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    サラン

    イチカ

    CAN’T MAKE書くかもしれないジャンおみ。どなたか書いてくださらんか…
    魂というものがあるならばある超古代文明遺跡はバーサーカーの製造工場だった。目視で確認出来るだけで総数500を超え、遺跡を内側から次元の狭間に飲み込ませるため遺跡自壊機能を発動させる優。遺跡とともに次元の狭間に飲み込まれた優は行方不明となる。アーカム上層部は御神苗優が殉職したと判断。失意に暮れるジャン。
    その半年後、ある遺跡で超古代文明人が封印された透明な水晶が発掘される。封印されていたのは司祭の衣装を纏い、ふくらはぎまである艶やかな長い黒髪をたたえた仮面をつけた痩せた少年。その腕にはアーカムの誇るドクター・メイゼルが作り上げた超高硬度オリハルコンナイフが抱かれていた。どんなセンサーにも反応しないが、目視で『御神苗優』が使用していたナイフであると確認される。その水晶には「金の立て髪持つ妖精よ、この気高き魂を持つ者を求めよ」というプレートがあった。一縷の望みを抱きながら水晶に触れるジャン。卵の割れるような音が続き、水晶が光となって消え失せ、司祭の衣装を纏った少年が落ちてくる。抱き留めるジャン。その衝撃で仮面が音を立てて落ち、顔が顕になる。その顔は確かに殉職したはずの御神苗優だった。
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