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    だるまさん

    解凍みかん

    MOURNINGホークス+コンプレス×常闇くん
    ホークス+コンプレス→→常闇くんというかんじ。
    酔ってんのか?と疑うテンションで書いたもの。
    細かい設定や時間軸は忘れて読むものです。
    ホークスとコンプレスと常闇くんを「解凍みかん式だるまさんが転んだしないと出られない部屋」に突っ込んでみました。ギャグです。
    テンションのままに書いたら謎の疾走感が生まれたな…。
    せっかく書いたので、ここに供養します。
    ときめきめもりある真っ白な壁。真っ白な天井。真っ白な床。
    どこもかしこも白いこの部屋は、巷で有名な「○○しないと出られない部屋」というものだろう。
    ドアはあるがビクともしない。個性も使えない。
    いったいなんだってこんなことになっているのか。
    隣の人物を見ると、向こうも同じようにこちらを見ていた。
    そうしてふたりで溜め息を吐く。
    「なんでアンタと入らなきゃならないんスか…」
    「それはこっちが聞きてえよ」
    ホークスとMr.コンプレスだ。
    「これで条件がイチャイチャしろとかだったらさすがに俺ムリなんスけど」
    「同感だね。大の男とイチャつく趣味は俺もねえな」
    お互い敵だが今は個性も使えない。
    ただただ突っ立って話すだけだ。
    ああ、どうせここに閉じ込められるならこんなムサ苦しい男となんかじゃなくて、可愛い黒い子鳥が良かった。
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    ナンナル

    DOODLEお弁当屋のバイトの子は、俳優さんに助けを求める。
    ※モブ→⭐️表記が多大に含まれます。(健全の範囲内です、多分)
    今回、助けを求めて終わった…:( •ᾥ•):
    本当は解決してその後の展開を半分くらい書く予定だったのに、何故かここで1万字になってしまった…。
    次で終わらせる。いつも隠れんぼだから、今回は鬼ごっこにしました。だるまさんが転んだ、からの、鬼ごっこ。楽しかった。
    メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!× 12(司side)

    「また、手紙…」

    自室の机の上に置かれた手紙を見て、小さく溜息を吐く。殆ど毎日届く手紙は、毎回宛名が書いていない。消印もない。見慣れない字で書かれた愛を囁くような言葉と、写真が入っている手紙。初めて見た写真はバイト先の写真だった。道路を挟んだ向かいから撮ったような写真。次はお店の傍で撮った写真。その次は硝子越しにカウンターにいるオレが写っていた。その次は見慣れた帰り道だった。オレがお店を出てすぐの写真。横断歩道を渡る前の後ろ姿とか、渡ったあとの姿とか、少しずつ写真を撮る場所がオレの家に近付いていく。それが毎回一枚ずつ手紙に入っていた。

    (……気持ち悪い…)

    まだ開封もしていない封筒を両手で持って、眉を顰める。見ない方が良い。見たくない。見たくないが、見ないで捨てるのは怖かった。もしかしたら、友人たちがこっそりやったドッキリじゃないだろうか。タチの悪い悪戯の種明かしを、そろそろしてくれるかもしれん。そうであってほしい。
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