ハロウィン神父「千石さん、僕、実家が教会なんです」
そうなのか。知らなかった。国都の真面目さと、天然ボケ、そして高校生にあるまじき品の良さは実家由来だったのか。納得だ。
国都は寮室の戸口に立ち、両手を腹のあたりで綺麗に揃え、背筋を伸ばして涼やかに佇んでいた。扉は閉まっていた。立ったまま説明する国都を、俺はベッドに腰掛けながらぼんやりと眺めていた。そうなんだ。国都って卒業後は神父になるんだ。
丈の長い学ランのような服の肩から白い布が垂れているその姿は、シンプルで上品だ。国都にとても似合っていた。肌がほとんど見えない仕様は、潔癖さを表しているのかもしれないが、逆に見えないからこそ、手首や首筋の白さが際立っていた。見てはいけないものを見たような気がして、俺は思わず目を逸らした。

人狼をするエーデルローズ新入生簡単な設定・用語
※人狼のルールは、これが正しいというものではありません。

市民側
シン　市民
ユキ　占い師
毎晩一人を指定して役職を占うことができる。人狼、妖狐であった場合はそれぞれの役職名が出るが、他の役職は一律して市民と出る。
ミナト　狩人
毎晩人狼の襲撃から一人守る。自分を守護対象にはできない。
ユウ　用心棒
夜に一人指定した人を人狼等の襲撃から守ることができる。自分を守護対象にはできない。
村人陣営は、人狼を見つけて処刑することが出来れば勝利となる。

人狼側
タイガ　人狼
毎晩一人を指定して襲撃をすることが出来る。
人狼陣営は、村人と1:1の人数比になれば勝利することが出来る。

第三者陣営
カケル　ペテン師
どっちつかずの役職。毎晩どちらの陣営に付くかGMに伝える。付いている陣営が勝利すれば自分も勝利となる。