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    カップル

    hbnho210

    SPUR MEルクアロ版ワンドロワンライさまよりお題:「バカップル」「たばこ」お借りしました!闇バもでてくる。ルクアロだけどBOND諸君がみんなで仲良く?しています。
    お題:「バカップル」「たばこ」7/16「キスしたときにたばこの味がすると、オトナのキスだな、て感じがするってむかし同級生の女の子が言っていたんだけど」
    「……女とそういう話するのか、意外だな」
    「ハイスクールのときだよ。隣の席の子が付き合いはじめたばかりの年上の彼氏の話をはじめると止まらなくて……それでさ、アーロンはどんな味がした」
    「何」
    「僕とキスをしたとき」
     午后の気怠さのなか、どうでもいい話をしながら、なんとなく唇がふれあって、舌先でつつくように唇を舐めたり、歯で唇をかるく喰んだり、唇と唇をすり合わせて、まるで小鳥が花の蜜を吸うように戯れていた二人は、だんだんとじれったくなってどちらからともなくそのまま深く口吻けをした。そうして白昼堂々、リビングのソファで長い々キスをして、ようやく唇を離したが、離れがたいとばかりに追いかける唇と、舌をのばしてその唇をむかえようとする唇は、いつ果てるともわからぬ情動のまま口吻けをくりかえした。このままではキスだけではすまなくなると思った二人はようやく唇を解いて呼吸を整えた。身体の疼きがおさまってきたそのとき、ルークが意味不明な問答を仕掛けてきた。アーロンは、まだ冷めやらぬ肉体の熱を無理矢理に抑込みながら寝起きでも元気に庭を走りまわる犬のような顔をしたルークの顔をまじまじと見た。
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    夕映(ゆうえ)

    REHABILIオアシス!🌴バカンス!🏖️なのにあまり自カプがはしゃいでいなかったので思いっきりバカップルさせてみた。めちゃくちゃ体の関係があることをにおわせています。
    本当は、強くて怖い北の魔法使いオーエンムーブをぶちかませたかったんだけど無理だった😉✨
    相変わらずねこちゃんみたいなオエととことん好きな女を甘やかしてしまう晶。
     住民の好意で用意してもらった宿屋の一室で、今日あったことを振り返りながらうとうととしていたとき、静かに揺り起こすようなドアを叩く音で現実に引き戻される。
    「賢者様、いる?」
    「……ん、オーエン、ですか?」
     部屋に訪ねてきたのは、このバカンスのためにとクロエが用意してくれた衣装に身を包んだオーエンだった。
    「へえ、部屋にいたんだ」
     ベッドの上でくつろいでいる姿を見るなり、意味深めに目を細めて音もなく近付いてくる。
    「部屋じゃなかったらどこにいるんですか」
    「さっき、飯屋で女たちに囲まれてただろ。満更でもない顔してた」
     今日の夕飯は賑やかなものだったけれど、この地に来てからほとんど一人で過ごしていたオーエンはあの場にはいなかったはずだ。けれど、にやにやと語る姿を見るに、どこからから見ていたのだろうということは容易に想像が出来た。
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