コックリさん
houji_TeaRPG
INFOCoC『胡桃炸裂症候群』作¦キメオール様
KP:こっくりさん
PL / PC
HO公安:ほうじ茶 / 猪狩 未央
HO刑事:いちはるさん / 桜良 緑
▷END
#houji_Teactivity
天音セル/夜明けの流刑地
DOODLE原型がryワンクッション。和ケモな妄想が進んだ結果。(+ゼロシエとオリコピが同居してます)
oxは元々狸なイメージがあって、zは公式で狐にされてるし、間に犬挟めばこっくりさんできるじゃん?そんで常識が通じない三匹に揉みくちゃにされる少年がキレ散らかしてたら(私が)楽しいじゃん?
で、こうなりました。個人的に詰襟ピエちゃんがお気に入り。
(※着物の袷はわざとです)
hiiragi_syuin
MOURNINGシブに置いたヨシ霊、恋文奇譚・裏「事例 コックリさん」の補足等になります。長いのでお気をつけ下さい。
コックリさん・解はじめに。
長文お付き合い有難うございました。特殊CPの特殊設定ですが楽しんで頂けていれば幸いです。
それでは。
・仙狸霊幻新隆
ハーフアップにした髪。
赤い着物と羽織。黒いブーツ。
(羽織にはメスや糸、鋏などの治療道具が入っている)
羽織の中は肩から下の無いノースリーブの着物。爪も切り揃えられている。
(治療の際、袖が邪魔になるため。爪も同様)
怪異医学の心得がある。人間の治療も可能。
急を要さない限りは切ったり貼ったりの治療をする。
(怪我をこさえてくるなという意味を込めて)
怪異界にある裏・霊とか相談所の所長で怪異界の統括もしている。
仙狸という妖怪が情報不足で狂犬病や他の妖怪の噂も混ざっており、発生時期は不明。自分でも覚えていない。
4211長文お付き合い有難うございました。特殊CPの特殊設定ですが楽しんで頂けていれば幸いです。
それでは。
・仙狸霊幻新隆
ハーフアップにした髪。
赤い着物と羽織。黒いブーツ。
(羽織にはメスや糸、鋏などの治療道具が入っている)
羽織の中は肩から下の無いノースリーブの着物。爪も切り揃えられている。
(治療の際、袖が邪魔になるため。爪も同様)
怪異医学の心得がある。人間の治療も可能。
急を要さない限りは切ったり貼ったりの治療をする。
(怪我をこさえてくるなという意味を込めて)
怪異界にある裏・霊とか相談所の所長で怪異界の統括もしている。
仙狸という妖怪が情報不足で狂犬病や他の妖怪の噂も混ざっており、発生時期は不明。自分でも覚えていない。
ciff_2
DONE小学生のふたりとこっくりさんのはなし同級生たちは三人で遊んでいるつもりだったかもしれませんね。
狐狗狸さん 同級生たちは、いなくなってしまいました。
たぶん、はじめからそのつもりだったのです。そうでなければ俺なんかを誘ってくれるわけがないのです。そうやって納得することで痛みをやりすごそうとしました。でも、俺は自分が思っているよりずっと傷ついていたみたいです。次第に、見えている世界がみなものようにうるみはじめました。傷というものは、無理にふさごうとすればするほどかえって深くなるものです。溢れて止まらないものは波紋を描いて広がりゆき、やがて十円玉の下に敷いていた紙にこぼれおちました。約束、破っちまったな。俺とともにいまなお十円玉のうえに指を置いている一二三が困ったように笑いました。約束とは、儀式の最中は指を離してはいけないという決まりごとのことでしょう。みんな、離さないと言ったのに。みんな、嘘つきで意地悪です。みんなみんな大嫌いです。だけど、そんなことはどうだっていいのです。俺は取り返しのつかないことをしでかしてしまったような気持ちになって、涙が止まらなくなりました。ついさっきまで悲しくて泣いていたのに、いまはもう恐ろしさで胸がいっぱいでした。それにひきかえ、一二三はずいぶん落ち着いていました。信じていないのだと思います。迷信とか都市伝説とか幽霊とか。むかしからそうでした。サンタクロースの正体を教えてくれたのも一二三でした。いるとかいないとか、どうでもいいのです。自分の目で確かめたものだけがすべてなのです。俺も、そんな強い心がほしかったな。どこからはじまったのか、誰がきっかけだったのか、分かりません。いつの間にか流行っていました。気がついたら俺は、同級生たちとひとつの机を囲み、紙の上の十円玉に指を乗せていました。鳥居。五十音。はいといいえ。紙にはそういったものが書かれており、呼び出したらどんな質問にも答えてくれるのだと言います。聞きたいことなど、ありませんでした。俺はただ、遊んでほしかっただけなのだと思います。身の程知らずでした。するとまた悲しいほうへ天秤が傾き、泣き止まなくちゃと思えば思うほど涙は止まりませんでした。ずっとしゃくりあげているせいで、息も苦しかったです。止まんねぇなぁと苦く笑う一二三の指先はしとどに濡れていました。一二三はずっと俺の涙を拭ってくれていたのです。みんなが、一二三みたいなひとだったらよかったのに。そんなひとは、どこにもいません。でも、もういいの
2146たぶん、はじめからそのつもりだったのです。そうでなければ俺なんかを誘ってくれるわけがないのです。そうやって納得することで痛みをやりすごそうとしました。でも、俺は自分が思っているよりずっと傷ついていたみたいです。次第に、見えている世界がみなものようにうるみはじめました。傷というものは、無理にふさごうとすればするほどかえって深くなるものです。溢れて止まらないものは波紋を描いて広がりゆき、やがて十円玉の下に敷いていた紙にこぼれおちました。約束、破っちまったな。俺とともにいまなお十円玉のうえに指を置いている一二三が困ったように笑いました。約束とは、儀式の最中は指を離してはいけないという決まりごとのことでしょう。みんな、離さないと言ったのに。みんな、嘘つきで意地悪です。みんなみんな大嫌いです。だけど、そんなことはどうだっていいのです。俺は取り返しのつかないことをしでかしてしまったような気持ちになって、涙が止まらなくなりました。ついさっきまで悲しくて泣いていたのに、いまはもう恐ろしさで胸がいっぱいでした。それにひきかえ、一二三はずいぶん落ち着いていました。信じていないのだと思います。迷信とか都市伝説とか幽霊とか。むかしからそうでした。サンタクロースの正体を教えてくれたのも一二三でした。いるとかいないとか、どうでもいいのです。自分の目で確かめたものだけがすべてなのです。俺も、そんな強い心がほしかったな。どこからはじまったのか、誰がきっかけだったのか、分かりません。いつの間にか流行っていました。気がついたら俺は、同級生たちとひとつの机を囲み、紙の上の十円玉に指を乗せていました。鳥居。五十音。はいといいえ。紙にはそういったものが書かれており、呼び出したらどんな質問にも答えてくれるのだと言います。聞きたいことなど、ありませんでした。俺はただ、遊んでほしかっただけなのだと思います。身の程知らずでした。するとまた悲しいほうへ天秤が傾き、泣き止まなくちゃと思えば思うほど涙は止まりませんでした。ずっとしゃくりあげているせいで、息も苦しかったです。止まんねぇなぁと苦く笑う一二三の指先はしとどに濡れていました。一二三はずっと俺の涙を拭ってくれていたのです。みんなが、一二三みたいなひとだったらよかったのに。そんなひとは、どこにもいません。でも、もういいの
okjk114mara
CAN’T MAKE【晴天時雨のこっくりさん】・レオ×祝
・大誠×祝要素有り
・微ホラー表現有りその少年は目前に垂れる濡れた金色の前髪を鬱陶しげに掻き上げた。
夏の日差しが暑く刺すというのに自分が今いる教室の窓を開けて手を出してみれば、一二三と数える間にずぶ濡れになるくらいの大雨を食らった。
「…狐の嫁入りがおいでなさった、って感じかな?」
それは突然の事だった。
放課後で皆が家路へと向かってる最中、暗雲もなくそれは天から降り注ぎ、殆どの生徒は駆け足で校門を潜っていくのを一人、タイミングを逃した富樫レオだけは教室の窓から見送るように見つめていた。
「狐が結婚をするのかい?」
唐突に声が後ろからして振り返る。
見ればそこには雨にやられたらしい…びしょ濡れの風間祝と思われる少年が教室に来ていた。
彼はずぶ濡れになった制服のブレザーを脱ぎ、素直な疑問らしい言葉をレオに話しかけている。
その光景がまるで迷い猫が毛繕いをするような仕草に似ていて、思わずレオは吹き出してからポケットからハンカチを取り出して彼の濡れた頬や頭を撫でた。
「どうしたの、シュウ?キミはコイビトと一緒に帰ったはずじゃなかったかい?」
少し意地の悪い言葉に、シュウと呼ばれた少年は恥ずかしげに前髪を掻き上げ呟い 4098