【キーアル】萌え語りツイートまとめ❤
キーアルの世界線でもアルマリは結婚すると思うんだけど、アルスは昔から公認の仲だった妻を心から愛している一方で、かつて過去へ去っていった男を初めて愛した人として心の中で永久に輪廻のようにどこまでも美化されていくのを、募る罪悪感と共に見詰め続けるしかないの？確かに妻を愛しているから

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キーアルは何百回か転生したら結ばれる？？？？？いや結ばれなくても報われなくても運命の人だったからこそキーアルなのか？？？？？（哲学）

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キーアルって別れありきのカプなのがいいよな……ハピエン主義だから現パロでくっつけたがるけど……でも現パロしたところで、あのキーファ＝グランという男が自分の使命を見つけてもう元の居場所には戻れないところに飛び込んでいく……選択を捨てるとは思えないんだよな　やっぱ別れが必須のカプでは

クリスマスの赤はカニの赤『今日、時間あったらうち来い』
　19時に届いた、盧笙からのそんなメッセージを零が見たのは、"仕事"帰りの、タクシーの車内でのことだった。

　12月25日、つまり今日。世間がクリスマスと浮き足立つ日である。
　そんな日に届いた盧笙からのメッセージは、
"盧笙から自宅に誘ってくるなんて珍しい"
という意外さも零に感じさせたが、それよりも。

(今日は集まらねえって話じゃなかったか)

　走り続けるタクシーの揺れを体に感じながら、零はぼんやりと、スマホ画面に映るメッセージの文字を見つめる。
　思わず傾けていた頭の中では、つい数週間前のことが浮かんでいた。



　それは12月の初めの頃。盧笙宅で、いつもの面々がいつもの通りに、飲み会を繰り広げていた時のことだ。

―目が覚めると、そこはイタリアだった。

こんなCMがたしかあったな、なんて呑気なことを思いながら見慣れないレンガの道を歩く。
(私の夢にしたら、すごい再現率だ。)
凍えてしまうほどの冷たい風も、空を差す太陽の暖かさも、脚に感じる緩やかな疲労も…まるで現実であるかのように身体にじわりと染み付いていく。
…今いるここがなぜイタリアなのだと分かったのか、正直不思議でならない。ここは人の子1人もおらず、薄暗い上に標識が全くない路地裏で一見どこにいるのかの判断材料は何一つとしてない。それでも何故か『ここはイタリアである』と、そして『ローマである』と頭では理解していた。
　―まるでここに来たことがあるかのように
(…といっても、気のせいだよね。きっとローマって判断したのはあの子が好きな漫画のワンシーンだったとかでしょ。…寝る直前になに読んでたのかな。)