Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ギャグ

    あお(すっぱいまんはうまい)

    SPUR ME7月オンリー用の小説の出だし、頑張れ!という自分で自分を鼓舞するかんじです!
    もちろんR18ドタバタエロギャグを目指します!
    ようこそ!AA探偵事務所へオーブ首都、オロファト。片側二車線、計四車線大動脈が走る大通り。その脇からそれぞれ細かく伸びる道路のさらに裏手側。ひっそりと隠れるように佇むようにそのカフェは、あった。近隣の会社員達の密かな憩いの場となっているそこは、マスターが入れるコーヒーの味やモーニングのセットが美味しいなど良い評判が絶えない。行列ができて連日大盛況でもおかしくないが、この店が開店してこの方、行列ができるいるところは見たことがなかった。オーナーの意向らしく、この店に関する口コミは全て削除されている。よく知らない者がいたのなら美味しいか美味しくないかよく分からないカフェ。一見が入ることはほぼなく、知っている人だけに口談で良い所だと、伝わっている、そんな場所。お客自身も、限られた人の静かな雰囲気が流れるこの店が好きなので、積極的に店の名前を、よく分からない知人に知らせることはない。むしろ商談や大切な者と重要な話をする際に使う場所になっている。それゆえか、そのカフェの二階には探偵事務所があった。探偵事務所と言ってもHPで予約して入れるわけではない。探偵の気に入った案件のみを扱うため、商売っ気の欠片もない。特定の人以外、マスターへ依頼内容を確認し、了承が得られれば、喫茶店のカウンター横の扉からその事務所へ続く階段へ登れる仕組みだ。
    2672

    ststfwfw

    MOURNINGテツニウム博士が敵の攻撃を受けて子どもになっちゃった回、トンチキギャグ回だ~!と思ってキャッキャしてたらまさか続きモノで翌週にこんなシリアス回もってこられちゃうなんて思ってもなくてめちゃくちゃになっちゃったよね…の幻覚です。え?そもそも博士が子どもになっちゃった回も存在してない?いやそんなはずは……え……?
    絶対的、 俺、大きくなったらヒーローになるのが夢なんだ!

     少年は深い紫色をした眼にきらりきらりと眩い光を映しながら、そう言って笑った。



    □□□



    「研究者になることが夢というわけではなかったのですわね」
    「ね~、ちょっと意外。生まれながらのマッドサイエンティスト(笑)志望かと思ってた」

     敵の攻撃を受けた博士が子どもになるという珍事から一晩明けて、研究所は緩やかな日常を取り戻していた。
     子どもに戻ってしまった博士は大人であった自分の記憶を失っており、はてさてどうしたものかと途方に暮れたまま眠りについたものの、次の日の朝には博士はすっかりいつも通りの姿に戻っていたのだ。
     「な~んだ」「もう少しあの可愛らしいお姿の博士が見ていたかったですわ」「心配してソンしちゃった」などと口々に言いながら、ベルミもオリヴィエも、そしてセイラも心底ほっとしていたことを博士には言えないままでいる。
    2338