まほやく
BBogeul_Wizard
DONE『星降る夜 歩調を合わせ』落書き・18p
20241123 まほやく個人主催同人イベント「온실의 마법은 반짝이는 비바체」参加作品
生きてきた速度は異なるけど、今は同じ歩調で
‼️‼️個人の事情によって非公開になる場合がございます‼️‼️ 19
hakonotakuya
MOURNINGまほ晶オンリー展示予定だったまほ晶イラストです。サークル参加にもかかわらずまともに展示完了しておらず、申し訳ありません。アフターでいっぱい載せようと思います😭🙏まほの顔全然描いてないな、と今思いました。 2
ツキシロ
DONEフィ晶バレンタイン小話です。甘め。めくるめく春「もしもこのケーキの中に、惚れ薬が入っていたらどうする?」
そう言うと、女──今代の賢者──は、ごほごほと大げさに咳き込んだ。彼女の前に置いてあるルージュベリーのショートケーキは、既に三分のニほどがその胃袋におさまっている。
「おっと、大丈夫? お茶飲んで」
ポットを取り、温かい紅茶をカップに注いでやる。ぬるくなってきていたのだろう、彼女はカップを取ると、それを一息に飲み干した。
「ほ、惚れ薬って、そんなの、この世界にはあるんですか?」
尋ねてくるベリー色の唇のそば、柔らかそうな頬は赤くはなく、どちらかというと青い。
やれやれ、と内心溜息をついて、肩をすくめた。籠絡という言葉が聞きすぎたようで、どうもこの賢者は、俺に心を許してくれない。前途多難だ。
1439そう言うと、女──今代の賢者──は、ごほごほと大げさに咳き込んだ。彼女の前に置いてあるルージュベリーのショートケーキは、既に三分のニほどがその胃袋におさまっている。
「おっと、大丈夫? お茶飲んで」
ポットを取り、温かい紅茶をカップに注いでやる。ぬるくなってきていたのだろう、彼女はカップを取ると、それを一息に飲み干した。
「ほ、惚れ薬って、そんなの、この世界にはあるんですか?」
尋ねてくるベリー色の唇のそば、柔らかそうな頬は赤くはなく、どちらかというと青い。
やれやれ、と内心溜息をついて、肩をすくめた。籠絡という言葉が聞きすぎたようで、どうもこの賢者は、俺に心を許してくれない。前途多難だ。
ツキシロ
DONEミス晶バレンタイン小話。多分甘め。お手伝いさんにご用心「消し炭をください」
キッチンの入り口に立って言ったのに、流し台の前の女は振り向かない。いつもはおろしている髪を後頭部でくるくるとまとめていて、そこには地味な木のバレッタが刺さっていた。
「賢者様、消し炭が食べたいです」
背後まで歩いていって再度言ってやった。見下ろす手元には、何やら甘ったるいにおいがする、茶色いものが入ったボウル。彼女はそれをヘラでぐるぐると混ぜている。
「聞いてますか、晶」
「聞いてます!」
振り返ってこちらを見てきたのは、エサを頬にためすぎたリスのような膨れっ面だった。その頬は少し赤い。
「もう、ミスラ、何でいるんですか?」
「はあ? 何でって、俺が強いから、魔物を一撃で倒して、任務がすぐき終わったからですけど。当たり前じゃないですか」
1372キッチンの入り口に立って言ったのに、流し台の前の女は振り向かない。いつもはおろしている髪を後頭部でくるくるとまとめていて、そこには地味な木のバレッタが刺さっていた。
「賢者様、消し炭が食べたいです」
背後まで歩いていって再度言ってやった。見下ろす手元には、何やら甘ったるいにおいがする、茶色いものが入ったボウル。彼女はそれをヘラでぐるぐると混ぜている。
「聞いてますか、晶」
「聞いてます!」
振り返ってこちらを見てきたのは、エサを頬にためすぎたリスのような膨れっ面だった。その頬は少し赤い。
「もう、ミスラ、何でいるんですか?」
「はあ? 何でって、俺が強いから、魔物を一撃で倒して、任務がすぐき終わったからですけど。当たり前じゃないですか」
ツキシロ
DONEオー晶バレンタイン小話。あんまり甘くない???さんざめく心臓オー晶
目が覚めた時には、中天に月が昇っていた。
腹を触ってみる。もたれた木の幹には、指が触れない。完全に貫通していた穴は塞がって、血も止まっている。ミスラの魔力の残滓を感じながら、呪文を唱えた。血のにおいがようやく消える。
「ちっ……」
舌打ちをして立ち上がる。血が足りないから、足元がふらついた。瞼の裏、記憶に残る閃光。あの忌々しい髑髏。
もう一度呪文を唱えると、魔法舎に戻った。既に夜中だから、暗く、静まり返っている。ひょっとしたらバーは明るいかもしれないが、足を向ける気にはとてもならない。
足を引き摺るように歩いていくと、キッチンから明かりが漏れていた。ネロが仕込みをしているのだろうか。そう思って覗いてみたら、見えたのは、もっと小さな背中だった。
2216目が覚めた時には、中天に月が昇っていた。
腹を触ってみる。もたれた木の幹には、指が触れない。完全に貫通していた穴は塞がって、血も止まっている。ミスラの魔力の残滓を感じながら、呪文を唱えた。血のにおいがようやく消える。
「ちっ……」
舌打ちをして立ち上がる。血が足りないから、足元がふらついた。瞼の裏、記憶に残る閃光。あの忌々しい髑髏。
もう一度呪文を唱えると、魔法舎に戻った。既に夜中だから、暗く、静まり返っている。ひょっとしたらバーは明るいかもしれないが、足を向ける気にはとてもならない。
足を引き摺るように歩いていくと、キッチンから明かりが漏れていた。ネロが仕込みをしているのだろうか。そう思って覗いてみたら、見えたのは、もっと小さな背中だった。
ツキシロ
DONEファウ晶バレンタイン小話。甘め。そして僕は走り出す「賢者、居るか?」
コンコン、とノックをしたら、室内から控えめな返事が聞こえた。入っていいですよ、とのことだったので、ドアを開けたら、鍵がかかっていなかった。
「失礼するよ」
「こんにちは、ファウスト」
いつもの笑顔で迎えてくれる、そんな、当たり前とも言えることが嬉しい。
「ああ、こんにちは。ところで、昼間でも鍵はかけるように言わなかったか? 二階のメンバーは大丈夫だと思うが、他の階にはいきなり入ってくる者も居るだろう」
賢者の書を書いていたところなのか、彼女は机の前の椅子に座っていた。その肩にはサクリフィキウムが乗っている。双子たちの使い魔だが、彼女の好みを反映して、見た目は随分と可愛らしい。
「そうでした。すみません、うっかりしてて」
2095コンコン、とノックをしたら、室内から控えめな返事が聞こえた。入っていいですよ、とのことだったので、ドアを開けたら、鍵がかかっていなかった。
「失礼するよ」
「こんにちは、ファウスト」
いつもの笑顔で迎えてくれる、そんな、当たり前とも言えることが嬉しい。
「ああ、こんにちは。ところで、昼間でも鍵はかけるように言わなかったか? 二階のメンバーは大丈夫だと思うが、他の階にはいきなり入ってくる者も居るだろう」
賢者の書を書いていたところなのか、彼女は机の前の椅子に座っていた。その肩にはサクリフィキウムが乗っている。双子たちの使い魔だが、彼女の好みを反映して、見た目は随分と可愛らしい。
「そうでした。すみません、うっかりしてて」
ヨシャオ🐿️
DONE🎃Trick or Treat!!👻「しゃーねーなー」
▼クレジット(敬称略)▼
モデル:くりもも、ステージ:ありさと,しゃち、アクセサリ:72ca,azyazya,Sinful,蒼キツネ
ヨシャオ🐿️
PAST過去ツイ静画ログ【まほやく】最後のは動画のサムネです。
《クレジット》
※2枚目のみデメキッパ式モデル
yukiti式ブラッドリー,リケ/rico式ミスラ,オーエン/ろここ式スノホワ/野良式ファウスト,シノ/しろクロ式ヒース/くりもも式ネロ/nie式ミチル/シロタカブ式真木晶♂/ぽてと式羊 10
yayosan_P
MOURNINGシノとヒース(とファウストとネロ)の話です。まだほやくんに触って1か月くらいで、イベストをほとんど読めてない状態で書いたやつですが勢いが気に入っています。
色々あって某所からお引越し再掲。
カプ要素はないけどいつものシノだなぁ要素はあります。
半世紀先の追憶 目の前に広がる光景を前に、心の声のまま「珍しいな」と口にする。ふふんと得意げに口角を上げながら「だろう?」と返した子どもの手に収められていたのは実技科目で使うような魔道具ではなく、魔法に関する学問書だ。
ファウストが日頃の講義で使うものとは違う。真新しさは感じられずに若干の古めかしささえ覚えるそれは、おそらく魔法舎に保管されている蔵書の中から引っ張り出されたものだろう。隙あらば座学に対する文句を垂れて、実技への転向を求める男が持つにはあまり似付かわしくもない。
そもそも場所だって、意外性が多く含まれている場所だった。魔法舎にあるこの空き部屋は東の国の面々が授業に使うことが多く、真面目なヒースクリフや授業の用意を必要とするファウストであればともかくとして、それ以外の人物が寄り付くことは滅多にないはずなのだ。
16902ファウストが日頃の講義で使うものとは違う。真新しさは感じられずに若干の古めかしささえ覚えるそれは、おそらく魔法舎に保管されている蔵書の中から引っ張り出されたものだろう。隙あらば座学に対する文句を垂れて、実技への転向を求める男が持つにはあまり似付かわしくもない。
そもそも場所だって、意外性が多く含まれている場所だった。魔法舎にあるこの空き部屋は東の国の面々が授業に使うことが多く、真面目なヒースクリフや授業の用意を必要とするファウストであればともかくとして、それ以外の人物が寄り付くことは滅多にないはずなのだ。
@pepper_ranks
DOODLEカヴェアルの約束(まほやくパロ)これ驚きなんですがあんま改変してないんですよね・・・アニメ始まる前にとりあえず描きたかったパロ
牢屋を自室と言ったり記憶が定着できなかったりお互い大事に思ってるのにすれ違ってる主従とかのカアも見たい
シンプルに「約束ができない」とか「しんだら宝石になるから墓が空っぽだったり野垂れ死んでもわからない」っていうほやパロも見たい、ほやはいいぞ 2