほど強い。その恐ろしい能力を持ち合わせているからか、性格は穏やかでフレンドリーな者が多く精神的に安定しており、多くの人間を魅了させてきた。

    ◆人間の特徴
     一方人間の方は、頭脳こそはこの世界一の賢さを誇るが、逆に身体能力が非力のため、慎重で臆病な性格の者が多い。そのため、人間たちは古来から半獣の逆鱗に触れぬよう半獣に協調することで世界の均衡を保っていた。

    ◆人間と半獣の歴史
     上記のようにお互いが協調し合うことにより平和を築いてきたが、半世紀以上前のある事件によりその平和が一瞬で崩れ去った。
    1943

    truetruedp

    MOURNING注意書き

    ※全部捏造です。
    ※メンバーを同名登場させていますが、「こんな役を演じて欲しいな〜」くらいの気持ちで書いてます。当然ご本人とは関係なく、ご本人のパーソナリティに言及するものでもありません。
    ※演奏描写がありますが、彼らの実際のパフォーマンスに対する私の感想とは全く異なります。あと楽器の知識もありません。
    ※私が書きたいように書いたので、ノットフォーユーだったらそっとしておいてください。
    俺たちの復讐これは、なんなんだろうか。
    俺の何への罰なんだろうか。
    高揚していたはずの身体はすっと冷え切って、ただスポットライトが俺の表面を焦がすのみだった。
    ほぼいない観客、まばら以下の拍手。
    がくりと腕を落とすと、重力に従い指からピックが落ちた。
    暗転と共に俺は感情をシャットダウンさせた。

    タバコ臭いライブハウスの、さらに深淵たる控え室。ギターをケースにしまいながらケイゴは脳内で勘定していた。
    自分名義の客なんて呼べていないから、バック0。丸ごとの赤字。今後に繋がる何かもなく、ただの時間の無駄。
    出番前だと言うのに呑気にぎゃあぎゃあ騒ぐ共演者を横目に、息を吐いた。

    「…っす」

    愛想を振り撒く余裕も無く、ケースを背負って重い扉を開ける。挨拶は当然奴らには届いていないが、気にも留めなかった。
    2910