コーヒー
絵空事
MEMOマウントとるレオさまに冷たくされて傷心だったので、ナチュラルに惚気てくるシリーズの司さまにアタックしたら、やっばり最後に惚気られた。彼氏のレオくんは遠距離淋しくて司くんを思い出しながらコーヒー飲んでるらしい 2
_0oo0oN
PROGRESS執筆中のロボトミAU「SephirahSwap」よりゲブラーの話です。swapゲブネキはコーヒー大好き苦労人
(原稿収録予定ですがあまりにも執筆遅いので限定公開)
ノアの箱舟永遠に続くと思われた激情は一閃の冷血な思考によって終焉を迎える。
懲戒チームの中央で目覚めたゲブラーは「またか」と額を押さえた。この頃よく夢を見るようになった。夢と言っても記憶の処理に行われる奇妙な夢ではなく、永遠に無の道が続く夢だ。ただ目を閉じているだけの感覚なのに意識ははっきりと存在する。悪夢とは呼ばなくても、起床した朝は嫌な汗がじっとりと身体を伝っている。
「ああ…そうだ管理人が来るんだったな……」
アブラムからある程度話は聞いていたが、と寝ぼけながらゲブラーは腰を立たせ、管理人が待っている中央の入り口へ向かった。如何にも気の弱そうな女性が鮮血と鉄の臭いが香る懲戒部署にいた。ゲブラーは頭をポリポリ掻いてから彼女に話しかける。
12913懲戒チームの中央で目覚めたゲブラーは「またか」と額を押さえた。この頃よく夢を見るようになった。夢と言っても記憶の処理に行われる奇妙な夢ではなく、永遠に無の道が続く夢だ。ただ目を閉じているだけの感覚なのに意識ははっきりと存在する。悪夢とは呼ばなくても、起床した朝は嫌な汗がじっとりと身体を伝っている。
「ああ…そうだ管理人が来るんだったな……」
アブラムからある程度話は聞いていたが、と寝ぼけながらゲブラーは腰を立たせ、管理人が待っている中央の入り口へ向かった。如何にも気の弱そうな女性が鮮血と鉄の臭いが香る懲戒部署にいた。ゲブラーは頭をポリポリ掻いてから彼女に話しかける。
ぼぶさん
DOODLEイチ日イチ一由くん92日目コーヒーフェス遊びに行って、バリスタ姿の一由くんかっこいいんじゃね?って思った結果がコレだよ!!
お湯注ぎすぎて溢れさせてたらかわえぇ気がする…_(:3」∠)_
抹茶Cocoa(@M_ocoC)
DOODLEみんなの一口絵日記11月12日:・ガーリックバタートーストがおいしかった
・肉まんを潰さずにチンできた
・人生で初めて床にコーヒーをぶちまけました
・家の照明が壊れて暗闇で過ごしてます
・spine買ったのでアニメーション頑張ろうと思ったのに一日寝てた
・試練70時間やっても天使を倒せません
Ordet_er_frit_
DONE[ホブモル] サンドマンのホブとモルフェウスが、カップに名前を書いてくれる系のコーヒーショップに行く話。なお、ホブはまだ夢王のお名前は知りません。「なあ、カフェに行かないか?」
いいことを思いついたというように顔を輝かせながらホブが言った。
「カフェ?」
「ああ、ちょっと流行りのコーヒーショップがあるんだ」
「そうか」
言葉少ないモルフェウスの顔色を伺ったホブは、特に反対はなさそうだと判断したらしい。
「じゃ、行こうか。すぐそこだし」
歩いてほんの数分で店についた。入口のあたりは灰色のコンクリートだが全面ガラス張りで店内が見える。ドアを開けたホブに続いて店に一歩入った途端に香ばしい香りと音楽に出迎えられる。ゆったりした女性の歌声の後ろで籠ったような音が等間隔でリズムを刻んでいる。これが今時の人間の好みか、と耳を傾ける。
「君は何にする?」
カウンターでメニューらしき厚紙を手に持ちながらホブが振り向いた。
2148いいことを思いついたというように顔を輝かせながらホブが言った。
「カフェ?」
「ああ、ちょっと流行りのコーヒーショップがあるんだ」
「そうか」
言葉少ないモルフェウスの顔色を伺ったホブは、特に反対はなさそうだと判断したらしい。
「じゃ、行こうか。すぐそこだし」
歩いてほんの数分で店についた。入口のあたりは灰色のコンクリートだが全面ガラス張りで店内が見える。ドアを開けたホブに続いて店に一歩入った途端に香ばしい香りと音楽に出迎えられる。ゆったりした女性の歌声の後ろで籠ったような音が等間隔でリズムを刻んでいる。これが今時の人間の好みか、と耳を傾ける。
「君は何にする?」
カウンターでメニューらしき厚紙を手に持ちながらホブが振り向いた。
英(aya)
DONE【現代AU】コーヒースタンドオーナー兄上×働き過ぎなリーマン澄
11/5の話です。
ホワイトデーの話で名前だけ出ていたあの人が出てきます。
これまでの話はTwitterのモーメントにまとめています。
https://twitter.com/i/events/1518581518624387075?s=20 12
41rau0
PASTひとじゅし/14くんが18さんとお話ししながら一人踊りしているだけの話(訳:「獄さん! コーヒー冷めてるっすよ! 自分でよかったら熱いの淹れなおしてくるっすよ!」)
いつでもあなたにやられてる「俺には我慢ならねぇモンが二つある」
というのは恩人であり友人の現役弁護士・天国獄の口癖である。息をするように、その枕詞ひいては前置きが紡ぎ出される。十四はナイフのような切れ長の目を真っ直ぐに見つめて、次の言葉を待つ。
「ひとつ。冷め切ったコーヒー」
チン、と目の前のコーヒーカップを爪弾く獄。半分ほど注がれたコーヒーからはもう湯気は出ていない。静かなものだ。
冷め切ったコーヒーかぁ。それは自分もあまり得意でない。冷めることで、酸っぱくなるからだ。お揃いだなと思って心を躍らせた。彼がらみのことだと、どんなちいさなことでも嬉しくなってしまう。
「ふたつ。……性懲りもなく職場に乗り込んでくるガキだ」
獄は鋭い眼光を向けてくる。かっこいい。まるで時代劇に出てくる正義のサムライみたいだ。
2100というのは恩人であり友人の現役弁護士・天国獄の口癖である。息をするように、その枕詞ひいては前置きが紡ぎ出される。十四はナイフのような切れ長の目を真っ直ぐに見つめて、次の言葉を待つ。
「ひとつ。冷め切ったコーヒー」
チン、と目の前のコーヒーカップを爪弾く獄。半分ほど注がれたコーヒーからはもう湯気は出ていない。静かなものだ。
冷め切ったコーヒーかぁ。それは自分もあまり得意でない。冷めることで、酸っぱくなるからだ。お揃いだなと思って心を躍らせた。彼がらみのことだと、どんなちいさなことでも嬉しくなってしまう。
「ふたつ。……性懲りもなく職場に乗り込んでくるガキだ」
獄は鋭い眼光を向けてくる。かっこいい。まるで時代劇に出てくる正義のサムライみたいだ。
もりやま
DONE②【いていな11/5展示】現パロ大学生ネロとファウストの夏休みの朝。
無糖と間違えて微糖コーヒーを買ってしまうネロと、一緒に朝ごはんを食べるファウスト。
ネロの喫煙あり、2人が偶然同じアパート(部屋は別)に住んでいる設定です。仲良し。
微糖コーヒーと夏休み・・・
大学の夏休みも半ばの朝。
ネロは半分寝ぼけたまま冷蔵庫から1リットルのペットボトルのコーヒーを取り出した。つけっぱなしの古いクーラーの音が静かな部屋に響いているが、もう慣れていて気にならない。シンクの横に出したグラスに半分ほど氷を入れる。未開封のフタを開けてコーヒーを注ぎ、食パンを袋から取り出す。温めておいたトースターに食パンを入れる。オレンジ色のトースターの中をぼんやり眺めながら、シンクにもたれてアイスコーヒーを一口飲む、が。
「え、甘あ……」
部屋に一人なのに思わず声が出た。
ネロはコーヒーにシロップや砂糖は入れない。昨日の夜、バイト帰りにコンビニで買ったのも、ブラックコーヒーのはずだ。けれどネロの口の中には甘すぎるコーヒーの味が広がっている。
3607大学の夏休みも半ばの朝。
ネロは半分寝ぼけたまま冷蔵庫から1リットルのペットボトルのコーヒーを取り出した。つけっぱなしの古いクーラーの音が静かな部屋に響いているが、もう慣れていて気にならない。シンクの横に出したグラスに半分ほど氷を入れる。未開封のフタを開けてコーヒーを注ぎ、食パンを袋から取り出す。温めておいたトースターに食パンを入れる。オレンジ色のトースターの中をぼんやり眺めながら、シンクにもたれてアイスコーヒーを一口飲む、が。
「え、甘あ……」
部屋に一人なのに思わず声が出た。
ネロはコーヒーにシロップや砂糖は入れない。昨日の夜、バイト帰りにコンビニで買ったのも、ブラックコーヒーのはずだ。けれどネロの口の中には甘すぎるコーヒーの味が広がっている。
nbsk_pk
DOODLESco博がパートナー運び大会でぶっちぎり優勝して地方紙一面に載ってケル先がコーヒー噴きましたOn your marks 「Scout、君は今から私の嫁だ」
「……………………は?」
訪ねたい場所があるのだが誰か護衛を頼めないか、というドクターの言葉にいちもにもなく手を上げたのはScoutだった。街道からも外れた小さな町は貧しいながらもどこか長閑な雰囲気が残っていて、空高いこの季節にいち早く収穫のシーズンを迎えているようだった。大仕事を終え一段落というタイミングは人心というものは寛大になるもので、あやしい風体の客人がふらりと迷い込んでも別段気にも留められないのは幸いである。サルカズの角を隠さずとも石も罵声も飛んでこないのは久しぶりだとともすれば緩みかける気を引き締めていると、ドクターが何度も引き止められながら扉から出てきた。
3069「……………………は?」
訪ねたい場所があるのだが誰か護衛を頼めないか、というドクターの言葉にいちもにもなく手を上げたのはScoutだった。街道からも外れた小さな町は貧しいながらもどこか長閑な雰囲気が残っていて、空高いこの季節にいち早く収穫のシーズンを迎えているようだった。大仕事を終え一段落というタイミングは人心というものは寛大になるもので、あやしい風体の客人がふらりと迷い込んでも別段気にも留められないのは幸いである。サルカズの角を隠さずとも石も罵声も飛んでこないのは久しぶりだとともすれば緩みかける気を引き締めていると、ドクターが何度も引き止められながら扉から出てきた。
おーへー
DOODLE落ち込んでる時コーヒー置いて行く伽羅ちゃん
その後も様子を見に来て回復後そばに来る(無理しないか心配)
黙ってそばにいてくれる肥前くん
回復した頃に気が済んだかよってすっとどっか行く(落ち込んでいる間が心配)
すずもり
DOODLEお誕生日おめでとう大室さん、略してたんむろさん!というわけで相変わらず祝う気があるのか不明なイラストです。
これは夜明けのコーヒーを搔っ込もうとしてたけど皆が出勤してきたので慌てて体面取り繕うチーフ(泊まり込み1日目)。
2枚目以降は幻覚と落書き。 5
ai_42omo
DONE【潘夏】去年の二十四節気「小雪」のふたりを見て書きました。ポイピクに入れてなかったので入れときます。コーヒーを買いに来たふたり。店員目線。2021年11月23日に公開済み。 2
s_🍵
PAST葉月/6年くらい前に描いた葉月の漫画、昔1週間くらい再録してたので再再録です。加筆修正してます。
甘いのが描きたいって気持ちで描いてただけあって当サークル比で糖度が高め。コミスタ使ってたこの頃のペンの設定が一番好きだな
今年もコーヒーゼリー食べます🎉 24
Umi1115Tkso
DOODLE #深夜の魔師弟お絵描き字書き60分一本勝負ワンドロ【コーヒー】
🧬編後〜高校生前(14〜15?くらい)
🍚ちゃん来なくて本当は寂しいPさんとPさんに会えないし勉強に身が入んないし、おわんないと会えないしのループにいる🍚ちゃんの話。
子供の頃の方が🍚ちゃん大人びてるから早いうちからコーヒーとか飲んでそう。
大義名分少し前まではなんだかんだと理由をつけて日を開けずに訪れていた悟飯が神殿にこなくなってから数ヶ月が経つ。
神殿から地上の様子を伺えば、何やら家に篭って何かに熱中しているようだった。
あいつにも何か事情があるのだろうと呑気に構えていたものの、ここ1ヶ月程は悟飯の部屋の灯りが消える事はほぼない事に気づくと、何をやってるんだと気にもなる。
流石に身体を壊してしまうのでは、と心配するデンデにも背を押されて、珍しく俺の方から悟飯を尋ねことにした。
久々に降り立った地上の匂いと温度に懐かしさを感じつつ、目の前の悟飯の家を見れば、やはり悟飯の部屋の明かりだけが煌々と夜の闇を照らし出している。
かつかつと爪を立て窓を叩く。
1308神殿から地上の様子を伺えば、何やら家に篭って何かに熱中しているようだった。
あいつにも何か事情があるのだろうと呑気に構えていたものの、ここ1ヶ月程は悟飯の部屋の灯りが消える事はほぼない事に気づくと、何をやってるんだと気にもなる。
流石に身体を壊してしまうのでは、と心配するデンデにも背を押されて、珍しく俺の方から悟飯を尋ねことにした。
久々に降り立った地上の匂いと温度に懐かしさを感じつつ、目の前の悟飯の家を見れば、やはり悟飯の部屋の明かりだけが煌々と夜の闇を照らし出している。
かつかつと爪を立て窓を叩く。
秋月蓮華
DONE屋台カフェ『ウルタール』シリーズからにゃおきが晴れた夜に屋台カフェをやっている話で
コーヒーのイベントに出てみようかという話
へきごとうと、はわ。あくたとぽさまもいる
続きはぼちぼち
コーヒーストリートの話 その1「コーヒーストリートか」
「帝国図書館のブックカフェからも出てくれないかって志賀さんが言ってたんだ」
帝国図書館分館にて直木三十五が一枚の紙を眺めていた。河東碧梧桐が持ってきたのだ。
帝国図書館の近所の商店街で、コーヒーストリートというコーヒー関係のイベントをするので、
帝国図書館も出ないかと誘いがあったのだ。志賀が持ってきたのは彼は商店街の役員だからだ。直木たちが転生するより前から商店街で店をしているのである。
碧梧桐は帝国図書館のブックカフェをよく手伝っていた。
「『ウルタール』出ますか?」
「うちにも呼びかけ……」
「誘ってくれないかって」
碧梧桐が言う。
ラヴクラフトがいつの間にか背後に立っていて紙を覗き込んでいた。『ウルタール』にも誘いがかかってきたようだ。
1284「帝国図書館のブックカフェからも出てくれないかって志賀さんが言ってたんだ」
帝国図書館分館にて直木三十五が一枚の紙を眺めていた。河東碧梧桐が持ってきたのだ。
帝国図書館の近所の商店街で、コーヒーストリートというコーヒー関係のイベントをするので、
帝国図書館も出ないかと誘いがあったのだ。志賀が持ってきたのは彼は商店街の役員だからだ。直木たちが転生するより前から商店街で店をしているのである。
碧梧桐は帝国図書館のブックカフェをよく手伝っていた。
「『ウルタール』出ますか?」
「うちにも呼びかけ……」
「誘ってくれないかって」
碧梧桐が言う。
ラヴクラフトがいつの間にか背後に立っていて紙を覗き込んでいた。『ウルタール』にも誘いがかかってきたようだ。
時緒🍴自家通販実施中
TRAINING10/10〜10/11開催『全国一斉色相調査会』、及びプチオンリー『二人の係数24時』のウェブ展示作品です。任務が終わって報告書を書いている怪我をした宜野座さんに、狡噛さんがコーヒーとマフィンを買ってくるお話です。イベント開催おめでとうございます!
コーヒー&チョコチップマイフィン「ねぇ、その怪我大丈夫なの?」
もう少しで朝だという時間帯に、行動課のオフィスで書類仕事に励んでいると、花城はそう言って胸に抱えた情報共有用のタブレットを静かにデスクに置いた。そこには先ほど逮捕した男の情報が載っており、それは今まさに俺が上に上げる報告書に必要だったものだった。俺は「ありがとう」と言い、タブレットからデータを吸い上げる。
「あなたが頑丈なのは知ってるけど、絵面が危ないのよね。また医務室に行ったら? その包帯は目立つわ」
花城は額を指さし、すぐには俺から離れなかった。俺の容姿が、いや、頭に包帯を巻き、生身の手に止血テープを貼った部下の姿が気になったのだろう。とはいえ、絵面のわりにはそれほど怪我がひどいわけではない。数日経てば傷跡も消えてしまうようなものだ。ただ出血量が多かったので、念入りに手当てをされてしまっただけで。
4260もう少しで朝だという時間帯に、行動課のオフィスで書類仕事に励んでいると、花城はそう言って胸に抱えた情報共有用のタブレットを静かにデスクに置いた。そこには先ほど逮捕した男の情報が載っており、それは今まさに俺が上に上げる報告書に必要だったものだった。俺は「ありがとう」と言い、タブレットからデータを吸い上げる。
「あなたが頑丈なのは知ってるけど、絵面が危ないのよね。また医務室に行ったら? その包帯は目立つわ」
花城は額を指さし、すぐには俺から離れなかった。俺の容姿が、いや、頭に包帯を巻き、生身の手に止血テープを貼った部下の姿が気になったのだろう。とはいえ、絵面のわりにはそれほど怪我がひどいわけではない。数日経てば傷跡も消えてしまうようなものだ。ただ出血量が多かったので、念入りに手当てをされてしまっただけで。
Lemonn
MEMOコーヒー大好き。お茶も大好き。
この後の展開は全く考えてないです。
ただ書きたいところだけ書きました。
Coffee?Tea?Or My Name?ちりりんと。
ガラス製の扉を押し開いたら心地いい鈴の音がした。
少し眠たくて適当にコーヒーを買って行こうと思っただけだった。
店の中全体はオレンジ色のライドに照らされて、コーヒーの香りが店中に満ち溢れて、正直コーヒーは好きだから自分にしては嫌いではなくむしろかなりいい香りだ。
柔らかいジャズの中に僅かに話し声が混ざる。
なるほど、これは心地いいかもしれないと。
シンはそう思いながらカウンターへ向かった。
「すみません。ブラックをお願いします。」
店員の後ろに高く掲げられたメニューのボードも見ない。自分にとってブラックだけが唯一の選択だから。
「かしこまりました。他にご注文はございますか?」
スマホを見ていて店員の顔は見てないけど、銀の鈴のような声の持ち主の店員ではあった。
6264ガラス製の扉を押し開いたら心地いい鈴の音がした。
少し眠たくて適当にコーヒーを買って行こうと思っただけだった。
店の中全体はオレンジ色のライドに照らされて、コーヒーの香りが店中に満ち溢れて、正直コーヒーは好きだから自分にしては嫌いではなくむしろかなりいい香りだ。
柔らかいジャズの中に僅かに話し声が混ざる。
なるほど、これは心地いいかもしれないと。
シンはそう思いながらカウンターへ向かった。
「すみません。ブラックをお願いします。」
店員の後ろに高く掲げられたメニューのボードも見ない。自分にとってブラックだけが唯一の選択だから。
「かしこまりました。他にご注文はございますか?」
スマホを見ていて店員の顔は見てないけど、銀の鈴のような声の持ち主の店員ではあった。